2018,05,03, Thursday
アシガール、表紙&巻頭カラーにござりまする。
梅雨の若君と唯です。
本編+番外編と大ボリュームで、森本先生お見事にござります。
Cocohana(ココハナ) 2018年 06 月号 [雑誌]
アシガールが佳境ですが、
もし終わったら、ココハナのカンバン漫画って何になるんだろう、
というのが気になる。
余計なお世話もいいところですが。
これまでの感想は
⇒漫画・本 ココハナ
◎作品感想
◆森本梢子[アシガール]
相賀「あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
『忠清は 旅芸人一座の女と逃げていたと
思ったら 月に上って消えていた』
な… 何を言っているのか わからねーと思うが(ry」
今回の話は要するに
「宴の余興のどさくさ紛れに若君を連れ出して、タイムマシンでトンズラ」。
文章にするとただそれだけですが、
マンガにすると、とてもおかしい。
特に
「なかなか凝った趣向にござりまするな」
「逃げたのじゃ! 追え!」
の間。
唯と若君が2人で現代に戻るのは初めて。
これで大団円なのか、ひとひねりあるのか。
羽木家は成之が継ぐから、OKなのだろうか。
時々タイムマシンで様子を見に行くのだろうか。里帰りするみたいに。
◆森本梢子[アシガール 番外編]
主役は天野信近。
小平太のパパ、天野のじじい(信茂)の息子です。
彼がいかにおふくろ様を口説き落としたか、という話です。
1.外堀を埋める=村にそれとなく噂を流す
2.馬を射る=三之助と孫四郎を手なずける
3.押して引く=わざと顔を見せない
4.情に訴える
5.チームワーク
勉強になります!
それにしても、癒しのイケメンを求めて読まれてるココハナで、
やもめのおっさん、しかもチョンマゲを主役にするのがすごい。
「くれぐれも堅固での」
(堅固=すこやか、丈夫の意)
言葉づかいもちゃんと古めかしくしてるのが、森本先生のいいところです。
若君だけは現代に近いイケメンだけど、他はちゃんと時代劇っぽくしてるので、
歴史にうるさい人でも萎えずに読めると思う。
◆吉住 渉[ママレード・ボーイ little]
「個人情報だから言えない」
中学生がこんなセリフを言うとは、世知辛い世の中だ。
◆芦原妃名子[Bread&Butter ブレッドアンドバター]
男だけの仕事場に若い女性なんて、
トラブルにしかならんと思いますね。
◆田島みみ[カレ、拾いました]
一人暮らしのOLが、イケメン大学生を拾って泊める話。
まあ、ファンタジーですね!
これ、男女逆転したら、仕事に疲れたリーマンと寝る場所がない女子大生。
性犯罪臭しかしねえなと思いました。
そんなみみっちいことを気にしてはいけない。
◆いくえみ綾[G線上のあなたと私]
最終回。
いくえみ先生らしい、日常と地続きの終わりでした。
也映子と理人が温泉宿で一泊、というのは充分イベントではあるけど。
理人が化粧について詮索してますが……
也映子さんが、それだけこぺこぺに塗ってたんでしょうかね(失礼だな)。
それはさておき、
・覗かさる羞恥心
・ちがうしょやー
北海道弁の勉強になります。
北河さんのお義母さんは、相変わらず偉そうでした。
人間、入院した程度で丸くなるものではないのです。
いくえみ先生の、そういうどこか冷めた視点が好き。
先生、他誌でも連載をたたんでますね。
活動を縮小していくのか、またしれっと新連載するのか。
◆高梨みつば[スミカスミレ 番外編]
真白くんの話です。
きょうび教師は楽じゃないです。
「ほどほど」で妥協するスタイルの人がいても、やむを得ないと思う。
◆東村アキコ[美食探偵 明智五郎 番外編]
小五郎の弟はワンコ系大学生。イケメン。
おにぎりの弁当でも充分だと思う。贅沢を言ってはいけない……。
8月号から、東村先生の新シリーズ開始。
ココハナのカンフル剤になるような、
でたらめなパワーのあるのを期待したいです。
◆蜜野まこと[お迎え渋谷くん]
冒頭のドラマはその……アッチ系ですかね?
