プログラマが主に少女漫画を語る

表紙＆巻頭カラーは「環と周」。
よしながふみ先生、ココハナ初登場＆新連載。


Cocohana(ココハナ)2023年1月号

インタビュー記事：中島健人さん
「ラーゲリより愛を込めて」出演

これまでの感想は
⇒漫画・本 ココハナ

◎作品感想
◆環と周
よしながふみ
オムニバス作品のようです。

娘が同級生の少女とキスしているのを目撃した母(環)。
環は夫(今回の語り手)に相談するが、
夫もまた、中学時代に男子を好きになったことがあり、……という話。

洗濯物のくだりが、中高生の子どもがいる家庭あるある。
大人からするとつまらないことにこだわるんだよね。

夫の名前が今回出てきてないけど、
たぶん周(あまね)なんでしょう。

◆冷たくて 柔らか
ウオズミアミ
新連載。

上京して18年、色々な男性と付き合ったが
ヤキモチを焼くことが一切なかったヒロイン。
20年ぶりに再会した中学の同級生は、
妙に艶っぽくなっていた。

前作と同様、女性同士の恋愛の話と思われ。

◆抱きしめて ついでにキスも
美森 青
たま子、インフルエンザでダウン。
1人だと心細いが、2人だと寂しくない、ありがたみ。

◆乙女椿は笑わない
高梨みつば
連載再開。

椿と斗真、クリスマスデートですれ違って以降会えないまま。
竹子は、斗真と天堂の娘との結納をまとめようとする。
おばーちゃん強引ね。

湊は椿の味方なのが救い。
本心はショックだとは思うが。

ラストで椿が湊の車を運転する場面、
「任意保険って入ってんのかな」とどうでもいい心配をしてしまう私。
見るからに高級そうで、あんなの運転するのは緊張する。

◆嘘か誠か夢か恋
後編
原作：河原和音 / 作画：アルコ
堀田がだまされた元カレに自力でやり返した。
成長の感じられる後編でした。

15ページ1コマ目、見守る課長がかっこいい。
25ページ目の「課長以外の男がへのへのもへじ」って、
ほんとアルコ先生の表現はわかりやすくて面白い。
課長以外の男は目に入らないと。

◆じゃのめのめ
森本梢子
きよら様が異界で苦労してるのかと思ったら、
モテモテでウハウハだった件。

で、戻ってきたら鬼になってた(かも)。
こういう危険なイケメンは、それはそれでニーズがありそうだけど。
ジキル博士とハイド氏みたいな感じなのかもしれない。

◆銀太郎さんお頼み申す
東村アキコ
着物の肌襦袢(はだじゅばん)・長襦袢(ながじゅばん)の違いや、その役割。
覚えることが多すぎる……。

◆狼に鈴
中原アヤ
鈴、狼谷から普通に告白してもらえました。
良かったね。

「準備万端」と言いながら4ページしゃべりまくって
狼谷に言わせるヒマを与えない鈴。
中原先生といえば、やはりこの関西のしゃべりですね。

翌日の会社ではいきなりみんなにバレバレ。
愉快な職場です。

◆岬くんの不器用な溺愛
里村
北海道出張中の京花、
「みっくんに会えないならイラストを描けばいいじゃない」作戦。

「供給を受けられない今(中略)自分で生み出すしかなくなった」
二次創作みたいな事言い出したぞ。
後半はみっくんがきっちり決めてくれました。

◆モーメント-永遠の一瞬-
槇村さとる
11ページの「きもっ」の意味が分からなかったけど、
大関コーチが女子選手を触っており、
雪が性被害を受けているから、か。
重いなあ。

◆キャラメル シナモン ポップコーン
吉住 渉
学生時代のあこがれの先輩。
そういうのはいつまでも覚えてそうだが……。

◆焦がれあい
こう森
薫がちょっとジェラってる。
もう付き合えよ。

◆熟×彼
八神星子
おじさんの方も、なんだかんだで意識してるっぽいぞ。

◆Papa told me
榛野なな恵
「ひとりっ子はわがままで甘ったれで協調性がないって？」
似たようなことを思ったことはある。

◆とことこクエスト
くらもちふさこ
「低い目線で撮る時はスマホを逆さにする」
なるほど。

◆ジカジョの惑星
かねこゆかり
本田くん、言い方が紛らわしい。

◆おつかれミッドナイト
おかくーこ
雨の日のコインランドリー。
この作品、掲載されてるのにココハナ公式の「最新号」に載ってないことがある。
ショート作品の扱いの悪さよ。


◎次号
表紙＆巻頭カラー
「銀太郎さんお頼み申す」

読みきり
「揃うと無敵」
藤田律

センターカラー
「狼に鈴」
「熟×彼」

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