絵本「とうちゃん だっこして」作:赤木 由子 絵:鈴木 たくま
1983年1月発行
新日本出版社



■あらすじ
ウーちゃんは小学校1年生。
小さい頃に色々な病気にかかり、
髪の毛がなく、耳が聞こえず、
言葉も「ウー」としか言えない。
お父さんは、そんなウーちゃんを嫌い、
だっこしてくれない。

先生と友だちに励まされ、お母さんに見守られ、
少しずつ成長するウーちゃん。
障害児と大人たちを描いた作品。

■感想
小学校低学年向けの絵本。

むかし、教師をしていた母親の本棚にあったのを読み、
ふと思い出したので再読。

大人になり、1児の父親になってから読むと、
色々感じるものがある。

「とうちゃん」の弱さを責めることは、
誰にでもできる。
だが、実際に子どもが難病にかかったら?
ハンディを背負うかもしれないとしたら?
親はそれでも子どもを愛することができるのか?

うちの子も11kgに成長し、
だっこはしんどくなってきた。
でも、できるうちはだっこしてやりたい。

どれだけ子どもに向き合うことができるのか?
親は常に子どもに試されている、
と思う日々である。
| 漫画・本 | 14:38 | comments (0) | trackback (0) |
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