2018,05,28, Monday
表紙は「月と指先の間」。
Kiss(キス) 2018年 07 月号 [雑誌]
大人の女性向け漫画雑誌を全部読んでるわけじゃないですが、
最もバラエティに富んでるのはKISSだと思う。
恋愛や子どもを交えた家族もの以外に、
サスペンス
歴史ロマン
社会派ドラマ
ショート
エッセイ
新人さんの読み切り
etc.
隙のない布陣だ。1番から9番まで切れ目のない打線のようだ……。
ファンタジー面ではフラワーズに一歩譲りますが、
総合的にはKISSです。
これまでの感想は
⇒漫画・本 KISS(キス)
◎作品感想
◆『御手洗家、炎上する』藤沢もやし
希一さんは、Mac使いですね。
◆『アリスとアマリリス』小沢真理
アリスの、借金返すために働くパパの想像図がおかしい。昔の奴隷か。
ちゃんと小学生らしくて、いいですね。
茜坂くんの実家は、ヤクザですね。
末端が借金取りたてするぐらいですからねぇ……。
そしてママは妊娠したみたいです。
このタイミングだと「産まない」のも選択肢でしょうが、
どうするんでしょう。
◆『七つ屋 志のぶの宝石匣』二ノ宮知子
押し売りならぬ、押し買い、というのは初耳です。
お年寄りの家に上がり込み、いらない貴金属を二束三文で買い取ることをそう言うらしい。
ありそうな話です。
虎徹さんはタマゴ食いすぎだと思う。
若いから入るんだろうな。
◆『月と指先の間』稚野鳥子
主人公の漫画家が55歳に見えませんが、そこは置いといて。
出版社の編集長は、偉いようでも会社員には変わりないんですね。
鳥山明先生の担当編集から、白泉社の社長にまでなった
鳥嶋さんは例外中の例外なんでしょうね。
◆『カカフカカ』石田拓実
ハセさん、結局温泉宿に一泊してナニもしませんでした。
寺田さんも、自分から求めるようなことをするはずもなく、
ただ泊まっただけで旅行は終了。
さて、ハセさんは
(1)○たなかった
(2)寺田さんが緊張してるので止めた
(3)最初のHは自分の部屋でしたいと思っている
どれでしょうか。
一応2にしておきます。
本行はわかりにくいヤツですが、
長谷さんもわからん男です。
それにしても長谷さん、嫌いな食べものが多いです。
劇中で言ってる豆ごはんか、果物くらいしかない気がするぞ。
◆『パーフェクトワールド』有賀リエ
つぐみの父親のセリフ「もう二度と来ないでいただきたい」
よく言った、と思いました。
ここで簡単に、娘と鮎川の結婚に賛成するのは、都合がよすぎる。
共倒れになる可能性があるわけで、父親として軽く賛同はできないでしょう。
マンガだからといって甘い展開にしなかった有賀先生は、素晴らしいと思う。
◆『ラブリラン ~撮影現場レポート~』天沢アキ
知ってる役者さんが榊原郁恵さんしかおらず、
年をとってしまったと実感する次第
(テレビ観ないせいもあるけど)。
◆『ながたんと青と ―いちかの料理帖―』磯谷友紀
冷や麦にのせる「しいたけのたいたん」、
昔、似たようなのを食べた記憶があります。
錦糸卵もあった。
……冷やし中華の勘違いかもしれない。
ありそうでなさそうな戦争直後の作品
(ほかは「はだしのゲン」しか知らない)、面白いです。
◆『モトカレマニア』瀧波ユカリ
山下、マコチの天然タラシっぷりに陥落。
「海老焼売(えびやきうり)」で、女の子みたいにキラキラしてる……。
ただ、最後の「応援するに決まってる」ってセリフに引っ掛かります。
この「応援する」は、個人的に
「特に何もする気はないけど、なんか言わないと冷たいヤツだと思われるので、
とりあえず言っとく」セリフなんでね。
マコチの本心は「どうでもいい」だと思う。
ところで、サブタイトルの「大きさが気になるの」で、
アレの大きさを連想してしまった私は汚れています。
◆『やんごとなき一族』こやまゆかり
大介みたいな自由人は、無一文になった方が気楽でいいと思う。
まあ、自立する甲斐性があるとも思えず、
ズルズル実家にタカることになるんだろうけど。
◆『涙雨とセレナーデ』河内 遙
ヒナ、孝章様に別れを告げ、人力車で東京へ。
切ないですねー。
「この時間が永遠に続けばいいのに」というヒナのモノローグが切ない。
基本的に、ヒナは現代に戻ることを考えてます。
孝章様に惹かれてはいるけど、そこは揺るがない。
同じタイムスリップものでも、
