FEEL YOUNG(フィールヤング)2020年8月号感想
表紙は「女の園の星」。
巻頭カラーは「ゴールデンラズベリー」。


FEEL YOUNG(フィールヤング)2020年8月号


「はじこい」の持田先生が、
新連載をひっさげてフィールヤングに殴り込み。

河内先生も戻ってきて、
ますますフィーヤンがパワーアップするぜ。

これまでの感想は
漫画・本 FEEL YOUNG(フィール・ヤング)

◎作品感想
◆持田あき『ゴールデンラズベリー』
主役は、一見イケてる芸能マネージャー、
実態は何をやっても長続きしない青年。

8年で24回転職て。
1つあたり3か月しかもたなかった計算だぞ。

そんな青年が「原石」を見つけ、物語が始まります。

持田先生らしく、下ネタに笑わせつつ、
うまくいかない人生にしんみりさせつつ、
前向きなパワーに満ちた第1回。
最高ですね。

残念なイケメンとタフで格好いい美女の組み合わせ、
いいと思います。

女社長のセリフ回し、はじこいの美和姐さんを思い出します。
フィーヤンとはいえ「チンカス」ってワードは滅多にないぞ。
しかし女社長、チンカス(恥垢)って意味わかってんのかなあ(^-^;

以下、知ってる人と下ネタが嫌いな人は飛ばしてください。












































男のチンチンの先端は皮に包まれてますが、
その状態だと、皮とチンチンの間に垢が溜まりやすい。
だから、どこかのタイミングで皮を剥くか、手術で切るかします。
包茎手術ですね。

その直後はしばらく痛いけど、そのうち慣れます。
幼児のうちにやっておいた方がいいかどうかは、
何とも言えない。
「オトナのチンコ」って、小学校でからかわれる事もあるし。

◆じゃんぽ~る西『わんぱく日仏ファミリー! おとうさん、いっしょに遊ぼ』
絵本の話もいいんだけど、
COVID-19やBlack Lives Matterについて、
西先生とカレンさんの思うところ聞きたいなあ。
どっちも軽々しく扱えないテーマですけど。

◆長田亜弓『やわ男とカタ子』
きよ香は書店員さんだった。

細谷さんの奥さん、感じ悪いですが、
それだけ夫婦間が冷え切ってるのでしょう。
口をきくだけマシなのか?
(野原広子「妻が口をきいてくれません」、最近読んだ)

「ほっておけ」という小柳さんのアドバイスも空しく、
藤子と久美は、なんか強そうな格好で、
きよ香のデート先の牧場へ向かう。

モモさん、「元カレ」ってことは男なんだ。

◆河内遙『ムサシノ輪舞曲』
河内先生の新連載は、登場人物が多い。

武蔵原環……モダンバレエ教室の講師の女性。キツめ。両親は交通事故で故人
武蔵原文太……環の年子の弟。女にフられて実家に戻ってきた
阿川龍平……武蔵原家の隣に住む青年。環にずっと片思い
毬奈……バツイチ。北海道から戻ってきた
レンジ……毬奈の息子。4歳
衣笠……文太の同僚

群像劇なのかもしれない。

龍平が語り手です。
切ない恋をしちゃってます。
環さんとは10歳差ぐらいでしょうか。

衣笠がめちゃくそ怪しそうです。

来月号の予告にはないので、おそらく隔月。
Kissの「涙雨とセレナーデ」と並行しての連載でしょうか。

◆町麻衣『アヤメくんののんびり肉食日誌』
桐生先輩の知り合い・アレックスは
学もありユーモアもある、イケメン経営者だった。

「フォーブスッ」

つまり、フツーに張り合ってもダメそう(^-^;

