取り上げる条件は以下の2つ。
(1)東京都の高校出身であること。
(2)全国大会で活躍しているか、大会史上印象的な足跡を残していること。
選手名 | 出身校 | 主な実績 | 紹介 |
王貞治 | 早稲田実 | 1957年春優勝、夏ベスト8 1958年春ベスト8 |
左腕からの剛球と落差のあるドロップ “血染めのボール”で関東初のセンバツ優勝投手 |
小沢章一 | 早稲田実 | 1980年夏準優勝 1982年春夏ベスト8 |
荒木大輔を支えた名二塁手 5季連続甲子園出場し全試合でスタメン |
斎藤佑樹 | 早稲田実 | 2006年春ベスト8、夏優勝 | クールな投球に秘めた優勝への執念 延長15回を含む7試合全イニング投げ抜く |
芝草宇宙 | 帝京 | 1987年春ベスト8、夏ベスト4 | “傷だらけの栄光” 苦痛に耐えてのノーヒットノーラン |
吉岡雄二 | 帝京 | 1989年夏優勝 | 打っては2ホーマー、投げては3完封 4番でエースの面目躍如 |
三沢興一 | 帝京 | 1992年春優勝 | 秋は防御率ブービー、翌春5完投で優勝 帝京“4番でエース”の継承者 |
仲根正広 | 日大桜丘 | 1972年春優勝 | 日大三との兄弟対決を制し、初出場初優勝 “ジャンボ”の愛称で親しまれた人気者 |
山口重幸 | 岩倉 | 1984年春優勝 | KKコンビのPL相手に一世一代の快投 1安打完封で初出場初優勝 |
川島堅 | 東亜学園 | 1987年夏ベスト4 | “史上最も美しい”と表された芸術右腕 45イニングで3四球の制球力 |
松本吉啓 | 桜美林 | 1976年夏優勝 | 負けん気で投げた小さなエース 炎天下の4連投で初出場初優勝 |
山口昇 | 慶応普通部 (慶応商工) |
1916年夏優勝 | 3番、エース、主将 慶大のレギュラーも兼ねた野球センスの固まり |
市川武史 | 都国立 | 1980年夏1回戦 | 元祖“都立の星” 8試合を投げ抜いた文武両道のエース |
市原勝人 | 二松学舎大付 | 1982年春準優勝 | ノーマークから準優勝に導く快投 マウンドさばきに長けたサウスポー |
高橋外喜雄 | 早稲田実 | 1924年春準優勝 1925年夏準優勝 |
戦前の早実黄金時代のエース 全国6回出場し2度の準優勝 |
渡部良克 | 日大三 | 1971年春優勝 | 投げるほどに安定感を増す投球 4完封でセンバツ初優勝 |
但田裕介 | 堀越 | 1969年春準優勝 | 初出場で準優勝 投打に活躍した左腕エース |
伊東昭光 | 帝京 | 1980年春準優勝 | 帝京初の決勝進出の立役者 2度の延長含む5試合完投 |
小林昭則 | 帝京 | 1985年春準優勝 | “打撃の帝京”くつがえす快投 3完封で2度目の準優勝 |
三輪隆 | 関東一 | 1987年春準優勝 | 攻守にチームを牽引した好捕手 全5試合に打点を挙げる |
倍賞明 | 日大三 | 1962年春準優勝、夏ベスト8 | 逆転あり、サヨナラあり “9回の魔術師”の原動力となった3番打者 |
吉沢俊幸 | 日大三 | 1971年春優勝 1972年春準優勝 |
2年から名門のクリーンアップ 2年連続決勝進出に貢献 |
白木隆之 | 帝京 | 1995年夏優勝 | チーム分解の危機を乗り越え、 2年生エースとして夏初優勝 |
保坂英二 | 日大一 | 1971年夏2回戦 | 夏の東京大会4連覇 “夏の日大一”を支えた左腕エース |
水上義信 | 早稲田実 | 1924年春準優勝 | 第1回センバツ、初の甲子園に出場 初物づくしの早実エース |
杉下茂 | 帝京商 | 1939年夏予選優勝 | 前代未聞の出場辞退 「フォークボールの元祖」の苦い記憶 |
若山雅英 | 東高師付中 | 1946年夏ベスト4 | 戦後初の選手権 公立校を快挙に導いた万能選手 |
榎本喜八 | 早稲田実 | 1954年春夏ベスト8 | 強打貫いた「安打製造機」の高校時代 |