堂場瞬一「ラストダンス」の元ネタを考える

堂場瞬一さんの最新野球小説「ラストダンス」。プロ野球を舞台にしていますが、人物やチームは架空のものです。


フィクションというのは大概そうですが、何らかの元ネタがあるもの。今回はひとつそれを探ってみましょう。
以降はネタバレしますので、読んでない人はご注意下さい。


☆主人公のチーム「スターズ」
名前は明らかに横浜ベイスターズ。表紙のユニフォームも白地に青のタテジマ。
ファームも確か神奈川にあるという描写だった。


☆エースピッチャー真田
体格に劣り、球威ではなく制球力を何よりも武器とする。
モデルは先頃引退した小宮山か、それとも桑田?


☆キャッチャー樋口
「一軍と二軍を行ったり来たり」という選手はどのチームでもいるので、
彼に関しては特定のモデルはいない気がする。


☆シーズン途中で引退表明、話題を作る
近年最も有名なのは新庄。


☆ラストゲームで完全試合
今さら言うまでもありませんね?
2007年の日本シリーズです。


と、並べてみると元ネタが結構あるとわかります。


つまり、現実のプロ野球には、小説のネタになるほど面白い要素が沢山あるということです。



| 漫画・本 | 17:21 | comments (0) | trackback (0) |
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