新連載の2回目。
それなりにヒネリがあって面白いと思う。
人気俳優がただの一保育士(ヒロイン)に肩入れする理由は
今のところ見いだせないんだけど、
そんなのは後からついてくるので、頑張ってほしいです。
◆五郎丸えみ[はらペコとスパイス~たまこキッチンへようこそ~]
最終回。
味噌汁は滋養がある。
毎回ちょっとしたウンチクが良かったのですが、残念です。
◆槇村さとる[モーメント 永遠の一瞬]
嫌がらせの画鋲とは古典的な……。
◆美森青[彼と恋なんて]
彼氏のSNSチェックですか……ちょっと重いな。
◆榛野なな恵[Papa told me]
私も、子ども部屋は狭くても個室派。
だって○慰できないじゃないですか(おい!)。
◆田村由美[イロメン -十人十色-]
短いけど、セリフに含蓄があって面白いです。
そしてNHKの朝ドラ「半分、青い」の宣伝までしちゃう。
◆西村しのぶ[砂とアイリス]
「中で抱いて」
真っ昼間からそんなセリフを……。
◆シタラマサコ[婚活大陸]
「婚活などで、初対面の女性の名前がとっさに出てこなかったら、
『ヒメ』と呼んでください」
これは、実際に教えられたことがある。
とても恥ずかしくて言えたものではありませんが。
そんなの呼び方が似合う男は若君くらいですよ……。
◆武田愛子[ほなみ店長は働かない]
「アマゾンのお急ぎ便使えや」
私もそう思う。
書店はなんとなくぶらつきながら本を物色するところでして、
スピードは求めるものじゃない。
◆朝倉世界一[俺輪 おれりん]
川越オリンピックデーラン。
2.7kmは運動してない人にはキツイですね。
◆くらもちふさこ[とことこクエスト]
浅草のカフェ「天国」。メモしとこう。
◆たかはしみき[うち旅]
レトワブールの「おいしい食パン」。
◆てらいまき[京都おとめがたり]
糺(ただす)の森みたいなのが、東京にもあるといいんだけど。
どこも有料です。仕方ない。
◎次号
読み切りに、あいだ夏波先生の「初恋ストーカー」。
マーガレットで長年活躍されてた方です。
スイッチガールなど、パワフルな作風の印象ですが、
ココハナではどうでしょうか。
他、
武田愛子先生の短期集中連載、
小畑友紀先生の前後編読み切り。
梅雨の若君と唯です。
本編+番外編と大ボリュームで、森本先生お見事にござります。
Cocohana(ココハナ) 2018年 06 月号 [雑誌]
アシガールが佳境ですが、
もし終わったら、ココハナのカンバン漫画って何になるんだろう、
というのが気になる。
余計なお世話もいいところですが。
これまでの感想は
⇒漫画・本 ココハナ
◎作品感想
◆森本梢子[アシガール]
相賀「あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
『忠清は 旅芸人一座の女と逃げていたと
思ったら 月に上って消えていた』
な… 何を言っているのか わからねーと思うが(ry」
今回の話は要するに
「宴の余興のどさくさ紛れに若君を連れ出して、タイムマシンでトンズラ」。
文章にするとただそれだけですが、
マンガにすると、とてもおかしい。
特に
「なかなか凝った趣向にござりまするな」
「逃げたのじゃ! 追え!」
の間。
唯と若君が2人で現代に戻るのは初めて。
これで大団円なのか、ひとひねりあるのか。
羽木家は成之が継ぐから、OKなのだろうか。
時々タイムマシンで様子を見に行くのだろうか。里帰りするみたいに。
◆森本梢子[アシガール 番外編]
主役は天野信近。
小平太のパパ、天野のじじい(信茂)の息子です。
彼がいかにおふくろ様を口説き落としたか、という話です。
1.外堀を埋める=村にそれとなく噂を流す
2.馬を射る=三之助と孫四郎を手なずける
3.押して引く=わざと顔を見せない
4.情に訴える
5.チームワーク
勉強になります!
それにしても、癒しのイケメンを求めて読まれてるココハナで、
やもめのおっさん、しかもチョンマゲを主役にするのがすごい。
「くれぐれも堅固での」
(堅固=すこやか、丈夫の意)
言葉づかいもちゃんと古めかしくしてるのが、森本先生のいいところです。
若君だけは現代に近いイケメンだけど、他はちゃんと時代劇っぽくしてるので、
歴史にうるさい人でも萎えずに読めると思う。
◆吉住 渉[ママレード・ボーイ little]
「個人情報だから言えない」
中学生がこんなセリフを言うとは、世知辛い世の中だ。
◆芦原妃名子[Bread&Butter ブレッドアンドバター]
男だけの仕事場に若い女性なんて、
トラブルにしかならんと思いますね。
◆田島みみ[カレ、拾いました]
一人暮らしのOLが、イケメン大学生を拾って泊める話。
まあ、ファンタジーですね!
