2018,04,24, Tuesday
少女少年学級団
Stand Up!
完結。
藤村先生、山川先生、お疲れ様でした。
ザ・マーガレット 2018年 06 月号 [雑誌]
「Stand Up!」は、予告だと完結なのかどうかハッキリわからなかった。
今回のザマの表紙でもわかりませんでしたが、
「Stand Up!」のカラー表紙に明言してありました。
変なところで気を持たせるのはどうかと思いますが、
とりあえず一安心です。
これまでの感想は
⇒漫画・本 ザ マーガレット
◎作品感想
◆少女少年学級団/藤村真理
健兄が大阪の大学に行ったことで、
遥(高校2年)は野球をやる気をなくし、
肘を痛め、高校の野球部も幽霊部員化。
そこを救ったのは、やはり健兄。
理学療法士になって、地元に戻ってきました。
「とりあえず走っとけ」と遥をランニングに連れ出す。
そして、キャッチボール。
健兄のうまいところは、
「もう一度野球をやれ」とストレートに言わないところ。
あくまで、遥自身がやる気を出すことを待った。
これは大人でも中々できないことです。
つい、いろいろ口出ししてしまいますから。
遥が泣き出した時も、
「泣くな」でもなく
「泣けばいい」でもなく、
「泣いてるのはなんで?」
と、遥自身に答えを出させる。
健兄よりずっと年上の私ですが、
こんな器のでかい男には、一生なれそうもありません。
遥が夢(野球選手と健兄のお嫁さん)を取り戻したところで、完結。
カップルは成立させませんでしたが、
前向きないイラストだと思います。
結末を描くのもいいけど、よい未来を想像させてくれるのもいい。
もう一つは、健兄が大人なので(22,23歳?)、
ハッキリ女子高生とくっつけさせるのは、まずいのかもしれない。
今月のザマには、18歳妻の漫画もありますが、
それはそれ、これはこれ。
単行本8・9巻は7月同時発売です。
別マ掲載時の未収録分も読めそうで、よかったよかった。
◆幼な妻でごめんっ!/えばんふみ
26歳教師と18歳妻の温泉旅行でキャッキャウフフ。
先生、さすがに指輪は買いましょうよ。
悪い虫もつかないし。
ちょっとセリフや説明が多いのが難点かな。
◆微熱なカンケイ/佐木郁
twitterのショート漫画で人気のある方。
生徒会長のイケナイ裏の顔は強引、という話です。
イケメンは強引に迫ってもいいんだよなぁ。いいなぁ。
◆Stand Up!/山川あいじ
文化祭。
メインキャラクターそれぞれの姿を描き、完結。
でかいイベントがあるわけでなく、
終始淡々と進むところは、この漫画らしいなと思う
(そこまで読み込んだわけではないですが)。
鳥羽くんの、好きな子に思わず憎まれ口を言っちゃうところは、
等身大で良いですね。
まあうたまるは無理でも、他にいい子が見つかるよ……たぶんな。
ともあれ、無事再開・完結できて良かったです。
単行本4巻については記載なし。
気長に待ちます。
◆カレカフェ/小村あゆみ
バツイチ筋肉フェチ
やもめで気弱な喫茶店店長
2人の50代イケメンおじさんの漫画。
ただの枯れ専漫画じゃないですよ。
コーヒーのウンチクを適度に入れてくるあたり、先生はうまい。
ミル(豆を挽く機会)は、手動と電動があるんですね。
◆こっち向いてみせて/悠木結
イケメンが距離を詰めて、キャーな漫画。
もう一声何か欲しかった。
◆キスが欲しいなら餌をください/柴なつみ
「てんちょう、ダメ、絶対」が好評だった柴先生の読み切り。
残念な美人に定評のある(私の中で)柴先生、
今回も冒頭から
「一文無しになって腹が減りすぎて、
ペットショップのドッグフードによだれダラダラ」という
ヒロインというにはギリギリの姿を見せてくれます。
そこに現れたのが、謎の金持ってそうなイケメン。
衣食住提供しときながら何も要求しない。
イケメンの正体は謎のままですが、
勢いで押し切った感じです。
