別冊マーガレット2023年3月号感想
表紙&巻頭カラーは「アオハル荘へようこそ」。
水野先生が早くも新連載で復帰。


別冊マーガレット2023年3月号


「太陽よりも眩しい星」、
5巻のキャンペーンは下記の通り。

(1)オリジナルPV

漫画に声がつくのは正直どうでもいいんだけど(超人気声優さんであろうがなかろうが)、
それで作品に興味を持つ人が増えるんなら歓迎です。
メディアミックスは、あるか分かんないけどやるんなら原作を尊重してください。

(2)名シーン投票で特製アクスタプレゼント


朔英と神城のセット。
「素敵な彼氏」で桐山くんとののかのアクキーを別々のタイミングで出した件を見直してて、
大変よろしい(偉そう)。

(3)TSUTAYAの購入特典にイラストカード


これ以前の感想は
漫画・本 別冊マーガレット

◎作品感想
◆[アオハル荘へようこそ]
水野美波

新連載

男子5人の住む下宿が舞台で、
男子同士の雰囲気はどことなく虹色を思い出します。
5人で話を回すのかと思ったら、ラストでメガネの少女が登場。
イケメン達と一つ屋根の下的展開かしら。

「よかったらオレと友達になりませんか!?」って台詞があるけど、
男同士でそんな事を改まって言った記憶はない。少なくとも私は。
劇中でもツッコまれてるけど、これだと告白しそうな雰囲気。

今回、水野先生はそういう恋愛も描かれるのだろうか。
消え恋のような作品も流行りましたし。

水野先生へのインタビューつき。

◆[従僕と鳥籠の花嫁]
本田楓

新連載

自由のない箱入り娘と、年上の使用人の恋。
明治か大正のような雰囲気だけど、スマホが出てくる現代の話らしい。

足を洗ってもらってるシーンの色気とか、力入ってます。
今どきこんな古めかしい名家があるかは分からんけど、
描きたいこと描いて突っ走って欲しい。

そんな大ヒットはしないけど、刺さる人には刺さる作品だと思います。
4話の壁を破れるかどうかに注目
(通常コミックス1巻に4話ぶん入るから、最初の連載は大半が4話完結)。

◆別マ男子写真館
第5回 大西流星くん(なにわ男子)

※紙版のみ

◆[太陽よりも眩しい星]
河原和音

神城が、ずっと朔英のことが好きと確認できた回。
それを聞いた鮎川は「負けました」と投了。
将棋そのものは鮎川の圧勝だが、男としては負けた、ということか。

「お前がまた岩田さん泣かすような事があったら その時はやぶさかではない」
また鮎川のターンが来そうな含みも持たせます。
神城、「やぶさか」って言葉の意味分かったのかな(失礼)。

あのフワフワ髪男子は、神城の兄と判明。
朔英からこれまで一切言及がなかったってことは、
数歳は年齢が離れてて交流がなかったのかな。

「ミシ…」っていうのは成長痛の擬音にピッタリ。
寝る時に痛くなるんです。

「おまえ美肌だな おれすごい肌荒れしてて最近」
神城のお肌をよく見てる渡辺(たぶん)。
中学生男子にしてはやけに美容意識が高い。
メンズノンノでも読んでるのか、お姉さんがいるのか。

最初、前々作の桐山くんと比べて神城はちょっと面白みがないと思ってたんだけど、
やはり一途というのはいいですね。
清々しい。これぞ別マ。

決して、桐山くんがフラフラしてたわけじゃないけど、
元カノ1号・2号・V3と出てきたからね
(仮面ライダーみたいに言うな)。

告白してからどこか浮ついてる朔英に対し、
神城がどんどん引っ張ってるのもいい。

◆[月のお気に召すまま]
木内ラムネ

1発目。
月と八雲、ファミレスで歩先輩をめぐってバトル。
木内先生の作風なので、男の子がじゃれ合ってるだけという気もする。
ファミレスで9880円とは、高校生3人の胃袋とはいえかなり大変そう。

2発目。
球技大会前にトレーニング、という名目でじゃれ合う歩先輩と月。
「ゾンビをさらに腐らせたみたいなブサイクな~」
月のツッコミがいつも以上に冴える。

月、修学旅行で歩先輩をキャリーバッグに折り畳んで持っていくつもりだったらしい。
「まあ月だし、やりかねん」と思う私。

◆[うちの弟どもがすみません]
オザキアキラ

吹っ切れた源が糸を攻めまくるが、
糸は家族間の雰囲気を重視していて踏み出せない。
「本棚ごしのバックハグ」という珍しいものが見られます。
ただの首絞めにも見えるけど。

