2015,12,16, Wednesday
時期は未定ですが、FFRKとメビウスFF(MOBIUS FINAL FANTASY/MFF)のコラボが開催予定。
参考:12月9日ニコ生今後のイベント、アップデート情報 | FFレコードキーパー(FFRK)攻略の地
メビウスといえば、スクエニがかなりプッシュしているスマホゲー。
いい機会なので、ちょっとやってみることにしました。
以下、感想です。
攻略的要素はありませんので、そういうのは余所をあたってください。
◎ぶっちゃけメビウスFFってどうなの?
すごく面白いです。
FFRKのスタミナ回復待ちに軽く始めたつもりが、ぶっ続けでプレイしており、
気づいたら「FFRK? ああ、あったねそんなゲーム」と思うほど。
ただし、人を選ぶ面白さです。
◎メビウスFFとFFRK
それぞれの特徴を一言で表すなら、
FFRK⇒すき家の牛丼
メビウスFF⇒アウトバックのスペシャルステーキ
です。
これはFFRKがショボい、メビウスFFがスゴいという意味じゃないです。
それぞれの提供する面白さが違うんです。
◎メビウスFFの面白さ
長々と書いてますが、「重厚かつ美麗」、これに尽きる。
(1)ハイクゥォリティなグラフィック
HDスマホゲーを謳っている通り、キャラから背景に至るまで実に美しい。
(※HD=High Difinition=高精細=激マブ)
しかも、それが戦闘になるとグリグリ動く。
残念なことに、静止画像ではこの魅力は伝わらない
(2)練り込まれた戦闘システム
FF5のジョブアビリティシステムをさらに進化させたような感じ。
プレイヤーは主人公をカスタマイズし、戦闘に挑む。
ジョブ・アビリティとも豊富で、カスタマイズのパターンはプレイヤーの数だけある。
ジョブと4種のアビリティを組み合わせ、デッキを構築
(3)痒いところに手が届く親切さ
お知らせとヘルプは充実。
とにかく、知りたい情報がタップかスライドか長押しでパパッと出てくる。
それでいて普段は邪魔にならない。
障害情報だって、包み隠さずお伝えします。
情報は右下隅に
(4)おざなりでないストーリー
シナリオ担当は、FF7やFF10を手掛けた野島一成さん。
普通、スマホゲーのストーリーなどあってないようなモンなのですが、
メビウスFFは世界観をしっかり構築しています。
「プレイに関係ないじゃん」と思いつつも、やっぱりテキストがいいとのめり込みやすい。
謎の甲冑男・ガーランド。思わせぶりなことしか言わない
(5)BGMもグッド
音楽担当は鈴木光人さん。
オーケストラ調のBGMが、美麗なグラフィックと派手かつ軽快なバトルにベストマッチ。
我々FFプレイヤーは、植松さんや浜渦さんや水田さんの音楽で耳が肥えてますからね。
ここに手を抜かれると萎えるのですよ。
逆に力を入れてくれてると、それだけで続ける気になる。
つまり、
FFRK=ドットで再現されたFFシリーズのバトルを、空き時間でお手軽に楽しむ
メビウスFF=据え置き型レベルの質の高いバトルを、腰を据えてジックリ楽しむ
という違いなのです。
どっちがいい、悪いじゃなく、楽しませ方が違うのです。
◎万人向けではないメビウスFF
「重厚かつ美麗」がメビウスFFの魅力、と書きましたが、
そこが長所でもあり、短所にもなってます。
(1)スマホの容量ドカ食い
プレイするためには2-3GBのデータダウンロードが必要。
16GBのiPhoneだと空き容量がキツイ。
通信環境はWi-Fi必須。
ただし、一旦基本データを全てダウンロードしてしまえば、キャリア回線でも充分プレイ可能。
(2)スマホに高スペック・高負荷要求
「このゲームの進化にスマホはついてこれるか?」というアオリ文句は、冗談でもなんでもなく本気度100%。
iPhoneなら5以降推奨。
そして、プレイヤーより先にスマホが熱くなる。
CPUにかなりの負荷がかかってるのは間違いない。
バッテリー消費も半端なく、外出中やるのはオススメできない。
(3)複雑すぎるシステム
戦闘システムを「FF5を進化させたような感じ」と書きましたが、
ブリキ人形とアトムぐらい違います。
それは大げさとしても、複雑なのは確か。
理解までに時間がかかるため、チュートリアルの時点で断念する人もいるでしょう。
やり込みタイプのプレイヤーさん向けです。
上下左に色々ありすぎ……
スマホゲーというのは、「空き時間でお手軽に」というのが主流だと思います。
そこへ、あえて、コンシューマーゲームに匹敵する濃厚なゲームを送り出してきた。