最初は「ヒロインは実はイヌというオチ?」かと思いましたが、
ちゃんと人間でした。
正直、出だしが「てんちょう~」の七森さんとかぶるし
(サイフなくしたところね)、
展開は非現実的なのですが、
いいんです、漫画なんで。
男の私だって、無償の愛と金を注いでくれるというなら、
ラジオ体操第二でもなんでもする(切実ッ)。
柴先生、また連載お願いします。
雑誌はどこでもいいんで。
◆ペパーミントの浸蝕/望月深冬
緞帳(カーテン)ごしのハグは、なかなかいいと思います。
見えないからこそ想像をかき立てる。
◆期間限定/須賀千夏
花粉症がテーマのショート。
目薬をさすという口実で至近距離にもっていく。
その発想はなかった。
◆きみに×××れたい/みやの真琴
手フェチの話。
男女の手の違いがわかります。
この漫画に限ったことじゃないけど、
ザマはちょっとHというか、はしたない話が多いですね
(特にマーガレット出身の漫画家さん)。
読み切りでインパクト勝負だからかもしれない。
むろん全然OKです。
女性視点のエロスというのは、興味深いので。
◆××好きなマイヒーロー/若月ジュン
巨乳がコンプレックスのヒロイン。
少女漫画でこのボリュームはかなり珍しいですね。
少年漫画・青年漫画だとふつうだけど。
私のどこが好き⇒「巨乳」と返したら
まあ、まず振られるでしょうが、そこから逆転にもっていく話。
いいと思います。胸が。いいえ、お話が。
ラストの後、服は乾かしたのか、その間の着替えはどうしたのか、
気になります。エロ的に。
◆エンドロールがきこえる/春江ひかる
卒業式のお話。
ストーリー漫画だと卒業式が描かれることが滅多にないので、貴重です。
ヤボかもしれませんが、野球部というなら髪は坊主か、せめて刈り上げて欲しい。
◆ブルーのセンパイ/木岐彩香
わんこ系後輩にアタックされる、陸上部の女子マネさん。
これは良かったです。
歯切れのいいセリフ、
男女のキャラの作り込み、
「私のことをしっかり見てくれる」というセリフの説得力。
身長設定を活かしたキスシーン。
それにしても、
今時の陸上のユニフォームって、オシャレというかスタイリッシュですね。
◆1パーセントの恋/山本まと
マンガの生徒会や風紀委員会って、
なんでこんな権限あるんだろう。
途中、金髪の男子が2人いて、ちょっと見分けつけづらかったです。
◆ギャルジャポン/シタラマサコ
中年テラスハウス。
これはコレでニーズがあるかも。
◆こうたと父さん/日野原あき
ヤンキー特攻服……なめ猫か!
◆月のお気にめすまま。/木内ラムネ
下校のワンシーンだけで完結するショートコメディ。
「アホでマヌケで単細胞で」
ここまでコケにされるヒロインも珍しい。
◆ホワイトベリー/辻井ミキ
牛乳飲んだらますます眠くなるんじゃ……それはホットか。
◆だって君が好きだから/菜々川さらり
水泳部。水着。
この時点で私にはヨコシマな想像しかできない。
しかも水着の女子同士でじゃれ合うなんて、
サービス以外のなにものでもない。
男子がヒロインの体操服盗んだり隠し撮りしたり……
と見せかけて、ヒネリのある話。
もうちょい真相までタメがあると良かった。
◆海色サイダー/柚木こむぎ
ヒーローの男子が後輩パターン。
テーマ的には海沿いデートですね。
鎌倉とか、ローカル色出してくれると嬉しい。個人的には。
行こうと思えるので。
◆陶が咲く/泉条ちえり
男子が陶器職人。
こういう職人がテーマのが連載であってもいいと思うんですが、
若者向けだと難しいですね。
YOUとか、ココハナとかなら食いついてくれる人も多そうなんだけど。
◆円谷さん家/あだち
桃太郎アレンジ。
ヒロインは何もせずとも男どもが動く。そういうものです。
北斗の拳のユリアがいい例です。
◆またね春の日/藤好明
だから、野球部でそんなフワフワな頭はさぁ……。
と思ったけど、もう引退してるからセーフ!