ヒーローの足の間にヒロインが座ってるの、
相当体格差があるんだなと思う。

◆[Re:blue]
加瀬まつり

キラと椿、もう両想いみたいなものだと思う。
ヒロインが21なので条例に引っかかりそうな気もするけど、細けぇこたぁいいんだよ。

定番の保健室のイチャつきとか、描けることを詰め込んでるのはいいですね。

◆[高校生の日常が尊すぎてしんどい]
倉瀬しの

ケンカップルのゲーセンでの日常。
起き攻め=相手の起き上がり動作に合わせて攻撃を出し、
一方的にダメージを与える行為(某ゲームWikiから引用)

◆[サクラ、サク。]
咲坂伊緒

咲と陽希がプラネタリウム後にすれ違っている間に、井竜が距離を詰めてくる。
言うのはヤボなんだけど、このすれ違いも5分話して謝れば済むような気もする。
先生お得意の展開ではある。

◆[山田家の女]
湯木のじん

窪の唐突なモテ期。中途半端な形で告白した三葉はあせる。
今回かぎりのモブ女子も結構かわいく、しかも描き分けていて、のじん先生すごいなと思う。
さて、窪は大会前に坊主にするのか、しないのか。

今回も「しおりさん」は出てこず。
忘れた頃に出てくるのだろうか?

マリトッツォは私は苦手です。
クリームがはみ出してこぼれるから(誰も聞いていない)。
劇中では「マリトォッツォ」表記。

◆[かしこい男は恋しかしない]
凹沢みなみ

お嬢様学校のJK1年・ちほね登場。
大沢に進学塾時代から恋してたらしい。
なんだかんだでお似合いな気はする。

「マッシュ 黒マスク 令和最新版のチャラい男」
凹沢先生のレトリックが今回もキレキレ。
テキスト多いのも気にならない。

大沢の言ってる「最短経路(最短距離)」というのは、数学の問題らしい。

最短距離(最短経路)と組み合わせ - 高校数学.net

◆[お姉ちゃんの翠くん]
目黒あむ

菖、オタク特有のキャラを維持しつつ結構かっこよくなってる。
このままスイと付き合えばいいのではと思うけど、最終的にはフられるかな。

「夏祭りはスチル発生イベント」
スチル=恋愛ゲームだと一時的なイベントの時だけ見られる特別なイラストの事

◆[ネオンサイン]
六日なのか

紫陽と桜、お互いをなんで好きかという話をする。
歌舞伎町の路上で抽象的なやりとりが続くので、
もう少し場面切り替えがあるといいなと思う。

◆[恋のようなものじゃなく]
南塔子

前半は七緒と牛尾の話。
後半は千耀の部屋でイチャつく千耀と未仁。
馬乗りとは大胆な……。

七緒は未仁と友だちという割には、誰と付き合っているという話は全然しないらしい。
少女漫画の友だちポジションとしては珍しい。

◆[きよく、やましく、もどかしく。]
アリハラナオ

藤井宅、レギュラー陣の6人でクリスマス会。
女子で1人だけフリーであせる馬場が笑える。

「味見」と言いつつうなじをナメる藤井は、いつも通りの変態。
まさかのお泊まりで以下次号だけど、まだやらないと思う。
最終回ぎりぎりにして欲しい。

◆[小宮山がキライだ]
桃白茉乃

駆、風邪ひいた英那をお見舞いする。
王道の看病の回だけど、駆の「オレがお母さんになってやるよ 風岡の」というナナメ上すぎる発言で実に面白い。
本人は真面目に言ってるのでなおさら。

◆聖☆別マ乙女学園(読者投稿コーナー)
イラスト:井田葉子

◆別マ ときめきホロスコープ
イラスト:橋岡リツキ

◆連載への道
イラスト:雪見初芽

◆恋する落語
まんが:玉木とらこ

◆鈴鹿央士さんインタビュー
「君に届け」風早役。

◎別マまんがスクール掲載作品
Webサイトで公開中。
別マまんがスクール結果発表 | まんが投稿 | 別冊マーガレット 公式サイト

◆[これからは…] 灰知ひの
第657回別マまんがスクール デビュー賞
たった2人の地歴研究部員として仲良くしてた少年が転校する日、
少女は気持ちを言い出せず……という話。