これ、男女逆転したら、仕事に疲れたリーマンと寝る場所がない女子大生。
性犯罪臭しかしねえなと思いました。
そんなみみっちいことを気にしてはいけない。
◆いくえみ綾[G線上のあなたと私]
最終回。
いくえみ先生らしい、日常と地続きの終わりでした。
也映子と理人が温泉宿で一泊、というのは充分イベントではあるけど。
理人が化粧について詮索してますが……
也映子さんが、それだけこぺこぺに塗ってたんでしょうかね(失礼だな)。
それはさておき、
・覗かさる羞恥心
・ちがうしょやー
北海道弁の勉強になります。
北河さんのお義母さんは、相変わらず偉そうでした。
人間、入院した程度で丸くなるものではないのです。
いくえみ先生の、そういうどこか冷めた視点が好き。
先生、他誌でも連載をたたんでますね。
活動を縮小していくのか、またしれっと新連載するのか。
◆高梨みつば[スミカスミレ 番外編]
真白くんの話です。
きょうび教師は楽じゃないです。
「ほどほど」で妥協するスタイルの人がいても、やむを得ないと思う。
◆東村アキコ[美食探偵 明智五郎 番外編]
小五郎の弟はワンコ系大学生。イケメン。
おにぎりの弁当でも充分だと思う。贅沢を言ってはいけない……。
8月号から、東村先生の新シリーズ開始。
ココハナのカンフル剤になるような、
でたらめなパワーのあるのを期待したいです。
◆蜜野まこと[お迎え渋谷くん]
冒頭のドラマはその……アッチ系ですかね?
新連載の2回目。
それなりにヒネリがあって面白いと思う。
人気俳優がただの一保育士(ヒロイン)に肩入れする理由は
今のところ見いだせないんだけど、
そんなのは後からついてくるので、頑張ってほしいです。
◆五郎丸えみ[はらペコとスパイス~たまこキッチンへようこそ~]
最終回。
味噌汁は滋養がある。
毎回ちょっとしたウンチクが良かったのですが、残念です。
◆槇村さとる[モーメント 永遠の一瞬]
嫌がらせの画鋲とは古典的な……。
◆美森青[彼と恋なんて]
彼氏のSNSチェックですか……ちょっと重いな。
◆榛野なな恵[Papa told me]
私も、子ども部屋は狭くても個室派。
だって○慰できないじゃないですか(おい!)。
◆田村由美[イロメン -十人十色-]
短いけど、セリフに含蓄があって面白いです。
そしてNHKの朝ドラ「半分、青い」の宣伝までしちゃう。
◆西村しのぶ[砂とアイリス]
「中で抱いて」
真っ昼間からそんなセリフを……。
◆シタラマサコ[婚活大陸]
「婚活などで、初対面の女性の名前がとっさに出てこなかったら、
『ヒメ』と呼んでください」
これは、実際に教えられたことがある。
とても恥ずかしくて言えたものではありませんが。
そんなの呼び方が似合う男は若君くらいですよ……。
◆武田愛子[ほなみ店長は働かない]
「アマゾンのお急ぎ便使えや」
私もそう思う。
書店はなんとなくぶらつきながら本を物色するところでして、
スピードは求めるものじゃない。
◆朝倉世界一[俺輪 おれりん]
川越オリンピックデーラン。
2.7kmは運動してない人にはキツイですね。
◆くらもちふさこ[とことこクエスト]
浅草のカフェ「天国」。メモしとこう。
◆たかはしみき[うち旅]
レトワブールの「おいしい食パン」。
◆てらいまき[京都おとめがたり]
糺(ただす)の森みたいなのが、東京にもあるといいんだけど。
どこも有料です。仕方ない。
◎次号
読み切りに、あいだ夏波先生の「初恋ストーカー」。
マーガレットで長年活躍されてた方です。
スイッチガールなど、パワフルな作風の印象ですが、
ココハナではどうでしょうか。
他、
武田愛子先生の短期集中連載、
小畑友紀先生の前後編読み切り。
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