いかにも運動部のポジティブで勢いありまくりの感じが良かったです。
マンガとは関係ありませんが、
実際、関西出身で野球がうまい中学生は、しばしば地方の高校に進学します。
一時期悪い意味でニュースになった、野球留学というやつですね。
◆そまるそめる/碧
美容師志望?の男子2人とヒロイン。
途中、当て馬というか脇役の男子が主役かと思いました。
視点が完全に切り替わってたので、そういう作風なのかな。
◆ガールズトーク/トヨタトヨ
トビウオって意外に飛べるんだ。
◆ハイヒールをはいた猫 ルブたん/鳥海りさこ
告白の玉突き衝突事故。
◆美味しいひみつ/小池ミサ
ヒロインは大食い覆面美女。
こういう、ヒロインが変わり種の漫画がたくさんあると楽しいと思う。
ココハナさんもっと攻めましょうよ。
昔と比べて、大食いや早食いもテレビで見かけなくなりました。
テレビそのものを見なくなったのもあるけど。
◆腐っても美女/如月あい
男が読んでも気持ち悪くない、むしろ笑える貴重なBL。
2ページ目の北斗の拳顔で一気に読めます。
◆残念男子図鑑/しまあかね
「お母さんが買ってきた服を何も考えずに着てるタイプ」
ああ、昔の私だ。
ちょっと、別マのダサ彼とかぶってるのが惜しいところかな。
◆365杯分の/向嶋怜子
いつものカフェで、いつものコーヒー。
常連客のあの子に胸キュンなお話。
作中で一気に数年すぎる、読み切りならではの構成。
なかなかチェーン店のカフェだと味わえない光景ですね。
いいと思います。
◆あしたはきょうよりもうちょっと/相葉いづる
お隣の男、をもうちょい序盤から出してもらえると、良かったかも。
◆日常の秘め事/新井理恵
カフェやレストランのJKの会話、一日中聴いてたい。
いや一日は長いな。
◎次号
持田あき先生「初めて恋をした日に読む話 番外編」
中河友里先生の読み切り
持田先生、クッキーでも相当ページ数描いてるのに、
すさまじい仕事量だ……。
Stand Up!
完結。
藤村先生、山川先生、お疲れ様でした。
ザ・マーガレット 2018年 06 月号 [雑誌]
「Stand Up!」は、予告だと完結なのかどうかハッキリわからなかった。
今回のザマの表紙でもわかりませんでしたが、
「Stand Up!」のカラー表紙に明言してありました。
変なところで気を持たせるのはどうかと思いますが、
とりあえず一安心です。
これまでの感想は
⇒漫画・本 ザ マーガレット
◎作品感想
◆少女少年学級団/藤村真理
健兄が大阪の大学に行ったことで、
遥(高校2年)は野球をやる気をなくし、
肘を痛め、高校の野球部も幽霊部員化。
そこを救ったのは、やはり健兄。
理学療法士になって、地元に戻ってきました。
「とりあえず走っとけ」と遥をランニングに連れ出す。
そして、キャッチボール。
健兄のうまいところは、
「もう一度野球をやれ」とストレートに言わないところ。
あくまで、遥自身がやる気を出すことを待った。
これは大人でも中々できないことです。
つい、いろいろ口出ししてしまいますから。
遥が泣き出した時も、
「泣くな」でもなく
「泣けばいい」でもなく、
「泣いてるのはなんで?」
と、遥自身に答えを出させる。
健兄よりずっと年上の私ですが、
こんな器のでかい男には、一生なれそうもありません。
遥が夢(野球選手と健兄のお嫁さん)を取り戻したところで、完結。
カップルは成立させませんでしたが、
前向きないイラストだと思います。
結末を描くのもいいけど、よい未来を想像させてくれるのもいい。
もう一つは、健兄が大人なので(22,23歳?)、
ハッキリ女子高生とくっつけさせるのは、まずいのかもしれない。
今月のザマには、18歳妻の漫画もありますが、
それはそれ、これはこれ。
単行本8・9巻は7月同時発売です。
別マ掲載時の未収録分も読めそうで、よかったよかった。
◆幼な妻でごめんっ!/えばんふみ
26歳教師と18歳妻の温泉旅行でキャッキャウフフ。
先生、さすがに指輪は買いましょうよ。
悪い虫もつかないし。
ちょっとセリフや説明が多いのが難点かな。
◆微熱なカンケイ/佐木郁
twitterのショート漫画で人気のある方。
