プログラマが主に少女漫画を語る

24週4日・600gで生まれた「優ちゃん」の父の日記

■10/18(火) 8日目

妻、翌日退院決定
血液検査の結果、炎症反応が一定まで下がったとの事

ただ、夜中にベッドわきで倒れた日もあったので、
退院後しばらくは目が離せなさそう

午後から優ちゃんと面会
今まではあおむけだったが、
今日からうつぶせ
看護師さんが言うには、この体勢の方が呼吸しやすいらしい

素人目には、うつぶせの方が息がつまりそうなのだが
プロが言う事だし、2人でチェックしてたので、大丈夫なのだろう

体勢の入れ替えは私が見ている中で行われたのだが、
最初、優ちゃんの呼吸がうまくできず、
計器類から警報が出てたので、内心ビビッていた

看護師さんが「ふいご」のようなもので酸素を送り、
しばらくすると数値が安定したようだ

肺が未成熟なのでまだ自力で呼吸できず、
機械から酸素を送り込まれないと、生きていけない
改めて現代医学というのはすごいと思う
同時に、本当に自宅で生活できるようになるのか、
はなはだ不安でもある

呼吸はおいといて、母乳はどんどん飲んでいる
今日から3時間おきに2.5cc
0.5ccずつを5回、あっという間に飲み干す

へそからの点滴はなくなり、
足から栄養や抗生剤の点滴に切り替え

左腕の血圧を測るのも外れ、これも足から計測に変更
今まで包帯でグルグル巻きにされていた左手を、
初めて見ることができた
ずっと包帯のせいか、ちょっとふやけた感じ

妻とLINEで、明日の退院と、
あさって以降の生活の段取り

あさって以降は午前中のみ勤務
午後以降は、産後の妻のサポートや優ちゃんの面会にあてる
母乳も病院に持っていかないといけない

妻は1人で搾乳がスムーズにできるか不安らしい
食事など家のことは全部こちらがするので、
搾乳は、彼女自身でやりとげてもらうしかない

ともかく、妻の退院までこぎつけることができて、
少しほっとしている