早産児日記(3)
24週4日・600gで生まれた「優ちゃん」の父の日記

■10/12(水) 2日目

13時まで仕事
13時~15時まで病院で面会
15時に自宅に戻って再び仕事

夜間、高熱に苦しんでいた妻は、
「抗生剤をMAXまで打ってもらい
どうにか熱は下がった」との事

車椅子で優ちゃんに面会し、
お互いに元気をもらっている、のだと思う

妻は搾乳の練習
赤ちゃんの起きる間隔と同じく
4時間に一回やる。夜間もやる
日中は歩行の練習もやる

非常にきついと思うが、
今後のためにも頑張ってもらうしかない

早産で生まれた低体重児にとって
母乳は重要なものらしく、
一般のミルクでは「お腹が破れる」こともあるという

(医者というのは、こうやってサラリと
親をビビらせることをたびたび言う
もちろんあらかじめ伝える義務があるからだが)

ほんの少量しか摂取しないが、
母乳が一番、とのこと

優ちゃんは昨日と同じく
時々手足をバタバタさせている

医師いわく
「24週4日で生まれた子にしては元気」との事

今のところ脳出血はないが、
一番の懸念事項は左の肺
レントゲンで左の肺が右と比べて大きくふくらんでおり、
空気が溜まっているらしい
場合によっては、胸腔ドレナージといって
細い管を刺して空気を抜くという

この処置は、緊急時には
親に連絡することなく行う可能性もある、との事

肺が破裂するケースもあるらしく、
そうなるとしぼんだ肺が心臓を圧迫し、
生命の危険もあるそう

聞いてるだけで息苦しくなる話であった
交換できるものなら、してやりたい

親にできるのは、
祈るのと、保育器越しに声をかけることだけである

医師もたびたび「祈る」という表現を使っていて、
思うに、低体重児には最低限の処置しかせず、
なるべくそっと寝かせておくのがベストなのだろう

この日は薬剤師さんの説明も受ける
各種ビタミンや抗生剤を投与しているそう

この日は、妻の希望してた
新しいデジタル一眼レフカメラが届く
これで沢山子どもを撮ってあげたい

■追記
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