2021,11,03, Wednesday
表紙&巻頭カラーは「ながたんと青と-いちかの料理帖-」。
Kiss(キス)2021年12月号
隔月連載の「涙雨とセレナーデ」、
今月号より4号連続掲載!!
めでてえ!!
おら、河内先生の読者として精一杯読ませてもらうだよ
(おタカさん風)。
これまでの感想は
⇒漫画・本 Kiss(キス)
◎作品感想
◆ながたんと青と-いちかの料理帖-/磯谷友紀
ブローチに手作りの卵焼きケーキ。
いち日の誕生日、色々準備してくれた周(あまね)の態度に、
ついにいち日は……。
「もうそろそろ誤魔化すの難しくなってきた」
ここまで来ましたね。
となると、次は子作りですね。
oftnですね。
(毎度すいません)
◆七つ屋 志のぶの宝石匣/二ノ宮知子
スヌーカー=ビリヤードの一形態
スヌーピーではない。
◆カカフカカ/石田拓実
特別ショート読み切り
文学賞の祝賀会に出席する本行と亜希。
相変わらず名前のない関係を続ける2人ですが、
ようやく彼氏彼女に。
2月号に新作読み切り掲載予定です。
◆おいおいピータン!!/伊藤理佐
人生いろいろ、PTAのメンバーもいろいろ。
◆幸子、生きてます/柘植文
幸子、美容院でクローゼットオーガナイザーに荒れる。
現代の情報の多さによる疲れを風刺した回。
たぶん。
◆ハマる男に蹴りたい女/天沢アキ
いつかに振り回される西島。
罪な人だな。
◆サギ、欲情に鳴く/奈良原せつ
目の描かれてないお母さんのシーンが怖い。
◆神は細部に宿るのよ/久世番子
最終回
いつも「いま着る服がない」
そういうものらしいです。
◆涙雨とセレナーデ/河内遙
菊之進、孝章様の母・おタカについて語る。
全部じゃないにしても、かなり話してくれました。
これまでの情報と合わせると、
おタカさんの経歴は以下の通り
東北で生まれる
↓
12歳
身売りされ、海外の女郎屋へ売られる途中
上海行きの船の上で本郷章尚と会う
章尚は水揚げ(娼婦として働く前の初めての相手)をする予定だったが、
あまりにおタカが幼いので断念
↓
章尚はおタカの身請け金を払う
2人は上海で一時共に生活
↓
14歳
郷里に帰国し、出産
子どもは本郷家に取り上げられる
↓
数年後
飢饉で再び身売りされ、オルブライト邸の女中兼・オルブライトの愛人に
ノア・早苗の数少ない友人となる
↓
オルブライトの人身売買に協力する生活を続け、憔悴
↓
オルブライト邸から脱出しようとするも失敗
片足を失う大けがを負う
↓
退院後、本郷の別邸に引き取られる
息子の孝章とともに生活
↓
孝章が本郷の別邸を出た数年後、
流行り病で死亡
亡くなったのは30前後でしょうか。
幸せな時期がほとんどなさそう(´;ω;`)
身寄りのない女性が生きていくには
娼婦として働かねばならない事もあったと。
それにしても、
菊は自分が乳幼児の頃の話までずいぶん詳しいね。
「からんくにゆき(唐ん国行き)」というワードでググってもヒットしないけど、
「からゆきさん」という言葉はありました。
アジアに出稼ぎに行った女性をそう呼んだそうです。
下記のような、壮絶な体験をしていた女性も。
「1日で49人の相手を…」 過酷な労働、波乱の人生赤裸々に 「からゆきさん」肉声テープ発見
1日で49人って……。
前戯もろくにないよね。
体か心のどっちかを壊しそう。
ただ、「からゆきさん」が総じて性産業に就いていたわけでない、
とする研究もある。
からゆきさん研究30年、集大成の新冊子
この辺はマンガと関係ないので、
ここまでにしましょう。
他に印象的なのは、
「菊之進を抱きしめないヒナ」ですね。
孝章様とそれ以外の男性で、
対応をきっちり線引きしている。
現代の女子高生の割にしっかりしてます。
フツーの漫画なら、
ヒナは孝章様と菊之進の間で揺れてもおかしくないんだけど。
今回の突っ込みポイント。
「陽菜は 俺には 美しすぎる」
そう独白して涙を流す孝章様も、
ぶっちぎりの美形である。
◆わたしのお嫁くん/柴なつみ
イブの山本くんの告白。
はやみんの性格だからうやむやになるかと思ったら、
ちゃんと「好き」って返事ありました。
まあ、長期間同居する男だから好きに決まってる。
そしてカップルになった翌朝、
「いってらっしゃいのキスは?」
それにしてもこの山本、ノリノリである。
古賀さん、とぼけながらいい味出してる。
「山本くんなら大丈夫よ
