プログラマが主に少女漫画を語る

表紙＆巻頭カラーは「銀太郎さんお頼み申す」。


Cocohana(ココハナ)2023年2月号

これまでの感想は
⇒漫画・本 ココハナ

◎作品感想
◆銀太郎さんお頼み申す
東村アキコ
正月、纏(まとい)振りを見に行くさとり達。
この漫画の着物用語は全然分かんないんだけど、
技術が進んでも日本文化を伝える人々がいるんだなというのは何となくわかる。

◆揃うと無敵
藤田律
読みきり

会社の庶務の女性が主役。
横暴な上司に神経をすり減らしているところ、
元子役の青年がやってくる。

オジサン係長が典型的な「嫌なヤツ」なので、
そこはヒネリが欲しかった。

◆狼に鈴
中原アヤ
会社のキャラクターが売れまくり、
狼谷と鈴は多忙でイチャつくヒマもない。
しかしそこは狼谷、
夏祭りで決めるところはしっかり決めてくれます。

かき氷にヤンニョムチキンは絶対合わんと思う。

◆熟×彼
八神星子
蓮二さんもなんだかんだオチてるな。
あとはどう陥落させるか。

◆冷たくて 柔らか
ウオズミアミ
エマは旦那さんか、その実家に不自由な生活を強いられてるのだろうか。

◆じゃのめのめ
森本梢子
きよら様は鬼の妖気が強くなり、
完全にダークサイド寄りになってしまった模様。
でも、危険なイケメンの色気というのもいいものです。

しばらく休載し、
4月号からはアシガールのシーズン2が始まるそうです。

◆１日２回
いくえみ綾
園田宅にれみの部下の江藤がやってくる。
やっぱれみを狙ってるよこのメガネ。
眼科にまでついてくるなんて。

れみは40で老眼が始まったらしい。
人によってはそんなに早いんだ。

るりは成田と波乱の予感。
といっても中学生だからね。
くっついたり別れたり、よくあること。

◆乙女椿は笑わない
高梨みつば
椿と斗真、雨の中で再会。

そこからとんとん拍子に話が進む。
告白してすぐにホテルでいたすのは早くないか、と思ったけど
大人同士だからそれもいいか。
ただあまりにも進みすぎで、
そろそろ畳むのかなと心配にもなる。

一夜明けた椿が笑ってるってことは、
もうヒロインの成長は描き切った感もありますし。

高梨先生は漫画家デビュー30周年。
おめでとうございます。

◆岬くんの不器用な溺愛
里村
京花の3ヵ月の出張終了。

中島・山口・京花の弟といった面々の邪魔にもめげず、
空港まで全力で迎えにいくみっくん。

京花の弟は若くして社長らしい。
あんなろくでもない性格でどうやってと思うけど、
父親から継いだ2代目なのだろうか。

みっくんの裸に鼻血をスプラッシュする京花。
柴田亜美先生を思い出す。
「パプワくん」などで有名な先生ですね。

◆甘いのはお好き？
永田正実
とりあえず和解して両想いになった2人だけど、
ユッカは自立してから付き合う、と主張。
そりゃそうだ。立場が不安定すぎるし。

お菓子教室で身を立てるって、相当大変そうだ。

◆キャラメル シナモン ポップコーン
吉住 渉
篠宮は瀬那と別にあこがれの人がいたと。
バツイチ子持ちとは、奥さんが早死にしたのかな。

◆恋をふたさじ
オノヤマコズエ
対等かどうかにこだわる広沢。
つくづく、男はメンツにこだわる生き物よ。

◆焦がれあい
こう森
薫をフエルミラーで増やすしかなくない？

◆Papa told me
榛野なな恵
毛糸で編み物をしよう、の回。

◆友達と恋人の狭間
中野コトハ
読みきり

同じ女にフられた男2人の話。
後半の会話がちょっとネットリしてるんだけど、
これはBLに分類していいんだろうか？

◆とことこクエスト
くらもちふさこ
スマホカメラの逆光の撮り方。
手を伸ばして撮るだけ、らしい。

◆ジカジョの惑星
かねこゆかり
バレンタインデー、
ジカジョvsカリスマ店員。
1粒800円の6個入り、4800円。高すぎ！

◆おつかれミッドナイト
おかくーこ
カップルアプリに登録しよう、の回。
写真はちゃんと撮ったのを使いましょう。


◎次号
表紙
「岬くんの不器用な溺愛」

巻頭カラー
「モーメント-永遠の一瞬-」

センターカラー
「冷たくて 柔らか」
「焦がれあい」

読みきり
「まずは、ほこりを落としませんか」
小夏
「漫画家とアシスタントの恋」
岸田夏子
「みずいろの人」
藤衿キーコ

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