プログラマが主に少女漫画を語る

春は出会いの季節。
ということで新キャラ登場です。


別冊マーガレット 2016年5月号

そして、春は値上げの季節。
前月から別マは480円⇒490円になりました。

「青空エール」目当てで読み始めた頃は450円だったのに。
せちがれーな、おい。

夢を見るにも先立つものが必要なのです。

これまでのお話は
⇒漫画・本 河原和音「素敵な彼氏」

前作のやその他の作品については
⇒漫画・本 河原和音「青空エール」
⇒漫画・本 その他の河原和音作品

◎今月のお話
小桜ののか、高校2年。
夢見がちな少女はもう卒業です。
「新クラスの男子の誰かと恋がはじまったり……」とは、思いません。

若干気になる桐山は、ののかの中で「初めての男友達」らしいです。
「初めての男友達」から「友達」をとるだけで意味が激変するから、
日本語って面白いですね(どうでもいい)。

そんな桐山とは同じクラスになれませんでした。
ののかは文系で桐山は理系だからね、仕方ないね。

しかし、ののかがF組で桐山がG組ってことは……。
文系が6クラスもあるの？　マンモス校ですか？
いや、最初の2～3クラスは難関大学向け進学コースとかですかね。

すいません、どうでもいいですね。

毎号さりげなくいいところをみせる桐山ですが、
今月は辞書がなくて困っているののかに、スマートに辞書を貸しました。
「オレ 4時間目だから」

辞書？ 君が持ってんのニンテンドーDSやん。
ああ、電子辞書か。

ごめん、おじさん紙の辞書世代だから。
一瞬本気でわからなかったよ。

この中に国語・英和・和英・漢和・古語辞典etcが全部入ってるんでしょうねぇ。
すごいよね。
もう、ザ・マーガレットばりに分厚い辞書を何冊も持ち歩く必要ないってことか。

この漫画が十数年前だったら、
桐山くんが両腕に何冊も抱えて……
「オレ 4時間目だから」



色んな意味で重いです。
英和と和英の2冊でいいだろ。

すいません、またどうでもいいですね。

授業が終わったののか、電子辞書を返しにG組へ行くと、
黒髪女子とぶつかります。

若干タレ目で、口元にほくろがある。
いかにも美人だけど、なんか腹に一物ありそうな子。

「あ 桐山くんいる？」というののかの言葉に、
何やら思うところがある様子。

「私 返しとくよ」と、やんわりとしかし強引に辞書を受け取ります。
「自分で返しかったんだ！」と気づくののかですが、時すでに遅し。

桐山を「直也」と下の名前呼びするこの子、重要人物っぽいです。

クラスにもどったののかは、ふわ毛のイケメンに声をかけられていました。

「直也とつきあわないの？ 直也いいやつだよ」
「知ってるよ でもムリ 桐山くん私のこと好きじゃないもん」
そうかなあ。

そんなイケメンは桐山の幼なじみ。
当然、中学のとき桐山と付き合ってた娘のことも知っており……、
「今は オレのカノジョ」

「なんかね いろいろあって」

♪人生いろいろ 男もいろいろ
女だっていろいろ 咲き乱r

その子は、お察しの通りさきほどの黒髪女子でした。
しかしいまだに名前がわかりません。
イケメンは細谷と判明しました。

突然の男女三人恋物語をきかされ、平常心ではいられないののか。

帰り道、たまたま会った桐山は、
自分から3人の間柄をしゃべります。

「言っとくけどドロドロのドラマとかないからね
流れで1年くらいつきあって
つきあってからも3人で遊んで
彼女が『細谷のこと好きかもしれない』って言うから
そういうことなら オレとは別に友達でいいじゃんて」

なにごとも淡々と語るヤツだな……。

ようするに、豚骨背油系ラーメンじゃなく、さっぱり醤油系だったと。
余計わかんねェよ。

ほっとしてるののかですが、
なんでほっとしてるのか、自分でも定かでない。

バイト先のコンビニに、
幼なじみ女子がやってきます。
「ここでバイトしてたんだ 知らなかった」
……ほんとに？

ペットボトルを買うと、
「これ直也に さし入れ バイトおつかれ」

どうしよう
桐山くん ヒマじゃなくなったら

どうするってところで、以下次号。


◎感想
理系の女子って希少価値あるからね(少なくとも私の学校はそうだった)。
それであの見た目は、男がほっとかないよ。

でも、一筋縄じゃないかなそうな子ですね。

とりあえず名前はっきりしてください。
感想書きづらいから。


◎単行本
第1巻がぁ、5/25発売らしいっすよ？
じゃけん書店やWebで予約しときましょうね～。

素敵な彼氏(1): マーガレットコミックス

書籍は初動部数が命、芸能人は歯が命。


◎今月の河原先生
しーなかるほちゃんとスタッフさんと東京行きました。
たのしかった!! たのしかった!!


◎俺物語第43話 3行感想
沖縄で現実逃避するカップル2人。
2m120kgの男がエコノミーって、かなり窮屈そう。


◎別マの他の作品を適当に1つ挙げてみる
◆町田くんの世界
父ちゃんほとんど海外暮らしなのに子ども6人って……、命中率高っ！


◎映画「青空エール」
情報出てました。

2016/8/20公開

監督：三木孝浩
脚本：持地佑季子

小野つばさ役：土屋太鳳
山田大介役：竹内涼真
水島亜希役：葉山奨之
城戸保志役：堀井新太
春日瞳役：小島藤子
脇田陽万里役：松井愛莉
澤あかね役：平祐奈
碓井航太役：山田裕貴

野球部の2人は野球経験者だそうです。
堀井さんは高校まで、山田さん(キャストの方ね)は中学硬式まで、というから
どっちも筋金入りですね。
そこはいい。

澤って誰かっていうと、多能さん(野球部マネージャー)にあたる人らしいです。
ふぅーん……へぇー……。

避けられぬオリジナル展開の予感に、オラわくわくしてきたぞ。

なかさん、コメントありがとうございます。

感想面白いですか。ははは(桐山風)、恐縮です。
女性と男性では、見ているところが全然違うでしょうねー。

確かに管轄外なんですけど、河原さんの漫画は読んでて安心するといいますか……。
たぶん自分に合ってるのでしょう。

飽きるまでは続けるつもりなので、良かったらまたどうぞ。

初めまして。「素敵な彼氏」が大好きで、いろんな方の感想を拝見してます。
そんな中で惣一郎さんは男性とあってか、女性読者とは視点というか、つっこみどころ？が違っていて面白いなぁと思い、思わずコメントを入れさせていただきました。
1話の感想で、「どう読んでも管轄外」とおっしゃっていたのに、毎号感想があってうれしいです。

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