もしふられてルームシェア解消になったとしても
俺の家でみそしる作ってもらうけん
具は豆腐とタマネギがよか!」
そういうのもニーズありそう。
「きのう何食べた?」的な。
◆おとなになっても/志村貴子
元・姑さんの差し金で、再会する綾乃と朱里。
「こいいじ」もそうですが、
志村先生は恋をひきずる大人をよく描きますね。
◆同居人はねこの根古さん/青化
√寿司シャツの話。
長身のイケメンは、どんなダサい格好でもサマになりますよ。
◆兄弟犬/ともえ
あおり運転ならぬ、あおり散歩。
◆ポンコツ警察官は私に夢中/上野はる菜
女性にスマートに包帯を巻ける男。
絶っっっっ対女慣れしてる。
◆僕らが恋をしたのは/オノ・ナツメ
「xxさんだけとの秘密」
男はこういうのに弱いんだ。
お嬢、悪い人。
◆けむたい姉とずるい妹/ばったん
トビラ絵、見ようによっては「入ってる」ようにも見える。
しかも駅弁やこれ。
エロいです。
トビラ絵のエロさで、本編が頭に入りません。
というのは嘘で、
1ぺージまるまる使ったキスシーンがこれまたエロい。
◆やんごとなき一族/こやまゆかり
生まれたのが娘とわかった途端、
手のひら返しのお義父さん。
昭和か。
◆古オタクの恋わずらい/ニコ・ニコルソン
同人誌を作ろう、の回。
昔は印刷所ではなく、コンビニのコピー機で作っていたらしい。
リナ=インバースのコスプレする母ちゃん。
竜破斬(ドラグ・スレイブ)の呪文を暗誦するオタク達。
90年代の「スレイヤーズ」の影響力よ。
◆神様を殺す子供たち/小宮みほ子
漫画アプリPalcyから出張掲載。
さらっと読みましたが、母娘の確執を描いた作品のようです。
髪の毛についた「ザラザラしたもの」は
フェラした時に飛び散った精液ですね。
◎次号
表紙&巻頭カラー
「わたしのお嫁くん」
センターカラー
「七つ屋 志のぶの宝石匣」
「アレンとドラン」
Kiss創刊30周年×BE:FIRSTコラボ
Kissの男性キャラクターとBE:FIRSTのメンバーのピンナップ付き
「BE:FIRST」は、11/3にメジャーデビューしたボーイズグループ。
私には全然わかりませんが、すでにすごい人気らしい。
Kiss(キス)2021年12月号
隔月連載の「涙雨とセレナーデ」、
今月号より4号連続掲載!!
めでてえ!!
おら、河内先生の読者として精一杯読ませてもらうだよ
(おタカさん風)。
これまでの感想は
⇒漫画・本 Kiss(キス)
◎作品感想
◆ながたんと青と-いちかの料理帖-/磯谷友紀
ブローチに手作りの卵焼きケーキ。
いち日の誕生日、色々準備してくれた周(あまね)の態度に、
ついにいち日は……。
「もうそろそろ誤魔化すの難しくなってきた」
ここまで来ましたね。
となると、次は子作りですね。
oftnですね。
(毎度すいません)
◆七つ屋 志のぶの宝石匣/二ノ宮知子
スヌーカー=ビリヤードの一形態
スヌーピーではない。
◆カカフカカ/石田拓実
特別ショート読み切り
文学賞の祝賀会に出席する本行と亜希。
相変わらず名前のない関係を続ける2人ですが、
ようやく彼氏彼女に。
2月号に新作読み切り掲載予定です。
◆おいおいピータン!!/伊藤理佐
人生いろいろ、PTAのメンバーもいろいろ。
◆幸子、生きてます/柘植文
幸子、美容院でクローゼットオーガナイザーに荒れる。
現代の情報の多さによる疲れを風刺した回。
たぶん。
◆ハマる男に蹴りたい女/天沢アキ
いつかに振り回される西島。
罪な人だな。
◆サギ、欲情に鳴く/奈良原せつ
目の描かれてないお母さんのシーンが怖い。
◆神は細部に宿るのよ/久世番子
最終回
いつも「いま着る服がない」
そういうものらしいです。
◆涙雨とセレナーデ/河内遙
菊之進、孝章様の母・おタカについて語る。
全部じゃないにしても、かなり話してくれました。
これまでの情報と合わせると、
おタカさんの経歴は以下の通り
東北で生まれる
↓
12歳
身売りされ、海外の女郎屋へ売られる途中
上海行きの船の上で本郷章尚と会う
章尚は水揚げ(娼婦として働く前の初めての相手)をする予定だったが、
あまりにおタカが幼いので断念
↓
章尚はおタカの身請け金を払う
2人は上海で一時共に生活
↓
14歳
郷里に帰国し、出産
子どもは本郷家に取り上げられる
↓
数年後
飢饉で再び身売りされ、オルブライト邸の女中兼・オルブライトの愛人に
