FEEL YOUNG(フィール・ヤング)2018年12月号感想
表紙は「中学聖日記」
巻頭カラーは「違国日記」


FEEL YOUNG(フィールヤング) 2018年 12 月号 [雑誌]


「中学聖日記」、ドラマ化特集ページが非常に豪華です。
こういうのは単行本に収録されるか微妙なので、
読みたい方はお早めに。

これまでの感想は
漫画・本 FEEL YOUNG(フィール・ヤング)

◎作品感想
◆違国日記/ヤマシタトモコ
槙生さん、Webでエッセイ連載開始。
その中で、朝は「犬のようなものと同居するようになった」と紹介されていた。

エッセイについて質問する朝、やりにくそうな槙生さん。
漫画家さんは、似たような体験を山ほどするんだろうなと思う。

お友達を「群れ」を例えるのが、らしいと思いました。

「なお犬は私が産んだのではない」
女性作家だと、そこは突っ込まれるでしょうね。

ちなみに、上田敏訳による、ロバート・ブラウニングの「春の朝」とは、
このような内容です。

The year's at the spring,
The day's at the morn;
Morning's at seven;
The hillside's dew pearled;
The lark's on the wing;
The snail's on the thorn;
God's in His heaven,
All's right with the world!

時は春、
日は朝、
朝は七時、
片岡に露みちて、
揚雲雀なのりいで、
蝸牛枝に這ひ、
神、そらに知ろしめす。
すべて世は事も無し。

引用元
ロバート・ブラウニング

引用したサイトも書いてるが、
最後の訳は気取りすぎていて、よくわからない。

「つよい」
「無水鍋の戦闘力は53万… わかんないか」
今の女子高生にフリーザ様はわからんでしょうね。

槙生さんの、姉(朝の母)に対しての拒絶っぷりは異常である。
親を憎むなら、割とある話ですが。

予想ですが、槙生さんの姉は親代わりだったんじゃないでしょうか。
親は早死にしたか一緒にいなかったかで、
お姉さんが面倒を見ていたんじゃないかと。

だとすると口うるさいのも納得がいくし、
槙生さんがそれを毛嫌いするのもわかる。

◆中学聖日記/かわかみじゅんこ
ページ数少な目ですが、
今回は、黒岩母とその妹(黒岩のおばさん)の姉妹の話。

作中に出てくるガスの風呂釜は、「バランス釜」ってやつでしょうか。
昔のアパートでよく使われてたやつ。
浴槽にくっついて設置されてる釜です。

アレは多少つけっぱなしでも大丈夫なように作ってありますが
(少なくとも、自分が住んでた築30年の部屋はそうだった)、
違うのもあるのかな。

◆ドラマ『中学聖日記』撮影見学レポまんが/茶毛アシ
かわかみ先生、いきなり挨拶ふられたらしいです。

◆ドラマ『中学聖日記』スペシャル寄稿
寄稿してる先生のリスト

いくえみ綾
おかざき真里
雁須磨子
紀伊カンナ
天堂きりん
町麻衣
ねむようこ
菅野彰

いくえみ先生の黒岩が好き。絵柄は違うけど。

◆やわ男とカタ子/長田亜弓
あいかわらず、もじょ丸さんの言うことやることが極端。
宗教とかハマりそうで心配です。

「キラキラ女子はオタクの領域に踏み込んでこないでください!」
わかる!
すげーわかる! けど、今はオタクとリア充があいまいな時代!

後半、デリカシー0の藤子の弟さん登場。
こんなんが結婚できるのか…。

◆ボンクラボンボンハウス/ねむようこ
一樹と栄吉、ようやく素直になって、
「そーやってく」仲に。
そして次回は最終回。

たしかに、くっついたらもう描くことはないけど、
突然でびっくりです。

ねむ先生は、4,5巻で収まる話が好きなんでしょうか。
たまたまか?

オキちゃんがいい友達でカッコいいです。

ラストシーン、栄吉の部屋でするのか?
しないのか?

