Kiss(キス)2022年10月号感想
表紙&巻頭カラーは「クロエマ Chloe et Emma」。
海野つなみ先生の新連載です。


Kiss(キス)2022年10月号


これまでの感想は
漫画・本 Kiss(キス)

◎作品感想
◆クロエマ Chloe et Emma/海野つなみ
30代の女性2人の同居もの。
かたや金持ち(たぶん)の占い師、
かたや住所不定無職。

生活保護に関するやりとりが多く、
この辺のウンチクが多数あるのはいつもの海野先生だなと思います。

◆やんごとなき一族/こやまゆかり
明人&美保子夫婦が次回で破綻しそう。
オヤジは相変わらず頑なだが、祖母の態度が軟化しているのは
いい兆候なのかもしれない。

◆七つ屋 志のぶの宝石匣/二ノ宮知子
急にSFみたいなカプセルが出てきたと思ったら、
酸素カプセルだったのか。

◆クジャクのダンス、誰が見た?/浅見理都
2話目で、まだ登場人物の紹介にあたる段階ですね。

死体を6体ぶん吊るすってめちゃめちゃ労力を使いそう。
でも、複数の死体をバラバラにするような犯罪も実際にあるから、
やろうと思えばできるのだろう。
練馬一家5人殺害事件 - Wikipedia

◆けむたい姉とずるい妹/ばったん
今回の旅行先は尾瀬でしょうか。

◆わたしのお嫁くん/柴なつみ
古賀、荒れる山本に膝カックン→焼肉→大人のアドバイス。
あの赤嶺さんを手なずけるとは、さすが。
次号ははやみんと山本の仲直りかな。

「みくびるなお茶」がどんな味なのか気になって仕方ない。

◆ながたんと青と-いちかの料理帖-/磯谷友紀
いち日、田嶋シェフに背中を押されて東京へ。
頌子は周を「大胆」って言うけど、いち日の手を握っただけです。
人前でそういう事しない時代だったからか、
頌子がウブなだけなのか。

今回の描写を見ると、田嶋もいち日に思うところあるような、
ないような。

【日本の高速鉄道 その誕生と歴史】第5回「戦後の東京~大阪間」
↑のページを見ると、1950年の東京-大阪間は8時間かかったらしい。

昭和25年(1950年)にダイヤ改正が行われ、
「つばめ」と「はと」は戦前の水準である8時間で、
東京~大阪間を結ぶようになりました。


イスも木製で固そうだし、結構しんどそう。
いち日は何して時間をつぶしたのだろうか。

◆涙雨とセレナーデ/河内遙
孝章様、15分だけのヒナとの逢瀬にデレッデレ。
「椅子が1つだから」という名目で、自分の膝に座るよう強制。
やりおるわ。

やるせない菊之進はタバコをふかす。
現代的には未成年なのに、絵になる男。

スマホで武虎とやりとりしてるヒナを見る菊之進に「?」のフキダシ。
前号から「菊も未来人」疑惑がありましたが、
この描写を見ると明治人であり、
「ヒナがよく分からないものを持ってるけど詮索はしない」と思われ。

天久一座にも色んな人がいるだろうけど、
気にしたらキリがなさそうだしね。

佐伯は、今回の件で本郷章尚の信頼を失う。
そうまでして章尚の妻(孝章様の継母)に協力する理由って、
何なのだろう。
章尚への恨みなのか、章尚の妻に借りがあるのか。

今回の武虎えもんのひみつ道具
・刃物でも溶岩の熱でも切れないロープ
・音声を記録したり、言うとおりに動いてくれる棒(?)

2つ目は、Siriの進化したようなもんでしょうか。
そんなものより「空気砲」とか「こけおどし手投げ弾」とかないの?
(いい加減ドラえもんネタから離れろ)

武虎は、目隠しされた状態で
さらわれた場所から馬車がどういう道筋で移動したかを記録していると思われ。

菊はヒナのスマホをスルーしたけど、
雛子は武虎の持ち物に興味津々のはずで、
この辺のやりとりも楽しみ。

◆ポンコツ警察官は私に夢中/上野はる菜
椛の父ちゃんは、家のこと何もできないタイプか。
まあ50-60代の男性だと珍しくないか。

日比谷さん、私の家にも作り置きしてくれ。

◆古オタクの恋わずらい/ニコ・ニコルソン
委員長の妹さんの誕生日パーティは、
案の定、後味の悪い結果に。

同人誌を委員長の前でさらした時の、
なんとも言えない空気が重い。
実に重い。

駅のロッカーにでも入れておけばよかったのか。
いや、そういう問題ではない。

◆おとなになっても/志村貴子
子どもは仲直りできるが、
大人の不倫問題は……そうはいきませんね。

◆宵明けてロマネスク 前編/高瀬わか
キャラの格好と「震災から数年」という設定から、
大正か昭和初期の話と思われ。
売れっ子女性作家と編集者さんのお話。

ビジュアルは文句なし。
感想は、後編も読んでからですね。

◆僕らが恋をしたのは/オノナツメ
いよいよ教授とお嬢の因縁が明らかになりそう。

◆余命一年、男をかう/志真てら子・吉川トリコ
継母が普通にいい人だった。

◆おいおいピータン!!/伊藤理佐
伊藤先生にしては珍しく脱ぎ脱ぎシーンがある。

◆兄弟犬/ともえ
老犬の皆さんとダックス兄弟。


◎次号
表紙&巻頭カラー&新連載
「零(こぼ)れるよるに」
有賀リエ

最終回
「アレンとドラン」

ショート新連載
「きょうもあしたも蕨井先生」
五鹿マルメ
| 漫画・本::Kiss(キス) | 23:51 | comments (0) | trackback (0) |
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