ノア・早苗の数少ない友人となる
↓
オルブライトの人身売買に協力する生活を続け、憔悴
↓
オルブライト邸から脱出しようとするも失敗
片足を失う大けがを負う
↓
退院後、本郷の別邸に引き取られる
息子の孝章とともに生活
↓
孝章が本郷の別邸を出た数年後、
流行り病で死亡
亡くなったのは30前後でしょうか。
幸せな時期がほとんどなさそう(´;ω;`)
身寄りのない女性が生きていくには
娼婦として働かねばならない事もあったと。
それにしても、
菊は自分が乳幼児の頃の話までずいぶん詳しいね。
「からんくにゆき(唐ん国行き)」というワードでググってもヒットしないけど、
「からゆきさん」という言葉はありました。
アジアに出稼ぎに行った女性をそう呼んだそうです。
下記のような、壮絶な体験をしていた女性も。
「1日で49人の相手を…」 過酷な労働、波乱の人生赤裸々に 「からゆきさん」肉声テープ発見
1日で49人って……。
前戯もろくにないよね。
体か心のどっちかを壊しそう。
ただ、「からゆきさん」が総じて性産業に就いていたわけでない、
とする研究もある。
からゆきさん研究30年、集大成の新冊子
この辺はマンガと関係ないので、
ここまでにしましょう。
他に印象的なのは、
「菊之進を抱きしめないヒナ」ですね。
孝章様とそれ以外の男性で、
対応をきっちり線引きしている。
現代の女子高生の割にしっかりしてます。
フツーの漫画なら、
ヒナは孝章様と菊之進の間で揺れてもおかしくないんだけど。
今回の突っ込みポイント。
「陽菜は 俺には 美しすぎる」
そう独白して涙を流す孝章様も、
ぶっちぎりの美形である。
◆わたしのお嫁くん/柴なつみ
イブの山本くんの告白。
はやみんの性格だからうやむやになるかと思ったら、
ちゃんと「好き」って返事ありました。
まあ、長期間同居する男だから好きに決まってる。
そしてカップルになった翌朝、
「いってらっしゃいのキスは?」
それにしてもこの山本、ノリノリである。
古賀さん、とぼけながらいい味出してる。
「山本くんなら大丈夫よ
もしふられてルームシェア解消になったとしても
俺の家でみそしる作ってもらうけん
具は豆腐とタマネギがよか!」
そういうのもニーズありそう。
「きのう何食べた?」的な。
◆おとなになっても/志村貴子
元・姑さんの差し金で、再会する綾乃と朱里。
「こいいじ」もそうですが、
志村先生は恋をひきずる大人をよく描きますね。
◆同居人はねこの根古さん/青化
√寿司シャツの話。
長身のイケメンは、どんなダサい格好でもサマになりますよ。
◆兄弟犬/ともえ
あおり運転ならぬ、あおり散歩。
◆ポンコツ警察官は私に夢中/上野はる菜
女性にスマートに包帯を巻ける男。
絶っっっっ対女慣れしてる。
◆僕らが恋をしたのは/オノ・ナツメ
「xxさんだけとの秘密」
男はこういうのに弱いんだ。
お嬢、悪い人。
◆けむたい姉とずるい妹/ばったん
トビラ絵、見ようによっては「入ってる」ようにも見える。
しかも駅弁やこれ。
エロいです。
トビラ絵のエロさで、本編が頭に入りません。
というのは嘘で、
1ぺージまるまる使ったキスシーンがこれまたエロい。
◆やんごとなき一族/こやまゆかり
生まれたのが娘とわかった途端、
手のひら返しのお義父さん。
昭和か。
◆古オタクの恋わずらい/ニコ・ニコルソン
同人誌を作ろう、の回。
昔は印刷所ではなく、コンビニのコピー機で作っていたらしい。
リナ=インバースのコスプレする母ちゃん。
竜破斬(ドラグ・スレイブ)の呪文を暗誦するオタク達。
90年代の「スレイヤーズ」の影響力よ。
◆神様を殺す子供たち/小宮みほ子
漫画アプリPalcyから出張掲載。
さらっと読みましたが、母娘の確執を描いた作品のようです。
髪の毛についた「ザラザラしたもの」は
フェラした時に飛び散った精液ですね。
◎次号
表紙&巻頭カラー
「わたしのお嫁くん」
センターカラー
「七つ屋 志のぶの宝石匣」
「アレンとドラン」
Kiss創刊30周年×BE:FIRSTコラボ
Kissの男性キャラクターとBE:FIRSTのメンバーのピンナップ付き
「BE:FIRST」は、11/3にメジャーデビューしたボーイズグループ。
私には全然わかりませんが、すでにすごい人気らしい。
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