高校デビュー1〜14(河原和音)
河原さんの「青空エール」が非常に面白いので、その前に連載していた「高校デビュー」も読んでみました。
まー、本当は女子中高生がときめきながら読むもんなんでしょうが、気になるんだから仕方ない。

連載時期:2003年〜2008年(それ以後も番外編あり)
既刊単行本:1〜14(文庫版8巻まで)

<あらすじ>
中学時代は部活一筋の少女・晴菜が、高校では恋愛に打ち込むべく努力するも結果はさっぱり。
たまたま街で会った、モテのわかる男子・ヨウにコーチを依頼することに。
ヨウは「俺に惚れるな」という条件でコーチを引き受けるのだが。

結論から言うと名作です。
例えば知り合いや親戚の女の子に「面白い漫画がない?」と聞かれたら、私はこれを薦めると思う。

<理由1>
何事にも全力で取り組む主人公に好感が持てる。「青空エール」もそうですが、キャラクターが前向きなのがいい。
やっぱり漫画は読んで明日も頑張ろう、という気持ちになるのが一番です。
鬱展開の漫画も好きですけどね。

<理由2>
パンチのあるギャグ。例えば
「コーラとオレンジジュースとウーロン茶を混ぜて飲んだら気持ち悪いだろう!」
「ライバルが現れたり 遠恋になったり 実は血がつながっていることがわかったり するかな!」「そーいうことじゃないだろう」
「小宮山ヨウを送る会 会場←」
あとは「一泊旅行する」ときいた後のリアクション。

<理由3>
際どいシーンがないところ。
やることが愛の証明みたいな作品がある中で(こんな書き方するようじゃおじさんだな)、キス一つでときめく登場人物が実に爽快。
さすがに14巻では「もう一線越えてもいいじゃん……」という気になったが。掲載誌的にダメなのか。

番外編もときどき描かれている作品。
大学社会人結婚子育てといくらでも「××デビュー」で続けられそうな気がするし、読んでみたいと思います。

あとはキャラ雑感。

<長嶋晴菜>
第1回、ソフトボールのシーンではどう見ても「右投げ右打ち」なのだが、その後何事もなかったかのように「左投げ左打ち」になっている。
ペンを持つのも左打ち。ご両親は矯正しなかったんですね。
2年春時点で、左は握力50キロ超の怪物。このページによると17才の女子の平均握力は27なので、約2倍あることに。
本気のアイアンクロー食らった店長が気の毒。

<小宮山ヨウ>
見た目がもろに「青空エール」の水島に受け継がれているなと。
中性っぽい言葉遣いも似てますね。
ツッコミにキレがある。そう、「青空エール」にはこのツッコミ役がいない。つばさも山田も真面目だからね。

<小宮山麻美>
2巻の展開を見て、女性読者から人気はないだろうなと思った。
でも田村と継続してつき合っているので帳消し。

<田村史也>
顔の造作と、女子が勘違いするくらい優しいところが山田に似ている。
果たして、麻美をセレブな奥様にできるのだろうか。

<朝丘唯>
序盤から登場しているのに、なんと最終回でフルネーム判明。
登場人物の名前がはっきりしないのは昔からなんですね。
| 漫画・本::その他の河原和音作品 | 09:03 | comments (2) | trackback (0) |
コメント
>美晴さん
真巳さんと朝丘くん、たしかに面白そうです。
一方で、なんか嫌だという気持ちもあり。

グループ間のみでカップル成立するのがいかにも漫画っぽくて嫌なのと、
誰もかれも恋愛しなきゃいかんの?
それは押し付けじゃないの? と思いまして。

だから、2人の付き合いを描かなかったのはいい塩梅でした。

ココハナでのスピンオフ、私は青空エールの杉村先生を読んでみたいです。
まずないと思いますが。
| 惣一郎 | EMAIL | URL | 17/10/31 11:56 | Y945Kht2 |
河原男子の項目も読みました。

高校デビュー朝丘くんver.みたいな素敵な彼氏を楽しく読んでいる現在ですが、
朝丘君と真巳さんの並びは私も中々好きでした。

遠恋デビューよりこの二人のその後を読みたい・・・
ええ、割とよく聞く意見です。

真巳さんは、確か修学旅行のあたりで「私も恋したい」ってなるんでしたっけ?この辺はあまり読んでません。
・・・ほんとかなぁって思ったんですが。

私は、仲も雰囲気もそれなりにいいこの二人が
付き合うきっかけというのが、いまいち、見えなくて。

「目を見て反応で分かる」とエリハ様がガールズトークで豪語していましたが、この二人、分かったうえでの敢えてのスルースキルが高そうなんですよね、何となく。

別にトラウマがあるわけでもないけれど、
そんなに恋愛したいわけでもない、という人を、
その気にさせるのは難しい。

別マより花ゆめ派という高校女子は、
いつの時代にも一定数いるものです。
(関係ない)

何が言いたいかと言いますと、
ラッキーガールも安定して面白かったですが
ココハナでは真巳さんのその後を読みたかった、と(笑)

社内という逃げようのない人間関係の中で
わっかりやすい後輩男子の
アプローチを受けてるのか尻拭いをさせられてるのか
よく分からないラブコメとか、読んでみたいですね(笑)
| 美晴 | EMAIL | URL | 17/10/29 16:19 | .nBplGFg |
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