このへんが「アシガール」と違って面白いですね。
でも、現代でも高校生がバイトして食いつなぐのは難しいのに、
明治では尚更難しそう。
とりあえず雛子と連絡を取りますが、早くもトラブルの気配。
いかがわしい目に遭わないといいんだけど。
気になるところで2ヶ月お預けです。
メモ
・昔の写真撮影はプリクラの150倍~200倍
・渋谷は昔は村でした
◆『彼と彼女のヒストリごはん』真船きょうこ
坂本龍馬の奥さん・おりょうさんの「その後」の話。
大河ドラマでも、幕末ならだいたい出てくるおりょうさんですが、
龍馬の死後はフェードアウト。その後に触れられることはない。
ということで、勉強になりました。
加藤さんは「いろいろあって」セックスしたことがない。
これが心理的なものなら、ゆっくり解決していけます。
・緊張して勃たない
・女性をリードしないといけないという気負いで勃たない
・セックスに生理的嫌悪感がある
・恥ずかしい
でも機能的な話だと、深刻です。
そんな重い話にはしないと思いますが。
まあ、こうやって正直に言えるだけ、
彼はサヨさんに心を開いてるのだと思う。
とりあえず添い寝から始めてみてはどうでしょうか……。
それ同じ雑誌の別の漫画だよね?
◆『こいいじ』志村貴子
戸塚先生「(子どもの)相手は誰だよ」
ゆめ姉さん「先生じゃないことは確かですねー」
戸塚先生「そりゃそーだ」
まあ、娘さんが結婚するようなトシじゃねぇ。
でも、たまに石田純一さんみたいな例もあるからなー(64歳で第5子)。
こんな会話するあたり、最近までこの2人関係してたのか……。
聡太、義姉と不倫関係の河田さんをやんわりとなじる。
淡々と責められるのは、怒鳴られるよりむしろ効くんですよね。
これで河田さんフェードアウトしそう。
それで、まめと聡太の関係が進むかというと、
これまた微妙な気がします。
◆『青いキャンバス』谷口リヨ果
読み切り。
ちょい顔が崩れてるように見えるコマもありましたが、お話は良かったです。
◆『長閑の庭』アキヤマ香
パジャマパーティって、そんなテンション上がるものなんですね。
◆『世にも奇妙なスーパーマーケット』嶽まいこ
ハツキスからの出張。
「香りが好き」ってのは、確かにセクハラっぽいですね。
◆『おいおいピータン!!』伊藤理佐
お母さんの頭の中の、家族の年表の話。
妊婦にシナモンはダメなんですね。
◆『幸子、生きてます』柘植 文
観光スポットは『おひとりさま』に優しくない話。
そう!
あと、旅館の料金が「2名様xxxx円」表記なのも改善してくれ。
1人でふらっと行きにくい。
それにしても、幸子さんは義理堅い。
そしてお友達(パーマの方)はめんどくさい。
◆『タラレBar』東村アキコ
今回は笑える内容です。
前回があまりにひどすぎたので(男が)、良かったです。
「親身になってくれて一緒に旅行もできるY君」、
ほんと、少女漫画にありそうな話です。
しかし、東村先生が最後に行ってる通り、
Y君は大したことないか、ろくでもないヤツだと思う。
まっとうな男なら、
一緒に旅行に行く時点で、2人の関係性をハッキリさせる。
それが大人の付き合いだと思います。
年ごろの女性に対して、あいまいな関係を続けるのは、優しさではない。
・社会人デビューで、女性にこなれた感じを見せたいだけ
・他に彼女or本命がいる
・女性にとにかくいい顔したい、勘違い野郎
なんにしても、先生の言う通りイモです。
◆『神は細部に宿るのよ』久世番子
私も、だいぶ前からリュックで通勤してます。
腕が空いてると楽。
◆『兄弟犬』ともえ
忠犬ハチ公スタイル、かわいい。
◆『メイクはただの魔法じゃないの』六多いくみ
クリームチークの話。
会社の同僚の20代♀の営業さんが、ミョーに頬が赤かったのはコレか……。
勉強になります。
◎その他
ホタルノヒカリBABY
くちうつす
コミンカビヨリ
世界で一番早い春
は8月号
アレンとドラン
は9月号
おひとり様物語
は10月号
Kiss(キス) 2018年 07 月号 [雑誌]
大人の女性向け漫画雑誌を全部読んでるわけじゃないですが、
最もバラエティに富んでるのはKISSだと思う。
恋愛や子どもを交えた家族もの以外に、
サスペンス
歴史ロマン
社会派ドラマ
ショート
エッセイ
新人さんの読み切り
etc.