「スクエニはスマホゲーでも妥協しない!」というスタッフの意気込みを感じますね。
その他、魅力をいくつか挙げてみましょう。
◎魅力1 超便利なフルオート
複雑な戦闘をカバーするために、フルオートという機能があります。
ただ「たたかう」だけではなく、敵や状況に応じてアビリティを使い分ける、超賢いオートです。
しかも、フルオートのための設定は一切不要。ボタン押すだけ。
ただ、これが使えるのは1章をクリアしてから。
「面白いけどちょっとめんどいな」という方は、頑張って1章まではやってみてください。
2章以降、大体の雑魚・中ボスはフルオートで片付きます。
プレイヤーはジョブとアビリティの構築に専念できます。
◎魅力2 無課金で充分遊べる
無課金でもずっと遊べます。FFRKも同じですが。
メビウスFFの「魔石」というアイテムがFFRKの「ミスリル」に相当しますが、
この魔石、プレイしてると無限に手に入ります。
時間さえかければいくらでも溜まります。
バトルクリア後の画面。魔石はランダムドロップ
すぐに強くなりたいという人だけ、課金して魔石を購入、
強力なジョブやアビリティを召喚する仕組みです。
◎魅力3 「FFVII REMAKE」タイアップ
先日トレーラー映像が発表されたリメイク版FFVII。
そのタイアップ企画を早速仕掛けてきました。
期間限定イベント「イクリプス・コンタクト -星蝕の邂逅-」にて、
メビウスの主人公ウォルとクラウドが夢の競演。
舞台はミッドガルの魔晄炉。
名BGM「闘う者達」「更に闘う者達」をバックに、
ローポリから超絶進化したガードスコーピオン達とバトル!
FFVIIACのアレンジ版BGMも聴けるよ!
VIIをちゃんとプレイしてない自分ですら「やるじゃない、スゴイじゃない」と思いました。
REMAKEが待ち遠しいファンに、絶妙なタイミングでの仕掛け。
ハート鷲づかみですわ。むしろこっちから脱いで体ごと差し上げたいくらいの勢いですわ。
一方……、こんな言い方はしたくないが……、
FFRKはログレスとコラボしていた。
FF5のキャラが、記憶にない武器を振り回していた。
必殺技使うと、よーわからん萌え萌えしたキャラが出てくる。
……ハァ……(-。-;)
◎FFRKも頑張ってる
勘違いしないで欲しいのは、私、FFRKも好きですから。
DeNAさんは、非常に頑張ってると思ってますから。
お金出してなくて申し訳ないと思ってますから。
ただ、頑張り方が時々空回りしている。
時々「これは違うだろ……」というやらかしがある。
まずログレスコラボの件。
あと、特定のキャラばかりテコ入れされ、長いこと放置されてるキャラがいたり。
いまだに登場してないキャラもいるのに、本来味方でないキャラを追加したり。
イベントは特定のナンバーに偏り、古い作品がおざなりなのもマイナス。
ただ、これは収益の問題もあるから、一概には責められませんが。
それからイベントの流れもチグハグしている。
具体的には、ユウナに超必殺技を実装してから、たった一か月後にバースト超必殺技を実装してる。
間隔短すぎるでしょ。
おそらく、複数のチームに分かれてイベントを作っていて、連携が取れてないせいだと思う。
とはいえ……1週間に1回というスパンでイベントを実施するためには、
スピード重視で粗があっても致し方ないかな、と思います。
FFRKはイベントの数は多い。
1周年は色々やってくれたしね。今年の年末も盛りだくさんらしいしね。
それと、8月末にインターフェースも大幅改善したしね。
パーティ編成がすごくやりやすくなった。
あれは非常に有難かった。
何より、無課金で延々遊べる点では、FFRKはメビウスFFにひけをとらない。
ミスリル大盤振る舞いですから。
ただ、時々バントのサイン見逃した挙句に三振ゲッツーみたいなやらかしがね。
これはもう仕方ないかもね。スクエニが自社で作ってないから。
◎まとめ
FFRKとメビウスFF、どっちも面白い。
「スマホでじっくりゲームをやり込みたい!」って人は、メビウスFFオススメします。
◎続き
キャラクターなどについても書きました。
⇒メビウスFF 登場人物と世界観
参考:12月9日ニコ生今後のイベント、アップデート情報 | FFレコードキーパー(FFRK)攻略の地
メビウスといえば、スクエニがかなりプッシュしているスマホゲー。
いい機会なので、ちょっとやってみることにしました。
以下、感想です。
攻略的要素はありませんので、そういうのは余所をあたってください。
◎ぶっちゃけメビウスFFってどうなの?
