2011,09,22, Thursday
友人に前から勧められていた「青空エール」という少女漫画を7巻まで読む。
全国大会を目指す強豪吹奏楽部に、素人の女の子が入部。
当然レベルの高さにくじけそうになるのだが、同じクラスの野球部(こちらも強豪)の男子に励まされ、
部内でも認められていく、というストーリー。
一言で言うといい漫画です。
吹奏楽部出身の自分としては、色々と昔を思い出してせつなくなったり、しんみりしたりしました。
自分の母校も野球部が強かったので、リンクするところが結構あった。
まあ私は男ですが。
以下、細かい感想。
→8巻の感想はこちら
読んでいて思ったのは、少女漫画だけど「キャプテン」に近いのではないか、ということ。
「キャプテン」はちばあきおの中学野球漫画。
下手だけど野球が好きな谷口タカオ君が、努力して上手くなり、仲間を引っ張って強豪を倒すまでに成長します。
で、「青空エール」もド素人であこがれだけで入部した少女が、失敗もするけど諦めず練習して、部に居場所を作る。
成長物語なんですね。
応援したくなる話なんです(しかし、水島のように初心者をウザがる気持ちもわかる)。
正直、私は山田との恋愛部分はどうでも良いというか、恥ずかしくて読んでいられないので、部活のところだけ読みました。
吹奏楽部の描写は本当にいい。
作者の河原和音さんは運動部出身なのにここまで描けるとは。
唐突ですが、良かったシーン。
怖い先生に怖い先輩
中1で入部したての頃、自分もつばさと同じようにビビっていました。
男でも女の先輩はおっかないです。
全国を目指すような厳しい学校ではなかったですけどね。
吹奏楽部の男子は女子みたいなもの
頷けるセリフ。
女子が多数の中にいると「男らしさ」みたいなものが段々薄れてくる。
ランニングに腹筋
自分の中学でも一時期チャレンジしましたが、「しんどい」「練習時間がなくなる」という理由で断念。
それくらいのレベルだったということですね。
買った楽器にオイルを差すだけなのに緊張
自分の楽器だと思うと扱いがものすごい慎重になるんです。
これが学校の楽器だと途端にぞんざいになる。だから備品の楽器は傷むわけで。
「一人ずつ吹く」
合奏途中に、悪い部分を確かめるためにパート単位で吹かせたり、一人ずつ吹かせたりする。
自分の番になると嫌〜な汗が出る。
つばさのように緊張するのはよくわかる。
今は気になりません。そもそも、各パート一人しかいない小さな楽団なので……。
バンドジャーナルを購読する森先輩
CD代も含めると小遣いではまかなえない出費。
バイトする時間的余裕はないから、家が金持ちなのか、部活に理解があるのだろう。
中学校では部が購読していたので、私も毎月読んでました。
でも自分の楽器の練習法とかじゃなくて、オーボエの茂木※さんのコラムしか覚えていません。
レベルは推して知るべし。
※NHK交響楽団の茂木大輔氏のこと。
「お答えしましょうあなたのモギモン」という質問コーナーは、ふざけつつも読者の疑問に答えるもので人気があった。
天岩戸作戦森先輩を呼び戻す為の演奏
ここは、大体先が読めました。
春日先輩は「勝手にしろ」と言ったけど、後から駆けつけるだろうと。
で、仲直りするんだろうなと。
でもこういう王道が気持ちいいんです。
全道大会
ここも、「なんか全国行けない流れだな」と思ってしまった。
厳しい先輩が急にいい人になったし……。
しかし、他校の演奏が「いい」と思えたということは、つばさのレベルが上がっている証明でもあります。
(下手ならいいも悪いもわからない)
約4ヶ月間ですごい成長だと思う。
ゴールド金賞
なぜ「金賞」だけじゃなくて「ゴールド金賞」なのか。
それは「銀賞」と聞き間違えないようにするため。
一応、私も中学高校とゴールドを目指してやっていましたが、正直無理でした。
努力も意識も足りていなかった。
「金賞」には「上の大会(全道なら全国)に進める金賞」と「ただの金賞」とがあり、
おそらく「一金」は前者をさしているのだと思う。
7巻まで読んだ感じだと、主人公が3年になるまで話を考えてるようなので、是非続けて欲しいものです。
それと、ユーフォニアム担当で名前のあるキャラを出してくれれば最高。
全国大会を目指す強豪吹奏楽部に、素人の女の子が入部。
当然レベルの高さにくじけそうになるのだが、同じクラスの野球部(こちらも強豪)の男子に励まされ、
部内でも認められていく、というストーリー。
一言で言うといい漫画です。
吹奏楽部出身の自分としては、色々と昔を思い出してせつなくなったり、しんみりしたりしました。
自分の母校も野球部が強かったので、リンクするところが結構あった。
まあ私は男ですが。
以下、細かい感想。
→8巻の感想はこちら
読んでいて思ったのは、少女漫画だけど「キャプテン」に近いのではないか、ということ。
「キャプテン」はちばあきおの中学野球漫画。
下手だけど野球が好きな谷口タカオ君が、努力して上手くなり、仲間を引っ張って強豪を倒すまでに成長します。
で、「青空エール」もド素人であこがれだけで入部した少女が、失敗もするけど諦めず練習して、部に居場所を作る。
成長物語なんですね。
応援したくなる話なんです(しかし、水島のように初心者をウザがる気持ちもわかる)。
正直、私は山田との恋愛部分はどうでも良いというか、恥ずかしくて読んでいられないので、部活のところだけ読みました。