隙のない布陣だ。1番から9番まで切れ目のない打線のようだ……。
ファンタジー面ではフラワーズに一歩譲りますが、
総合的にはKISSです。
これまでの感想は
⇒漫画・本 KISS(キス)
◎作品感想
◆『御手洗家、炎上する』藤沢もやし
希一さんは、Mac使いですね。
◆『アリスとアマリリス』小沢真理
アリスの、借金返すために働くパパの想像図がおかしい。昔の奴隷か。
ちゃんと小学生らしくて、いいですね。
茜坂くんの実家は、ヤクザですね。
末端が借金取りたてするぐらいですからねぇ……。
そしてママは妊娠したみたいです。
このタイミングだと「産まない」のも選択肢でしょうが、
どうするんでしょう。
◆『七つ屋 志のぶの宝石匣』二ノ宮知子
押し売りならぬ、押し買い、というのは初耳です。
お年寄りの家に上がり込み、いらない貴金属を二束三文で買い取ることをそう言うらしい。
ありそうな話です。
虎徹さんはタマゴ食いすぎだと思う。
若いから入るんだろうな。
◆『月と指先の間』稚野鳥子
主人公の漫画家が55歳に見えませんが、そこは置いといて。
出版社の編集長は、偉いようでも会社員には変わりないんですね。
鳥山明先生の担当編集から、白泉社の社長にまでなった
鳥嶋さんは例外中の例外なんでしょうね。
◆『カカフカカ』石田拓実
ハセさん、結局温泉宿に一泊してナニもしませんでした。
寺田さんも、自分から求めるようなことをするはずもなく、
ただ泊まっただけで旅行は終了。
さて、ハセさんは
(1)○たなかった
(2)寺田さんが緊張してるので止めた
(3)最初のHは自分の部屋でしたいと思っている
どれでしょうか。
一応2にしておきます。
本行はわかりにくいヤツですが、
長谷さんもわからん男です。
それにしても長谷さん、嫌いな食べものが多いです。
劇中で言ってる豆ごはんか、果物くらいしかない気がするぞ。
◆『パーフェクトワールド』有賀リエ
つぐみの父親のセリフ「もう二度と来ないでいただきたい」
よく言った、と思いました。
ここで簡単に、娘と鮎川の結婚に賛成するのは、都合がよすぎる。
共倒れになる可能性があるわけで、父親として軽く賛同はできないでしょう。
マンガだからといって甘い展開にしなかった有賀先生は、素晴らしいと思う。
◆『ラブリラン ~撮影現場レポート~』天沢アキ
知ってる役者さんが榊原郁恵さんしかおらず、
年をとってしまったと実感する次第
(テレビ観ないせいもあるけど)。
◆『ながたんと青と ―いちかの料理帖―』磯谷友紀
冷や麦にのせる「しいたけのたいたん」、
昔、似たようなのを食べた記憶があります。
錦糸卵もあった。
……冷やし中華の勘違いかもしれない。
ありそうでなさそうな戦争直後の作品
(ほかは「はだしのゲン」しか知らない)、面白いです。
◆『モトカレマニア』瀧波ユカリ
山下、マコチの天然タラシっぷりに陥落。
「海老焼売(えびやきうり)」で、女の子みたいにキラキラしてる……。
ただ、最後の「応援するに決まってる」ってセリフに引っ掛かります。
この「応援する」は、個人的に
「特に何もする気はないけど、なんか言わないと冷たいヤツだと思われるので、
とりあえず言っとく」セリフなんでね。
マコチの本心は「どうでもいい」だと思う。
ところで、サブタイトルの「大きさが気になるの」で、
アレの大きさを連想してしまった私は汚れています。
◆『やんごとなき一族』こやまゆかり
大介みたいな自由人は、無一文になった方が気楽でいいと思う。
まあ、自立する甲斐性があるとも思えず、
ズルズル実家にタカることになるんだろうけど。
◆『涙雨とセレナーデ』河内 遙
ヒナ、孝章様に別れを告げ、人力車で東京へ。
切ないですねー。
「この時間が永遠に続けばいいのに」というヒナのモノローグが切ない。
基本的に、ヒナは現代に戻ることを考えてます。
孝章様に惹かれてはいるけど、そこは揺るがない。
同じタイムスリップものでも、
このへんが「アシガール」と違って面白いですね。
でも、現代でも高校生がバイトして食いつなぐのは難しいのに、
明治では尚更難しそう。
とりあえず雛子と連絡を取りますが、早くもトラブルの気配。
いかがわしい目に遭わないといいんだけど。
気になるところで2ヶ月お預けです。
メモ
・昔の写真撮影はプリクラの150倍~200倍
・渋谷は昔は村でした
◆『彼と彼女のヒストリごはん』真船きょうこ
坂本龍馬の奥さん・おりょうさんの「その後」の話。
大河ドラマでも、幕末ならだいたい出てくるおりょうさんですが、
龍馬の死後はフェードアウト。その後に触れられることはない。
ということで、勉強になりました。
加藤さんは「いろいろあって」セックスしたことがない。
これが心理的なものなら、ゆっくり解決していけます。
・緊張して勃たない
・女性をリードしないといけないという気負いで勃たない
・セックスに生理的嫌悪感がある
・恥ずかしい
でも機能的な話だと、深刻です。
そんな重い話にはしないと思いますが。
まあ、こうやって正直に言えるだけ、
彼はサヨさんに心を開いてるのだと思う。
とりあえず添い寝から始めてみてはどうでしょうか……。
それ同じ雑誌の別の漫画だよね?