で、アレックス君の兄が、桐生先輩の元夫?
つまり、アレックスは桐生先輩の元義理の弟?
で、アレックスは桐生先輩が昔から好き。

これは、三角関係の予感がプンプンしますね。

前回のヒキの「アカチャン」は、
アレックス君が飼ってて、
桐生先輩が飼い方を教えた魚のことだった。

◆和山やま『女の園の星』
表紙に沢山の星先生がいますが、
私は最下段真ん中の「星 苦笑い彦」(仮称)が好きです。

卒アルの写真からクワガタ、
さらにSNSでのバズりにつなげるハイセンスっぷり。

星先生がインターネットで見てた
怪しげな「調査してみた」「検索してみた」サイト、確かにある。
ああいうのが検索の上位に来るの、
時間のムダなんでやめて欲しい。

小林先生が意外に(失礼)世話焼きだった。

星先生の飲み友達でもある小林先生、
2人の関係っていったい。

◆ばったん『終電なくなっちゃった』
恋と性がテーマのオムニバス。

1話目の主役は、とりあえずセックスしてみたいBL好きの女性。
クラブで知り合った男とワンナイトラブに挑みますが……。

近くにいい相手がいるのに気づかない、
という少女漫画あるある話。

◆ためこう『ジェンダーレス男子に愛されています。』
美少年は仲良くしてるだけでよい、
ストーリーなどいらない。

男性向けエロ漫画に置き換えると、わからなくもない。
要するに、セックスしてるシーンが読みたいだけだから。
キャラの背景とかセックスに持ち込むまでは、正直どうでもよろしい。

◆ma2『私たちが恋する理由』
指導係の女性社員を、指導されてる新人の男がなぜか下の名前で呼んでいる。
同姓の社員が他にいるから?

◆有生青春『婚姻届に判を捺しただけですが』
つきまとう百瀬さん、嫌がる明葉。

離婚してから3年経過して、
展開が急なので、そのへんもう少し詳しく描いて欲しいですね。

たぶん、5巻に離婚するまでを入れたくて詰め込み気味のため、
唐突に感じるのだと思う。
メガネの男とその息子も、まだよくわからん。

それにしても百瀬さん、
すっかり未練タラタラのダメ男になっちゃって(´;ω;`)

百瀬の兄夫婦、待望のお子さんを授かる。
3年以上だから、長かったことでしょう。

◆芥文絵『転がる女と恋の沼』
アイドルのDVDで、ストーカー女を平和的に撃退する話。
撃退するというか、新たな沼に突き落とすというか。

アイドルはいるだけで世界を幸せにしてくれる、らしい。
正直わからん。

紺の「楽しいんですか? 付き合えるわけでもないのに」
私もそう思う。
いくら入れ込んでも追っかけても、
アイドルは他のイイ女とよろしくやってるわけですし。

勿論、口に出したりしないけど。

◆秀良子『あさっての皮算用』
運命共同体の男女3人が、一つ屋根の下で暮らす。
ゴミ捨てできない男か。
ストレスが溜まりそう。

◆大川ぶくぶ『大川ぶくぶのお日記させていただく。』
お出かけできないので、ぶくぶ先生の一日。

自宅とは別に作業場があるらしい。
2部屋借りるって、物件によるけど贅沢ですね。

そして5時半起床、23時就寝と
漫画家にしては(失礼)規則正しい。

◆池辺葵『ブランチライン』
「服を買うのに罪悪感」とは?
貧しい家庭だったということかな。

◆かわかみじゅんこ『中学聖日記』
聖先生、子星町に戻ってくる。
補修校の講師? として。

どうなる、るなちと黒岩。

以下、Wikipediaより抜粋。
補習授業校(ほしゅうじゅぎょうこう 略称 補習校)は、
普段の学校教育ではカバーしきれない内容を、特定の日に補習授業として行う学校。


◆くらっぺ『はぐちさん』
夜の散歩の話。
路上に寝転んでるおじさん、駅周辺で見かけます。

◆西村しのぶ『下山手ドレス別室』
自粛生活で太り、キツくなった服をどうするか、
という話。


◎次号
表紙
「後ハッピーマニア」

巻頭カラー
「違国日記」

新連載
「吉祥寺少年歌劇」
町田粥

「無抵抗主義(後編)」
乃原美隆
| 漫画・本::FEEL YOUNG(フィール・ヤング) | 23:26 | comments (0) | trackback (0) |
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