すごく面白いです。
FFRKのスタミナ回復待ちに軽く始めたつもりが、ぶっ続けでプレイしており、
気づいたら「FFRK? ああ、あったねそんなゲーム」と思うほど。
ただし、人を選ぶ面白さです。
◎メビウスFFとFFRK
それぞれの特徴を一言で表すなら、
FFRK⇒すき家の牛丼
メビウスFF⇒アウトバックのスペシャルステーキ
です。
これはFFRKがショボい、メビウスFFがスゴいという意味じゃないです。
それぞれの提供する面白さが違うんです。
◎メビウスFFの面白さ
長々と書いてますが、「重厚かつ美麗」、これに尽きる。
(1)ハイクゥォリティなグラフィック
HDスマホゲーを謳っている通り、キャラから背景に至るまで実に美しい。
(※HD=High Difinition=高精細=激マブ)
しかも、それが戦闘になるとグリグリ動く。
残念なことに、静止画像ではこの魅力は伝わらない
(2)練り込まれた戦闘システム
FF5のジョブアビリティシステムをさらに進化させたような感じ。
プレイヤーは主人公をカスタマイズし、戦闘に挑む。
ジョブ・アビリティとも豊富で、カスタマイズのパターンはプレイヤーの数だけある。
ジョブと4種のアビリティを組み合わせ、デッキを構築
(3)痒いところに手が届く親切さ
お知らせとヘルプは充実。
とにかく、知りたい情報がタップかスライドか長押しでパパッと出てくる。
それでいて普段は邪魔にならない。
障害情報だって、包み隠さずお伝えします。
情報は右下隅に
(4)おざなりでないストーリー
シナリオ担当は、FF7やFF10を手掛けた野島一成さん。
普通、スマホゲーのストーリーなどあってないようなモンなのですが、
メビウスFFは世界観をしっかり構築しています。
「プレイに関係ないじゃん」と思いつつも、やっぱりテキストがいいとのめり込みやすい。
謎の甲冑男・ガーランド。思わせぶりなことしか言わない
(5)BGMもグッド
音楽担当は鈴木光人さん。
オーケストラ調のBGMが、美麗なグラフィックと派手かつ軽快なバトルにベストマッチ。
我々FFプレイヤーは、植松さんや浜渦さんや水田さんの音楽で耳が肥えてますからね。
ここに手を抜かれると萎えるのですよ。
逆に力を入れてくれてると、それだけで続ける気になる。
つまり、
FFRK=ドットで再現されたFFシリーズのバトルを、空き時間でお手軽に楽しむ
メビウスFF=据え置き型レベルの質の高いバトルを、腰を据えてジックリ楽しむ
という違いなのです。
どっちがいい、悪いじゃなく、楽しませ方が違うのです。
◎万人向けではないメビウスFF
「重厚かつ美麗」がメビウスFFの魅力、と書きましたが、
そこが長所でもあり、短所にもなってます。
(1)スマホの容量ドカ食い
プレイするためには2-3GBのデータダウンロードが必要。
16GBのiPhoneだと空き容量がキツイ。
通信環境はWi-Fi必須。
ただし、一旦基本データを全てダウンロードしてしまえば、キャリア回線でも充分プレイ可能。
(2)スマホに高スペック・高負荷要求
「このゲームの進化にスマホはついてこれるか?」というアオリ文句は、冗談でもなんでもなく本気度100%。
iPhoneなら5以降推奨。
そして、プレイヤーより先にスマホが熱くなる。
CPUにかなりの負荷がかかってるのは間違いない。
バッテリー消費も半端なく、外出中やるのはオススメできない。
(3)複雑すぎるシステム
戦闘システムを「FF5を進化させたような感じ」と書きましたが、
ブリキ人形とアトムぐらい違います。
それは大げさとしても、複雑なのは確か。
理解までに時間がかかるため、チュートリアルの時点で断念する人もいるでしょう。
やり込みタイプのプレイヤーさん向けです。
上下左に色々ありすぎ……
スマホゲーというのは、「空き時間でお手軽に」というのが主流だと思います。
そこへ、あえて、コンシューマーゲームに匹敵する濃厚なゲームを送り出してきた。
「スクエニはスマホゲーでも妥協しない!」というスタッフの意気込みを感じますね。
その他、魅力をいくつか挙げてみましょう。
◎魅力1 超便利なフルオート