生徒会長のイケナイ裏の顔は強引、という話です。
イケメンは強引に迫ってもいいんだよなぁ。いいなぁ。
◆Stand Up!/山川あいじ
文化祭。
メインキャラクターそれぞれの姿を描き、完結。
でかいイベントがあるわけでなく、
終始淡々と進むところは、この漫画らしいなと思う
(そこまで読み込んだわけではないですが)。
鳥羽くんの、好きな子に思わず憎まれ口を言っちゃうところは、
等身大で良いですね。
まあうたまるは無理でも、他にいい子が見つかるよ……たぶんな。
ともあれ、無事再開・完結できて良かったです。
単行本4巻については記載なし。
気長に待ちます。
◆カレカフェ/小村あゆみ
バツイチ筋肉フェチ
やもめで気弱な喫茶店店長
2人の50代イケメンおじさんの漫画。
ただの枯れ専漫画じゃないですよ。
コーヒーのウンチクを適度に入れてくるあたり、先生はうまい。
ミル(豆を挽く機会)は、手動と電動があるんですね。
◆こっち向いてみせて/悠木結
イケメンが距離を詰めて、キャーな漫画。
もう一声何か欲しかった。
◆キスが欲しいなら餌をください/柴なつみ
「てんちょう、ダメ、絶対」が好評だった柴先生の読み切り。
残念な美人に定評のある(私の中で)柴先生、
今回も冒頭から
「一文無しになって腹が減りすぎて、
ペットショップのドッグフードによだれダラダラ」という
ヒロインというにはギリギリの姿を見せてくれます。
そこに現れたのが、謎の金持ってそうなイケメン。
衣食住提供しときながら何も要求しない。
イケメンの正体は謎のままですが、
勢いで押し切った感じです。
最初は「ヒロインは実はイヌというオチ?」かと思いましたが、
ちゃんと人間でした。
正直、出だしが「てんちょう~」の七森さんとかぶるし
(サイフなくしたところね)、
展開は非現実的なのですが、
いいんです、漫画なんで。
男の私だって、無償の愛と金を注いでくれるというなら、
ラジオ体操第二でもなんでもする(切実ッ)。
柴先生、また連載お願いします。
雑誌はどこでもいいんで。
◆ペパーミントの浸蝕/望月深冬
緞帳(カーテン)ごしのハグは、なかなかいいと思います。
見えないからこそ想像をかき立てる。
◆期間限定/須賀千夏
花粉症がテーマのショート。
目薬をさすという口実で至近距離にもっていく。
その発想はなかった。
◆きみに×××れたい/みやの真琴
手フェチの話。
男女の手の違いがわかります。
この漫画に限ったことじゃないけど、
ザマはちょっとHというか、はしたない話が多いですね
(特にマーガレット出身の漫画家さん)。
読み切りでインパクト勝負だからかもしれない。
むろん全然OKです。
女性視点のエロスというのは、興味深いので。
◆××好きなマイヒーロー/若月ジュン
巨乳がコンプレックスのヒロイン。
少女漫画でこのボリュームはかなり珍しいですね。
少年漫画・青年漫画だとふつうだけど。
私のどこが好き⇒「巨乳」と返したら
まあ、まず振られるでしょうが、そこから逆転にもっていく話。
いいと思います。胸が。いいえ、お話が。
ラストの後、服は乾かしたのか、その間の着替えはどうしたのか、
気になります。エロ的に。
◆エンドロールがきこえる/春江ひかる
卒業式のお話。
ストーリー漫画だと卒業式が描かれることが滅多にないので、貴重です。
ヤボかもしれませんが、野球部というなら髪は坊主か、せめて刈り上げて欲しい。
◆ブルーのセンパイ/木岐彩香
わんこ系後輩にアタックされる、陸上部の女子マネさん。
これは良かったです。
歯切れのいいセリフ、
男女のキャラの作り込み、
「私のことをしっかり見てくれる」というセリフの説得力。
身長設定を活かしたキスシーン。
それにしても、
今時の陸上のユニフォームって、オシャレというかスタイリッシュですね。
◆1パーセントの恋/山本まと
マンガの生徒会や風紀委員会って、
なんでこんな権限あるんだろう。
途中、金髪の男子が2人いて、ちょっと見分けつけづらかったです。
◆ギャルジャポン/シタラマサコ
中年テラスハウス。
これはコレでニーズがあるかも。
◆こうたと父さん/日野原あき
ヤンキー特攻服……なめ猫か!
