早産児日記(2)
24週4日で生まれた子の父の日記

ここから子どもは「優ちゃん」と呼ぶ
性別は書かない

■10/11(火) 1日目

午前中は仕事

午後は病院で子どもに面会~役所で出生届提出


妻からLINEで
「先生から子どもは大丈夫らしい
脳出血とか注意は必要」と、
かなり恐ろしい情報

低体重児は生後3日間は脳出血の危険があるそうで、
そこを乗り越えてもまた別の危険が出てくるし
優ちゃんの道のりは険しい

GCUで、保育器の中にいる優ちゃんと1時間ほど面会
語りかけるといいらしいので、
とりとめのないことを話す

最初、新生児黄疸の治療のため、
青色の光で照らされていた

色んな管につながれてはいたけど、
両手足を頻繁にバタバタさせており、
元気そうなのは救い

本来は、面会できるのは1人だけ
父親と母親が同時に面会はできないのだが、
初日だからか、特別に親子3人で面会をさせてもらえる

妻は病室から車椅子で移動
午前中は高熱だったが、なんとか面会できる体温まで下がったらしい
指先で優ちゃんの体に触れて
「お腹に入ってたんだね」とポツリ

優ちゃんは足の指先で妻の手に触れたりして、
やはりお母さんというのはわかるのだろう

看護師さんに、デジカメで記念撮影してもらう
(スマホは持ち込み禁止。医療機器への影響があるため)

看護師・医師・臨床心理士さんから立て続けに挨拶される

妻は帝王切開の翌日でかなりしんどそうだったが、
多少は元気が出た様子

赤ちゃんには母乳が重要とのことで、
今日から搾乳の練習をするらしい

病院から出生証明書をもらい、
夕方は役所へ
出生届、児童手当の申請を行う

ほか、会社に健康保険被扶養者異動届を提出。

今後は

・児童医療費助成制度
・未熟児養育医療給付金

などを手際よく申請していかなければならない

夜、妻から
「熱が下がらない。しんどい。助けて」とLINE
かなり重症らしく、血液培養など色々検査を受けている
横になっても、どんな体勢でもしんどい、との事

助けようにも、
通話もできないし、
面会も病院が許可しなければダメなのである

妻子とも正念場のようで、
夫としては泣きたい気分なのだが、
どっちも病院に任せるしかない

なかなか気力も湧かないのだが、
手続きなど、できることは期間内に進めないといけない

夜間、1人でマンションにいると、
果たして、親子3人で生活できる日が来るのだろうか、
はなはだ疑問であった

■追記
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他の記事から励ましのコメント等はご無用に願います。
| 雑記 | 23:35 | comments (x) | trackback (x) |


  
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