「それ」「これ」で済ませる男の話
以下は他人にはどうでもいい家族への愚痴なので、
心安らかでいたい方は読まないでください。

ときどき、父親は果てしなく理解できなくなる。

一応、有名な国立大を出た秀才のはずなのだが。
定年まで1つの会社でつとめあげた、社会的な人間だと思うのだが。

家族に対しては、呆れるほど扱いがぞんざいだ。

ふすまの向こうから、「○○○(私の名前)、それ」とだけ呼びかけてくる。
何のことがわからず、「それって何?」と問いかけても「それ」「『それ』だ」としか返さない。

ふすまを開けてみると、自分宛てのハガキだった。
「ハガキが届いてる」の一言を言うのも面倒くさいのだ。

次に「『これ』いる?」
もちろん、「これ」が何かはこちらが近寄って問いたださないとわからない。
飲食店のサービス券だった。

この時点で私は相当頭に来ているが、父親はそのことすら気づいていない。

ボケじゃなく、家族を下僕か何かとしか思ってないからだ。
下々の人間のことは、どうでもいいわけだ。思えば、亡くなった父方の祖父もそういう人間だった。
ボケの方がまだ救いがある。

ときどき、本当にボケる前に○んで欲しいと思うことがある。
父親は昨年重い病気をわずらった。
半分は心配し、半分はこのまま……と内心思った。
地獄行きの考えだが、現世でこの後何年もあの人に悩まされるくらいなら、地獄行きでよい。

将来、家庭をもったとしても二世帯同居も絶対にしたくない。
介護なんか、考えるだけでぞっとする。

なんで、こんな人の長男に生まれてしまったのだろうか。
| 雑記::愚痴 | 23:30 | comments (0) | trackback (0) |
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