表紙までストーリーに組み込んでて、
本編に至るまでの2人の関係が想像できます。


◎別冊ふろく [別マBABY vol.27]
表紙:春江ひかる

◆[推しにガチ恋しちゃったら]
春江ひかる

優衣人の沼にはまる桃。
窓から東京タワーの見える個室席。やることが憎い。

優衣人がなんで桃に入れ込んでるかは不明なんだけど、
そこは少女漫画なんでヨシとします。
君ベツと違って悪そうなアイドルなので、差別化できている。

◆[マネ男子、ノーマークです!]
桜山結

香凜の人となりがよくわかった回。
入院中の大鷹とのエピソード、さわやかで良かったです。
ラスト、当て馬先輩が本気になったっぽい。

今回で8話目。BABYの中では長寿の作品です。
ヒロインがどんどん行動するからか、テンポがいいと思う。

◆[汐見くんは甘すぎる]
加賀里みほ

バイト先の年下男子が直球で告白してどんどん押してくる話。
店長が良い人だった。
でも女性店員さんに頭ぽんぽんするのは気になるけど。

◆[藤永くんのわすれかた]
四元シマコ

中学時代に束の間つきあった男子は、高校でイケてる男になっており、という話。
主役の2人は文句なしにかわいい。
モブ男の使い方が残念。
あからさまにヒーローの引き立て役になってるので。

◆[ひとりぼっちとヤンキーぼっち]
双海芽生

目つきが悪いせいで友だちが出来ず、
1人で美化活動の同好会をしている少女、そしてヤンキー。

ヒロインの容姿が印象的、かつアクティブ。
そこは面白いけどヒーローの影が若干薄い。

◆[うそのうそはほんと]
ゆのはらゆの

なぜか険悪な仲になった幼なじみに催眠術をかけてみたらデレデレに。
設定を受け入れられる人向け。
ヒーローが本心をべらべら話してしまうので、
後半のカタルシスがない。

◆[チョコレートとマシマロ]
柴日和

メガネ君と、スイーツ好きの先輩。
先輩はヤンキーというよりパンクな格好をしてるだけらしい。

男同士のイチャイチャ話。
柴先生は前も男の子2人の連載をされてました。
中途半端よりは、今回みたいにキスするまで振り切った作品の方がいいと思う。

◆[セカンドワンダフル]
姫野たまき

飼えなくなった犬の引き取り手は元カレ。
ペットのディテールがちょっと描かれてるのがいい。

ヒューマングレード=人間が食べられる品質のペットフードのこと


◎次号
巻頭カラー
「夜に聞かせて」
中河友里

表紙
「太陽よりも眩しい星」

読みきり
「好きな人のいる教室」
藤原ゆん

センターカラー
「恋のようなものじゃなく」
「うちの弟どもがすみません」
「きよく、やましく、もどかしく。」
「高校生の日常が尊すぎてしんどい」

別冊ふろく [別マBABY vol.28]
新連載
「ハルトロイドは取扱注意」
月奈子


◎裏表紙
2月刊行コミックスの宣伝。
もう広告は取れないか。

2023/3 2月刊行コミックス宣伝
2023/2 1月刊行コミックス宣伝
2023/1 12月刊行コミックス宣伝
2022/12 11月刊行コミックス宣伝
2022/11 リバーシブル表紙(オザキアキラ×幸田もも子×八田鮎子3先生のデビュー20周年記念イラスト)
2022/10 「月のお気に召すまま」ほか、9月刊行コミックス宣伝
2022/9 ドラマ「消えた初恋」DVD&ブルーレイ
2022/7,8 大橋和也(なにわ男子)
2022/6 アニメ「アクダマドライブ」
2022/5 声優百年食堂
2022/3,4 舞台「アクダマドライブ」
2022/1,2 声優百年食堂
2021/12 声優百年食堂
2021/11 花の都に虎(とら)われて&シークレット・ハウス~恋の相手はトップスター!?~(いずれも中国ドラマ)
2021/10 KAWS TOKYO FIRST(ニューヨークのアーティストの展覧会)
2021/6-9 舞台「幽☆遊☆白書」DVD
2021/5 コミック「miroirs」(ミロワール)(白井カイウ/出水ぽすか)
2021/4 ときめきは、すぐそばに。(セブンイレブンのオリジナルアニメ/キャラ原案:椎名軽穂)
2021/2,3 舞台「幽☆遊☆白書」DVD
2021/1 チェブラーシカ
2020/11,12 アクダマドライブ
2020/10 アニメ映画「ふりふら」
2020/9 実写映画「ふりふら」
2020/8 アクダマドライブ
2020/4-7 声優百年食堂
2020/3 映画「サヨナラまでの30分」
2020/2 声優百年
2019/11-2020/1 チェブラーシカショップ
2019/6-10 声優百年
2019/5 ちびまる子ちゃん
2019/4以前は数ヶ月チェブラーシカ
| 漫画・本::別冊マーガレット | 10:51 | comments (0) | trackback (0) |
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