HGST Touro Desk Pro TV 0S03537 Black(外付けHDD)修復奮闘記
2012年12月ごろ買った外付けハードディスク「HGST Touro Desk Pro TV 0S03537 Black 4TB」。
これが、1か月前に壊れてしまいました。完全に。


HGST Touro Desk Pro TV Black 外付けハードディスク 4TB


色々調べて手を尽くしましたが、
物理的にダメになったらしく、最後は修復をあきらめて処分することに。

その顛末をまとめてみました。
何かの参考になれば幸い。

購入時の感想⇒「HGST Touro Desk Pro TV Black 外付けHDD 4TB」使用感
使えたのは約2年半。少々勿体ないが、仕方ない。

◎発端
自分の場合、もう1台4TBのHDDを買い、そちらをメインで使っている。


HGST TOURO Desk DX3 TV 4TB 外付けハードディスク ブラック 0S03584


定期的に、「TOURO Desk DX3」の全データを「Touro Desk Pro」にコピーし、
障害に備えているという感じ。
まあ、大半のデータは個人のしょうもないものなんですけどね。

さて、先月いつものコピーを開始したところ、様子がおかしい。
「ガリッ ガリッ」という異音が止まらず、コピーもその時点で強制終了。
後から考えると、プラッタ(ディスク部分)をアクセスアームが読み書きする際の異音だったのかもしれない。

「ガリッ ガリッ」はいつまで経っても止まらないので、PCごと強制終了。
再起動してHDDを接続してみると、


場所が利用できません
F:\(外付けHDDのドライブ名)にアクセスできません。アクセスが拒否されました。


と、にべもないメッセージが。
ドライブそのものにアクセスができなくなっている。

とりあえず、解消できるか調べてみることに。


◎コマンドプロンプトから初期化
通常の画面からでは、どうやってもドライブを操作できない。フォーマットも不可能。
コマンドプロンプトから初期化→フォーマットを試してみることにする。

参考:外付けハードディスクがフォーマットできないとき for WindowsXP / Vista / 7 / 8 / 8.1 | ひろぶろぐ(Hiro Blog)

コマンドプロンプトを管理者モードで起動。
DISKPARTと入力し、次に「list disk」と入力。



ディスク0がPC内臓HDD、ディスク2が問題の外付けHDD。



「select disk 2」と入力し、操作対象をディスク2にする。
ディスク0を操作するのは、当然危険です。Cドライブにあたるところですから。



「clean」と入力し、初期化……のはずが、失敗。
DiskPartにエラーが発生しました:デバイスの準備ができていません。
詳細については、システム イベント ログを参照してください。


素直にイベントログを見てみる。



デバイス \Device\Harddisk2\DR2 に不良ブロックがあります。
だそうな。
その不良クンをどう更生すればいいの? なんてことは教えてくれない。
Windowsではいつもの事。

この日は、一旦作業を打ち切り。
翌日、もう一度cleanコマンドを試してみる。



なぜか成功。
DiskPartはディスクを正常にクリーンな状態にしました。
昨日と何が違うのかは一切不明。

とりあえず、フォーマットできるところまでこぎつけた。
しかし、今にして思えば、こんな不安定な動きをする時点で見切りをつけた方が良かったかも。


◎フォーマット
コンピュータを右クリック→管理→コンピュータの管理→記憶域→ディスクの管理 を選択。



未割り当てとなってるディスクを右クリック→新しいシンプルボリューム を選択。







新しいシンプルボリューム ウィザードでは、以前と同様の設定を行っていく。
ファイルシステムは元々exFATだったが、ここではNTFSしか選択できなかった(気がする)ので、
ひとまずNTFSのままで。
後からまた再フォーマットすればいい。

ここまでの作業が終わると、従来通りディスクが認識され、
ファイルを読み書きできるようになった。

今度はコンピュータ→ドライブを右クリックし、通常のフォーマット開始。
ファイルシステムにexFATを選ぶ。



「クイックフォーマット」のチェックを外して開始。
何となく、きちんとフォーマットした方がいいと思ったので。
すると終わるまでに1週間かかった(上の画像は、数時間経過したところ)。
4TBというサイズのデカさを実感する。


◎再度故障、修復断念
時間はかかったが、これで元通りに使えるようになった!
と、喜んだのは束の間。

再度、メインの外付けHDDからコピーを開始すると、また途中で強制終了。
ディスクからは「ガリッ ガリッ」という異音が復活していた。



一応、PCからはディスクはあることは認識できる。
しかし、ディスクのアイコンには赤矢印がつき、異常であることを示していた。

  

操作をしようにも、
データエラー(巡回冗長検査(CRC)エラー)です。
デバイスの準備ができていません。
要求されたセクターが見つかりません。

と叱りつけられるばかり。

DISKPARTのcleanコマンドでも、上記のようなメッセージが出てしまう。
試すたびにメッセージがコロコロ変わる始末。

ここに至って、「もうダメだ」と修復をあきらめた。
内部の機械そのものがイカレてしまっているようなので、何をしてもムダだと結論づける。


◎まとめ
ハードディスクはいつか壊れます。
平均寿命は3~4年らしいが、それ以前でも壊れる。

思い返すに、引っ越しするとき緩衝剤もなしに段ボールに入れたことがあった。
あれはまずかったかもしれない。

ただ、新品でも運が悪いとダメになるのがディスクというものらしい。
接触がなくても壊れるときは壊れる。そういうもの。

まあ、新調するきっかけになると、ポジティブに考えますかね。
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