マーガレットNo2(2018年1月10日号)感想
実質2017年最後の号。

発売日は12/20なんで、タイトルは12/20号にした方がいいのかしら。
ま、いっか。
とりあえず新年号です。


マーガレット 2018年 1/10 号


これまでの感想は
漫画・本 マーガレット

◎作品感想
◆僕に花のメランコリー/小森みっこ
マーガ表紙と巻頭カラー。

花の顔についたしずくを舐め取る弓弦。外で。
以前もリップつき唇を舐めてました。学校で。
ある意味寝るよりもエロイよ。

◆瞬間グラデーション/ひろちひろ
カラー表紙が色っぽい。
専門的なことはわかりませんが、この姿乃芙は艶があると思う。

袴田兄は野球選手としてトップレベルですね。
ほぼ間違いなくプロに行く実績です。
中学(ボーイズリーグ)から大学(ベストナイン&日米大学対抗)まで、
ちゃんと設定考えてるのがいい。

あとこの漫画ロケーション凝ってますね。
学校のシーンばっかりじゃない。今回は江の島です。

◆彼氏サマにはあらがえない/須賀千夏
2本だて。
脱いだり脱がされたりする回です。
女性の求めるエロスというものを垣間見られる。

とりあえず「なんでもする」っていうのは
エロ展開のフラグでしかないよね。

◆彼女をその気にさせるには/ひない菜月
ヒロインは、ラストでヒーローを一発しばいて欲しかった。
眼鏡を隠すのはあかん。

◆ふつうの恋子ちゃん/ななじ眺
悪魔フェイスパックなんてあるんだ。
そんなものを素直につけるのが、剣のいいところだと思う。
マジ天使だよ。

恋子姉「ビジュアルはさほど悪くない むしろ結構イケてる方でしょう」
アンタそんなんだから24になっても彼氏いないんだよ。

ビデオ通話(FaceTime?)に時代を感じます。

ちょくちょく恋子姉と剣のフラグを立てようとしますが、
ななじ先生も迷ってるんでしょうか。
個人的には面白そうだから見てみたい。

◆椿町ロンリープラネット/やまもり三香
だいたい悟郎さんのモノローグ。
要するに「これからも良き友人として、暁先生とふみを見守ります」だそうです。

当て馬って大変だなあ、と思う。

ヒーローとヒロインの邪魔はしてはいけない。
でもギクシャクした時には、間をとりもったり、
ヒロインを癒したり、しないといけない。
でもヒロインに対して「男」になってはいけない。
いやー、大変ですね。

暁先生、オトナなんだから自分の色恋ぐらい
自分でなんとかしなさいよ、とも思いますが。
まあ、そういう不器用なところが、良さでもありますか。

◆ショートケーキケーキ/森下suu
白岡の高度なセッティング技術。
理久にばれないように、理久と鈴(座敷わらし)の関係を
天に教える。
一歩間違えばぶち壊しになる。よく考えたな。

今回うまいと思ったのは千秋の役回り。
「理久と天は大事な友達」と、彼が本気で思ってるのがわかる回。

恋に破れた男がお友達、というのは嘘くさいのですが、
わざとらしく感じないあたり、森下先生のうまさだと思う。

こういう青春の要素は、損得ぬきで動ける若さは、
恋愛とはまた違った良さがあるので、出していって欲しい。

天のお化粧のあたりでもたつきましたが、
基本SCCは面白いです。マーガの上位に来る漫画。

◆矢神くんは、今日もイジワル。/藍川さき
夏休み会えないんで、代わりのキス。
効力は2週間。
長持ちだ……少女漫画のヒーローは違う。

ヒロインは、弟のお友達に迫られる。上半身裸の。
中学生のわりにエエ体しとるやないか……。

◆神様のえこひいき/小村あゆみ
弥白、元の男の肉体に戻る。
ここからBLを押し進めるんでしょうか。
そうすると鈴の出番減りそう。
それは勿体ない。いいキャラなんで。

展開がコロコロと変わる、
このテンポの良さと先の読めなさが「えこひいき」。

◆メイちゃんの執事DX/宮城理子
片目でも全く運動能力が落ちない理人。
まあ、漫画だし。

◆モトサヤ/ほしの瑞希
「男には『ちょっとワルい俺』がカッコイイと思う時期があんだよ」
主にヤンキー漫画のせいです。GTOとか。

ちょいちょい笑いどころを入れてくるのが好きで、
今回だと鼻ちょうちんですね。

あと、コミックス宣伝のページで作品をいじり倒すのも好き。

◆きみはこわれた王子くん/雪森さくら
押し倒しタイム。

◆Jewelry-はねと小鳥の素晴らしき日々-/岩ちか
小鳥というのは苗字なのだろうか。

9回にして、いまだにヒーローとヒロインだけの世界が続く漫画。
でも不思議と恥ずかしい気がしない。

◆恋の隣には悪魔がいる/吉田夢美
最終回。お疲れ様でした。
木から飛び降りるシーンは、良かったです。

◆円谷さん家/あだち
ああ、たまにはサッシも掃除しなきゃ……。

◆うしろにS子さん/森ゆきえ
日本人形(むろん動く)がソシャゲを遊ぶ、
この新旧とりまぜた展開がいいよね。

森先生は、お子さんか親戚の子に
勝手にガチャ回されたのだろうか。

◆マーガレット恋愛部/あだち
恋愛映画でラブに前向きになろう、の回。
でもダメでした、の回。

あだち先生は相当こじれてらっしゃいますが、
お気持ちはわかります。
私も、恋愛なんて華やかなごく一部の人たちだけが楽しめるもんだ、と思う。
ありていに言うと「顔」な。

キラキラした恋愛漫画の中で、強烈なカウンターになってるマーガレット恋愛部。
末永く続いて欲しいですが、
そうなると先生や編集部がずっと恋愛成就しない、って事になる……。


◎その他
「アナグラアメリ」「空色レモンと迷い猫」はお休みです。
「アナログドロップ」は月イチ連載です。
| 漫画・本::マーガレット | 21:33 | comments (0) | trackback (0) |
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