吹奏楽部の描写は本当にいい。
作者の河原和音さんは運動部出身なのにここまで描けるとは。
唐突ですが、良かったシーン。
怖い先生に怖い先輩
中1で入部したての頃、自分もつばさと同じようにビビっていました。
男でも女の先輩はおっかないです。
全国を目指すような厳しい学校ではなかったですけどね。
吹奏楽部の男子は女子みたいなもの
頷けるセリフ。
女子が多数の中にいると「男らしさ」みたいなものが段々薄れてくる。
ランニングに腹筋
自分の中学でも一時期チャレンジしましたが、「しんどい」「練習時間がなくなる」という理由で断念。
それくらいのレベルだったということですね。
買った楽器にオイルを差すだけなのに緊張
自分の楽器だと思うと扱いがものすごい慎重になるんです。
これが学校の楽器だと途端にぞんざいになる。だから備品の楽器は傷むわけで。
「一人ずつ吹く」
合奏途中に、悪い部分を確かめるためにパート単位で吹かせたり、一人ずつ吹かせたりする。
自分の番になると嫌〜な汗が出る。
つばさのように緊張するのはよくわかる。
今は気になりません。そもそも、各パート一人しかいない小さな楽団なので……。
バンドジャーナルを購読する森先輩
CD代も含めると小遣いではまかなえない出費。
バイトする時間的余裕はないから、家が金持ちなのか、部活に理解があるのだろう。
中学校では部が購読していたので、私も毎月読んでました。
でも自分の楽器の練習法とかじゃなくて、オーボエの茂木※さんのコラムしか覚えていません。
レベルは推して知るべし。
※NHK交響楽団の茂木大輔氏のこと。
「お答えしましょうあなたのモギモン」という質問コーナーは、ふざけつつも読者の疑問に答えるもので人気があった。
ここは、大体先が読めました。
春日先輩は「勝手にしろ」と言ったけど、後から駆けつけるだろうと。
で、仲直りするんだろうなと。
でもこういう王道が気持ちいいんです。
全道大会
ここも、「なんか全国行けない流れだな」と思ってしまった。
厳しい先輩が急にいい人になったし……。
しかし、他校の演奏が「いい」と思えたということは、つばさのレベルが上がっている証明でもあります。
(下手ならいいも悪いもわからない)
約4ヶ月間ですごい成長だと思う。
ゴールド金賞
なぜ「金賞」だけじゃなくて「ゴールド金賞」なのか。
それは「銀賞」と聞き間違えないようにするため。
一応、私も中学高校とゴールドを目指してやっていましたが、正直無理でした。
努力も意識も足りていなかった。
「金賞」には「上の大会(全道なら全国)に進める金賞」と「ただの金賞」とがあり、
おそらく「一金」は前者をさしているのだと思う。
7巻まで読んだ感じだと、主人公が3年になるまで話を考えてるようなので、是非続けて欲しいものです。
それと、ユーフォニアム担当で名前のあるキャラを出してくれれば最高。
コメント
>美晴さん
倉橋! なんとも渋い。
物言いがキツイところもありますが、捕手・まとめ役としては最高でした。
倉橋! なんとも渋い。
物言いがキツイところもありますが、捕手・まとめ役としては最高でした。
| 惣一郎 | EMAIL | URL | 17/11/02 09:16 | Y945Kht2 |
イチローがイガラシが好きだったというのは
割と有名な話ですよね。
プレイボールの谷口君は
非凡な頭脳派で、また違った魅力があります。
プレイボールの倉橋君好きなんですよねー。
あんまりそういう意見見なくて、ちょっと悲しいんですけど。良妻、名バイプレーヤーだと思います。
割と有名な話ですよね。
プレイボールの谷口君は
非凡な頭脳派で、また違った魅力があります。
プレイボールの倉橋君好きなんですよねー。
あんまりそういう意見見なくて、ちょっと悲しいんですけど。良妻、名バイプレーヤーだと思います。
| 美晴 | EMAIL | URL | 17/10/31 21:04 | .nBplGFg |
>美晴さん
谷口君に反応されるとは!
相当マンガ通ですね。
天才肌のイガラシが好き、って女性は聞いたことありますが、
谷口君も人気あったんですね。
良かった(?)
谷口君に反応されるとは!
相当マンガ通ですね。
天才肌のイガラシが好き、って女性は聞いたことありますが、
谷口君も人気あったんですね。
良かった(?)
| 惣一郎 | EMAIL | URL | 17/10/31 11:39 | Y945Kht2 |
「青空エール」「君に届け」「ちはやふる」の三連コンボで立ち読みして、
ボロ泣きして帰ったことあったなあ・・・
どこぞのツンデレ狐とか
ぼんやりガールに何かと絡む謎イケメンとか
紫のバラの人とか
女子は色々と移り気なものですが
谷口君は今も昔もお嫁さんになりたい人No.1です。
聞いてませんね、そうでしたね。
ボロ泣きして帰ったことあったなあ・・・
どこぞのツンデレ狐とか
ぼんやりガールに何かと絡む謎イケメンとか
紫のバラの人とか
女子は色々と移り気なものですが
谷口君は今も昔もお嫁さんになりたい人No.1です。
聞いてませんね、そうでしたね。
| 美晴 | EMAIL | URL | 17/10/28 21:52 | .nBplGFg |
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