プログラマが主に少女漫画を語る

表紙＆巻頭カラーは「センチメンタル キス」。


マーガレット2022年16号

「メイちゃんの執事ＤＸ」
は、お休み。

これまでの感想は
⇒漫画・本 マーガレット

◎作品感想
◆センチメンタル キス
小森みっこ
お母さんがわかりやすいぐらいダメ。
ダメです。
子どもが自信を持てないまま世に出ることになるね。

私の母親も教師で、若干押し付けがましい言動はあったけどね。

今回は、お母さんをわかりやすい悪役にしてしまいましたね。

◆はやくしたいふたり
日下あき
ユーリ、慶一郎祖父のいる葛城家第1邸に殴り込み。
ユーリは基本困ったら正面突破ですね。
清々しい。

慶一郎父、「気がついたら総理大臣」ってそれは無理がないか。
慶一郎祖父の付き人時代とか、国会議員時代もあると思うけど。

◆特別ふろく「NANA ver.マーガレット」
矢沢あい展開催記念 集英社少女まんが誌6誌連合
クリアファイル「NANA ver.マーガレット」

◆ふたり、ことごと、はればれ
花松あやか
読みきり

女子の友情もの。
マーガの読みきりのテーマとしては非常に珍しい。
「百合」というワードが出てくるのも極めて稀だと思う。

幼なじみで学校がかわってもベッタリの友人に
辟易していた主人公は、
男子を紹介して彼女と離れることを考えるが、という話。

友人が、主人公の前では美少女なのに、
それ以外の人の前では顔が激変する。
人を選ぶギャグタッチだと思うけど、面白かった。

◆トキメキは10円から
横川そよぎ
読みきり

10円を貸したことで男の子と知り合った話。
男女ともやわらかい絵柄で、
可愛さが出てます。

「手にメモする」というのを
後半繰り返してるのもいい。

◆ふたりで恋をする理由
ひろちひろ
デート後編。

うらら、くまのぬいぐるみに嫉妬してしまう。
美園くんいちいちイケメンすぎるのよ。

帰りの電車ではお約束の密着です。
男子高校生って正直汗臭いと思うのですが、
たぶん少女漫画の男子はシトラスの香りを分泌できるのでしょう。

◆ピンクとハバネロ
里中実華
麦、見開きで告白しました。
黒瀬はどうする。

◆あにまる荘２０２
森月あめ
こっくりさん編。
私が子どもの頃もごく一部で流行ってましたが、
今の学生さんもやるんでしょうか。

◆たいがー&どらごん
～幼馴染３人のおたわむれ日和～
ほしの瑞希
虎、マンションのベランダの5階へ忍び込むという離れ業。
雨どいをつたってきたんでしょうか。
犯罪です。

やってることはぶっ飛んでるけど、
このみに言ってることは理性的というか……ギャップかな。

◆圏外バケーション
ゆず未来
寝起きで胸揉まれるヒロイン。
寝ぼけて揉んでるヒーロー。
いかにマーガとはいえいいのかコレ。

「夏休みだけ祖母宅に居候」という構成的に、
短くまとめる予定なのかも。
とにかくテンポが早いです。

◆黒婚－ブラマリ－
藍川さき
パパラッチが自宅まで押しかける。
いつかはこうなるよね。

◆そんなことより今すぐあそぼ！
雨花深衣
すずは困った人を見過ごせない。
素晴らしいことなんだけど、
1人でできる事は限られますからね。

◆恋々こい
しちみ
ヒーローは巨大迷路の壁をジャンプするものである。

◆円谷さん家
あだち
途中から瞳を描いてないので楽そゲフンゲフン。

◆全力警察24時！
まあやん
花火大会警備編。
大砲に入って飛ぶのはロマン。

◆神推し！ イケメンソウ
川又宙子
「推しのゲロ処理は苦じゃないので」
以前にやったことあるのかな。

◆泉条と水野が行くドタバタ探偵事務所
(読者投稿コーナー)
SNSでの告白はアリか、ナシか。
アリでしょう。
そういう時代だと思います。


◎次号
表紙＆巻頭カラー
「ふたりで恋をする理由」

カラー
「ピンクとハバネロ」

新連載ギャグ
「月と太陽のラブゲーム」
めもこ

読みきり
「とろぴかるっ！」
細堀ゆかり
「マーブリング・サマー」
紅雨ぐみ

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