◆月のお気にめすまま。/木内ラムネ
下校のワンシーンだけで完結するショートコメディ。
「アホでマヌケで単細胞で」
ここまでコケにされるヒロインも珍しい。
◆ホワイトベリー/辻井ミキ
牛乳飲んだらますます眠くなるんじゃ……それはホットか。
◆だって君が好きだから/菜々川さらり
水泳部。水着。
この時点で私にはヨコシマな想像しかできない。
しかも水着の女子同士でじゃれ合うなんて、
サービス以外のなにものでもない。
男子がヒロインの体操服盗んだり隠し撮りしたり……
と見せかけて、ヒネリのある話。
もうちょい真相までタメがあると良かった。
◆海色サイダー/柚木こむぎ
ヒーローの男子が後輩パターン。
テーマ的には海沿いデートですね。
鎌倉とか、ローカル色出してくれると嬉しい。個人的には。
行こうと思えるので。
◆陶が咲く/泉条ちえり
男子が陶器職人。
こういう職人がテーマのが連載であってもいいと思うんですが、
若者向けだと難しいですね。
YOUとか、ココハナとかなら食いついてくれる人も多そうなんだけど。
◆円谷さん家/あだち
桃太郎アレンジ。
ヒロインは何もせずとも男どもが動く。そういうものです。
北斗の拳のユリアがいい例です。
◆またね春の日/藤好明
だから、野球部でそんなフワフワな頭はさぁ……。
と思ったけど、もう引退してるからセーフ!
いかにも運動部のポジティブで勢いありまくりの感じが良かったです。
マンガとは関係ありませんが、
実際、関西出身で野球がうまい中学生は、しばしば地方の高校に進学します。
一時期悪い意味でニュースになった、野球留学というやつですね。
◆そまるそめる/碧
美容師志望?の男子2人とヒロイン。
途中、当て馬というか脇役の男子が主役かと思いました。
視点が完全に切り替わってたので、そういう作風なのかな。
◆ガールズトーク/トヨタトヨ
トビウオって意外に飛べるんだ。
◆ハイヒールをはいた猫 ルブたん/鳥海りさこ
告白の玉突き衝突事故。
◆美味しいひみつ/小池ミサ
ヒロインは大食い覆面美女。
こういう、ヒロインが変わり種の漫画がたくさんあると楽しいと思う。
ココハナさんもっと攻めましょうよ。
昔と比べて、大食いや早食いもテレビで見かけなくなりました。
テレビそのものを見なくなったのもあるけど。
◆腐っても美女/如月あい
男が読んでも気持ち悪くない、むしろ笑える貴重なBL。
2ページ目の北斗の拳顔で一気に読めます。
◆残念男子図鑑/しまあかね
「お母さんが買ってきた服を何も考えずに着てるタイプ」
ああ、昔の私だ。
ちょっと、別マのダサ彼とかぶってるのが惜しいところかな。
◆365杯分の/向嶋怜子
いつものカフェで、いつものコーヒー。
常連客のあの子に胸キュンなお話。
作中で一気に数年すぎる、読み切りならではの構成。
なかなかチェーン店のカフェだと味わえない光景ですね。
いいと思います。
◆あしたはきょうよりもうちょっと/相葉いづる
お隣の男、をもうちょい序盤から出してもらえると、良かったかも。
◆日常の秘め事/新井理恵
カフェやレストランのJKの会話、一日中聴いてたい。
いや一日は長いな。
◎次号
持田あき先生「初めて恋をした日に読む話 番外編」
中河友里先生の読み切り
持田先生、クッキーでも相当ページ数描いてるのに、
すさまじい仕事量だ……。
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