NHK土曜時代ドラマ アシガール(5)「走れ!初デート」感想
高山勢撃退から、吉田城の和議・若君危機一髪まで。
怒涛の展開でござります。

公式サイト
アシガール | NHK 土曜時代ドラマ

◎箇条書きあらすじ
唯(黒島結菜)、プリンを食って「臆することはない、云々」
尊(下田翔大)「姉がおかしくなった」
引きこもりの割に、サッカーの試合は観戦できちゃう尊
かわいいまぼ兵くん
唯と悪丸(MAX)、お馬番に昇格
遠乗り=デート、でも唯は徒歩
成之(松下優也)、坊主の尻に敷かれていると見せかけて尻に敷いてた
今までほぼ名前だけだったのが、ようやく出番が来た阿湖姫(川栄李奈)
弓矢でブスー
若君「そこは痛い」
若君、現代へ


◎感想
1話冒頭のシーンにつながる、
単騎駆けする若君と、それに従う唯。
「アシガール」を象徴する場面ですね。

この物語のヒロインは、
王子様と一緒に馬に乗って、大人しくしてなどいない。

今回、唯一苦しいと思ったのが、
でんでん丸で敵兵を撃退する場面。
「地図」で省略されてました。省エネ演出。

きっと、これは合戦のシーンを撮る余裕がなかったんだなぁ……。
人手=お金かかりそうだし、しゃーないですね。

忠清(健太郎)の母は、漫画だと普通に生きてるのですが、
ドラマでは早くに亡くなったことにされました。

思うに、

・若君の母となると、それなりの格の女優でないといけない
・しかも美人(息子がイケメン設定だから)

この2点をクリアするのが難しかったのでしょう。

まあ、そんな細かいことは抜きにして、今回も良いと思います。
戦国の過酷な現実を描きつつ、笑わせてくれる。

それにしても、漫画の頃から思っていましたが。
成之は、弟(忠清)を亡き者にして首尾よく羽木家の跡継ぎになったとして、
その後のビジョンはあったのだろうか。

家臣団がついてくるかどうか怪しい。
いくさになれば、陣頭で指揮しないといけない。

誰にも相手にされないけど、特に労働する必要もなく
花を活ける生活の方がよほど気楽じゃないか……?
でもまあ、戦国の骨肉の争いを現代人の価値観で判断してはいけませんね。


◎これまでの感想
NHK土曜時代ドラマ アシガール(4)「ドキドキの夜」感想
NHK土曜時代ドラマ アシガール(3)「若君といざ出陣!」感想
NHK土曜時代ドラマ アシガール(2)「若君めざして一直線!」感想
NHK土曜時代ドラマ アシガール(1)「見参!戦国女子高生」感想
| ドラマ | 21:36 | comments (0) | trackback (0) |
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