◆『こいいじ』志村貴子
戸塚先生「(子どもの)相手は誰だよ」
ゆめ姉さん「先生じゃないことは確かですねー」
戸塚先生「そりゃそーだ」
まあ、娘さんが結婚するようなトシじゃねぇ。
でも、たまに石田純一さんみたいな例もあるからなー(64歳で第5子)。
こんな会話するあたり、最近までこの2人関係してたのか……。
聡太、義姉と不倫関係の河田さんをやんわりとなじる。
淡々と責められるのは、怒鳴られるよりむしろ効くんですよね。
これで河田さんフェードアウトしそう。
それで、まめと聡太の関係が進むかというと、
これまた微妙な気がします。
◆『青いキャンバス』谷口リヨ果
読み切り。
ちょい顔が崩れてるように見えるコマもありましたが、お話は良かったです。
◆『長閑の庭』アキヤマ香
パジャマパーティって、そんなテンション上がるものなんですね。
◆『世にも奇妙なスーパーマーケット』嶽まいこ
ハツキスからの出張。
「香りが好き」ってのは、確かにセクハラっぽいですね。
◆『おいおいピータン!!』伊藤理佐
お母さんの頭の中の、家族の年表の話。
妊婦にシナモンはダメなんですね。
◆『幸子、生きてます』柘植 文
観光スポットは『おひとりさま』に優しくない話。
そう!
あと、旅館の料金が「2名様xxxx円」表記なのも改善してくれ。
1人でふらっと行きにくい。
それにしても、幸子さんは義理堅い。
そしてお友達(パーマの方)はめんどくさい。
◆『タラレBar』東村アキコ
今回は笑える内容です。
前回があまりにひどすぎたので(男が)、良かったです。
「親身になってくれて一緒に旅行もできるY君」、
ほんと、少女漫画にありそうな話です。
しかし、東村先生が最後に行ってる通り、
Y君は大したことないか、ろくでもないヤツだと思う。
まっとうな男なら、
一緒に旅行に行く時点で、2人の関係性をハッキリさせる。
それが大人の付き合いだと思います。
年ごろの女性に対して、あいまいな関係を続けるのは、優しさではない。
・社会人デビューで、女性にこなれた感じを見せたいだけ
・他に彼女or本命がいる
・女性にとにかくいい顔したい、勘違い野郎
なんにしても、先生の言う通りイモです。
◆『神は細部に宿るのよ』久世番子
私も、だいぶ前からリュックで通勤してます。
腕が空いてると楽。
◆『兄弟犬』ともえ
忠犬ハチ公スタイル、かわいい。
◆『メイクはただの魔法じゃないの』六多いくみ
クリームチークの話。
会社の同僚の20代♀の営業さんが、ミョーに頬が赤かったのはコレか……。
勉強になります。
◎その他
ホタルノヒカリBABY
くちうつす
コミンカビヨリ
世界で一番早い春
は8月号
アレンとドラン
は9月号
おひとり様物語
は10月号
コメント
コメントする
コメント受付を停止します。海外からスパム投稿が多いため。
この記事のトラックバックURL
http://kodawari.sakura.ne.jp/blogn/tb.php/2065
トラックバック
Tweet |
TOP PAGE △