◆ロマンスの神さま~おいでよ! 結円神社~/KANA
もろメタルギアソリッドな、マッシブな縁結びの神様のコメディ。
今後も、調子にのったリア充どもを毎回爆発させてください!

◆そろえてちょうだい?/いくえみ綾
北海道、食べて復興。
有楽町の北海道どさんこプラザに行こう。
ロイズの生チョコ買おう(通販でも買えるけど)。

◆いいね! 光源氏くん/えすとえむ
イケメン2人+ヒロインのご両親+さらにアメリカ人。
多すぎる。

光源氏は、生まれ持った愛され体質があるらしいです。

◆はぐちさん/くらっぺ
ママ友になじめないお母さんの話。
めんどくさそうで、なじむ必要あるのかと思ってしまう。

◆婚姻届に判を捺しただけですが/有生青春
おっさんにデリカシーはなく、
飲んでるとなれば、なおさらである。

百瀬さんみたいに、ピシッと言えるようになりたいものです。

◆ダッドのごとく!/大谷紀子
うさぎは仰向けにすると固まる。
自然界でそのような体勢になることがないため。

ヘェーヘェーヘェーヘェー

◆アイとエフ/シバタヒカリ
12pのショート。
オトコと別れたばかりの女性が主役。

こういう、女性の欲求が垣間見える作品は、好きです。

◆下山手ドレス別室/西村しのぶ
旅先の友の漫画・小説の話。

こういう時、電子はかさばらずいいですが、
私は本が好きですね。

◆アヤメくんののんびり肉食日誌/町麻衣
砂漠は、脱水で死ぬより溺死が多い
(豪雨で急に川ができるらしい)。
発掘って、命がけなんですね。

ラブコメになるかと思ったら、
骨が邪魔?してならない。
珍しい漫画です。

◆大川ぶくぶのお日記させていただく。/大川ぶくぶ
キャンドルスタジオ代官山でワックスアート。
今回は、ちゃんとアポとってます。

次回は渋谷ハロウィン泡パーティー。
109前交差点ではトラックひっくり返されてましたが、
ぶくぶ先生は無事帰れたのだろうか。

◆世界は寒い/高野雀
最終回。
銃は結局使わず、元の持ち主の松沢に返してジ・エンド。
そして、少女たちは日常へ。

急ぎ足な感はありますが、
よくまとめたなーと思います。
高野先生の次回作に期待!

早坂さんが、親御さん以外に撃ちたかった相手とは?
自分自身?

◆TOKYO異邦人/じゃんぽ~る西
カレンさんによる、日本の漫画取材記。
コミケにも行ってエロ同人を買ったそうです。

そこから、旦那さんの西さんとの出会いにつながる。

メビウスというのは、フランスコミック界で非常に有名な方らしい。

◆リクエストをよろしく/河内遙
チーコの緊急入院で、一人で番組を回すことになるソータ。

チーコがいつでも帰ってこられるように、番組を守りたい、と語るソータ。
イケメン。

番組も「居場所」「よりどころ」になる。

◆きみが心に棲みついたS/天堂きりん
星名の回想。
再婚した父親を手にかけたのは彼で、
とどめを刺して捕まったのが母親、のようです。

こんなゆがみを、キョドコがどうこうできるものなのだろうか。


◎次号
表紙「ジェンダーレス男子に愛されています。」
巻頭カラー「違国日記」
2号連続巻頭カラー! すごいけど大変。

最終回「ボンクラボンボンハウス」

新連載「おじさん、ドル活はじめました!」シバタヒカリ
新連載「こちらから入れましょうか、その…アレを(仮)」松田環
新シリーズ「君、喜び深く、幸深からんことを。」ひの宙子

松田先生の連載、またエロそうで、大変楽しみです。
| 漫画・本::FEEL YOUNG(フィール・ヤング) | 23:13 | comments (0) | trackback (0) |
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