複雑な戦闘をカバーするために、フルオートという機能があります。
ただ「たたかう」だけではなく、敵や状況に応じてアビリティを使い分ける、超賢いオートです。
しかも、フルオートのための設定は一切不要。ボタン押すだけ。
ただ、これが使えるのは1章をクリアしてから。
「面白いけどちょっとめんどいな」という方は、頑張って1章まではやってみてください。
2章以降、大体の雑魚・中ボスはフルオートで片付きます。
プレイヤーはジョブとアビリティの構築に専念できます。
◎魅力2 無課金で充分遊べる
無課金でもずっと遊べます。FFRKも同じですが。
メビウスFFの「魔石」というアイテムがFFRKの「ミスリル」に相当しますが、
この魔石、プレイしてると無限に手に入ります。
時間さえかければいくらでも溜まります。
バトルクリア後の画面。魔石はランダムドロップ
すぐに強くなりたいという人だけ、課金して魔石を購入、
強力なジョブやアビリティを召喚する仕組みです。
◎魅力3 「FFVII REMAKE」タイアップ
先日トレーラー映像が発表されたリメイク版FFVII。
そのタイアップ企画を早速仕掛けてきました。
期間限定イベント「イクリプス・コンタクト -星蝕の邂逅-」にて、
メビウスの主人公ウォルとクラウドが夢の競演。
舞台はミッドガルの魔晄炉。
名BGM「闘う者達」「更に闘う者達」をバックに、
ローポリから超絶進化したガードスコーピオン達とバトル!
FFVIIACのアレンジ版BGMも聴けるよ!
VIIをちゃんとプレイしてない自分ですら「やるじゃない、スゴイじゃない」と思いました。
REMAKEが待ち遠しいファンに、絶妙なタイミングでの仕掛け。
ハート鷲づかみですわ。むしろこっちから脱いで体ごと差し上げたいくらいの勢いですわ。
一方……、こんな言い方はしたくないが……、
FFRKはログレスとコラボしていた。
FF5のキャラが、記憶にない武器を振り回していた。
必殺技使うと、よーわからん萌え萌えしたキャラが出てくる。
……ハァ……(-。-;)
◎FFRKも頑張ってる
勘違いしないで欲しいのは、私、FFRKも好きですから。
DeNAさんは、非常に頑張ってると思ってますから。
お金出してなくて申し訳ないと思ってますから。
ただ、頑張り方が時々空回りしている。
時々「これは違うだろ……」というやらかしがある。
まずログレスコラボの件。
あと、特定のキャラばかりテコ入れされ、長いこと放置されてるキャラがいたり。
いまだに登場してないキャラもいるのに、本来味方でないキャラを追加したり。
イベントは特定のナンバーに偏り、古い作品がおざなりなのもマイナス。
ただ、これは収益の問題もあるから、一概には責められませんが。
それからイベントの流れもチグハグしている。
具体的には、ユウナに超必殺技を実装してから、たった一か月後にバースト超必殺技を実装してる。
間隔短すぎるでしょ。
おそらく、複数のチームに分かれてイベントを作っていて、連携が取れてないせいだと思う。
とはいえ……1週間に1回というスパンでイベントを実施するためには、
スピード重視で粗があっても致し方ないかな、と思います。
FFRKはイベントの数は多い。
1周年は色々やってくれたしね。今年の年末も盛りだくさんらしいしね。
それと、8月末にインターフェースも大幅改善したしね。
パーティ編成がすごくやりやすくなった。
あれは非常に有難かった。
何より、無課金で延々遊べる点では、FFRKはメビウスFFにひけをとらない。
ミスリル大盤振る舞いですから。
ただ、時々バントのサイン見逃した挙句に三振ゲッツーみたいなやらかしがね。
これはもう仕方ないかもね。スクエニが自社で作ってないから。
◎まとめ
FFRKとメビウスFF、どっちも面白い。
「スマホでじっくりゲームをやり込みたい!」って人は、メビウスFFオススメします。
◎続き
キャラクターなどについても書きました。
⇒メビウスFF 登場人物と世界観
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