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東京都とよく対戦する高校

 春、夏の全国大会で東京都代表と5回以上対戦した高校を集めてみました。

1位 PL学園(大阪)   12回(4勝8敗)
2位 天理(奈良)     8回(2勝6敗)
3位 星稜(石川)     7回(5勝2敗)
3位 池田(徳島)     7回(3勝4敗)
5位 中京大中京(愛知)  6回(2勝4敗)
5位 大体大浪商(大阪)  6回(0勝6敗)
7位 平安(京都)     5回(1勝4敗)
7位 報徳学園(兵庫)   5回(1勝4敗)
7位 育英(兵庫)     5回(1勝4敗)
7位 智弁和歌山(和歌山) 5回(0勝5敗)
7位 坂出商(香川)    5回(4勝1敗)
7位 高知商(高知)    5回(2勝3敗)
7位 松山商(愛媛)    5回(2勝3敗)
7位 小倉(福岡)     5回(2勝3敗)

《雑感》

 東京代表は大阪、兵庫代表と対戦することが多い(特に複数校出場できるセンバツでは)。

 とりわけPL学園とは因縁が感じられるほど対戦している。お互い勝ち進んでからの対戦が多く、決勝では1976年夏の桜美林、82年春の二松学舎大付、84年春の岩倉、87年春の関東一と計4度、通算2勝2敗。1987年は春夏連続で帝京と激突しているので、1年で3度も東京勢と顔を合わせていることになる(帝京とは秋の国体でも対戦)。
 また1987年春の帝京戦から2003年夏の雪谷戦まで東京勢6連勝を記録していたが、2004年夏の日大三戦に負けてストップした。

 続いて対戦回数が多いのは天理。PLと違って佳境での対決は少なく、大会の序盤でぶつかることがほとんど。このカードも6連敗中(1975年夏の堀越〜1988年夏の堀越)だったが、2005年夏に国士舘が延長で競り勝ってストップさせた。

 3位タイなのが星稜池田。星稜はなんといっても小松辰雄を擁した1976年夏準決勝と、山本省吾の1995年夏決勝の対戦が印象深い。それぞれ桜美林、帝京が下し、初優勝の夢を砕いている。
 池田は1982年夏〜91年夏にかけて集中的に対決している。82年夏、荒木大輔が3年だった早稲田実を完璧に粉砕し、83年春には帝京をめった打ちにするなどそのパワーを見せつけた。帝京・前田監督が83年の敗戦をきっかけにウェートトレーニングの導入を決意したことは有名である。91年夏には打撃戦を制してリベンジを果たした。

 5位につけたのは中京大中京大体大浪商。いずれも旧校名(中京商、浪華商)での対戦が多い。
 中京大中京との初対戦は中京商時代の1931年。早稲田実が1回戦で逆転サヨナラ負けし夏の甲子園初勝利を献上。偉大な3連覇のスタートでもあった。これまで計6回対戦し、実に4度がサヨナラで決着するという好カードの生まれやすい対戦でもある。
 大体大浪商とは1946年の終戦直後の大会で初対決、東高師付中が1−9と完敗して以降6連敗中。久々に登場した2002年春も二松学舎大付が4−5で競り負けた。同校が大阪大会を勝ち抜くことの難しさを考えると、雪辱の機会はなかなかないだろう。

 5回対戦した高校は計8校。いずれも断続的に勝ったり負けたりを繰り返しているが、平成の強豪・智弁和歌山だけには5戦全敗している。1996年春の初対戦で国士舘が延長13回を競り負けて以来、いずれも力の差を見せつけられての敗戦。これからも対戦する可能性の高いことを考えると、苦手意識を感じぬうちに白星をあげたいところ。

対戦回数が4回以下の高校

4回 東北(宮城)、銚子商(千葉)、松商学園(長野)、福井商、桐蔭(和歌山)、広島商、下関商(山口)、高松商(香川)、今治西(愛媛)、熊本工、樟南(鹿児島)

3回 北海(北海道)、秋田、横浜商(神奈川)、横浜(神奈川)、静岡商、三重、敦賀気比(福井)、敦賀(福井)、西京(京都)、東山(京都)、京都成章、大阪桐蔭、北陽(大阪)、市岡(大阪)、市神港(兵庫)、智弁学園(奈良)、海南(和歌山)、岡山東商、米子東(鳥取)、柳井(山口)、宇部商(山口)、尽誠学園(香川)、徳島商、明徳義塾(高知)、高知、柳川(福岡)、佐賀商、長崎日大、鹿児島実

2回以下は多数のため割愛


《トリビア的データ》

【3季連続で東京代表と対戦】
長崎日大
 1998年夏、2回戦●1−4 帝京
 1999年春、1回戦●2−3 駒大高
 1999年夏、1回戦○5−0 日大三

【1大会で2度東京勢と対戦】
星稜(石川)
 1976年夏 2回戦 ○1−0 日体荏原、準決勝 ●1−4 桜美林
PL学園(大阪)
 1987年春 準々決勝 ○3−2 帝京、決勝 ○7−1 関東一
池田(徳島)
 1982年夏 2回戦 ○4−3 日大二、準々決勝 ○2−14 早稲田実
 1991年夏 1回戦 ○5−4 国学院久我山、3回戦 ●6−8 帝京

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