FEEL YOUNG(フィールヤング)2021年9月号感想
表紙は「違国日記」。
巻頭カラーは「やわ男とカタ子」。


FEEL YOUNG(フィールヤング)2021年9月号


「ずっと独身でいるつもり?」、映画化決定。



ドラマ「婚姻届に判を捺しただけですが」、
2021/10よりTBS系で放送開始。

これまでの感想は
漫画・本 FEEL YOUNG(フィール・ヤング)

◎作品感想
◆やわ男とカタ子/長田亜弓
藤子の小さい頃の思い出。

お母さんは、体の弱い弟さんに付きっきりだったらしい。
となると、おのずと上の子は手のかからない子になる。
ならざるをえない。

だからって、誰が悪いってことはないんですけどね。

◆そろえてちょうだい? ぷらす/いくえみ綾
ブン、放射線治療の影響で食べなくなる。
試行錯誤のいくえみ先生。

◆かしましめし/おかざき真里
「最近話題のNFT」という台詞があります。

NFT=Non-Fungible Token(非代替性トークン)
「偽造不可な鑑定書・所有証明書付きのデジタルデータ」のこと。
デジタルな作品のコピーや改ざんを防ぎ、
価値を守る仕組みのこと、らしいです。

◆はぐちさん/くらっぺ
懐かしのテレフォンカードと公衆電話。

出先でスマホのバッテリーが切れた時、
公衆電話に助けられたことがある。

◆ジーンブライド/高野ひと深
正木の性格、
「『ある』と思っていたものが『ない』だけでパニックになってしまう」
というのは、たぶん発達障害ですね。

「違国日記」の槙生さんもおそらくそうなのですが、
こういう作品も増えてきました。

回想シーンに、依知の高校時代の友だち・恵波が登場。
胸が大きいので、男子生徒にからかわれているシーンがあります。
その後、だいたい何があったか察しがついてしまうのが悲しい。

・中傷がひどくなる(校長の愛人じゃないか等)
・制服が盗まれるか、汚される

最悪なのは学校で襲われる、ですね。
いずれにしても、恵波は学校に行けなくなり、
依知は実行犯をハンマーでぶん殴って
退学処分になったものと思われ。

◆違国日記/ヤマシタトモコ
朝、バンド活動の作詞をする。
今回、朝は色んな人と会話しながら歌詞を考えてますが、
セリフと思考をあえて混ぜて描いてるのが面白い。
一見すると読みにくいんだけど。

◆ブランチライン/池辺葵
長女・イチとなじみの占い師の話。

年下の女性に説教する、おじさんあるある。

◆こっち向いてよ向井くん/ねむようこ
前半の問題は、わからん男性には全然わからんでしょうね。
結婚すると、日本ではほぼ女性が改姓する。
そして夫は「旦那様」、妻は「奥様」と主従関係みたいな扱いをされる。

元気が言ってるけど世間で「フツーのこと」なので。

一方、向井くんは原さんとブライダルフェア。
今の段階で行くものなのか、そこは。

◆私たちが恋する理由/ma2
森田さんが部屋に来たけど、
手料理をふるまって、最後にハグだけして返す黒澤さん。
これぞ大人の男。

◆ジェンダーレス男子に愛されています。/ためこう
めぐるくん上京編。

回転ずしで新幹線がお寿司を運んでくる。
初めて見た時はビックリするけど、あれは便利。

注文はタブレットですし、
回転寿司で板前さんと顔を合わせることがなくなりました。
新型コロナ対策的にも有効と思われ。

夜はわことエッチしたんですね?
したんですね?

◆2ヶ月後/青化
たぶん、今までの猫が総出演してると思う。

◆ムサシノ輪舞曲/河内遙
環、龍平、衣笠、毬奈、文太とメイン5人が揃う回。
恋の矢印が複雑です。
衣笠と奥さんの関係がどうにも気になる。

文太「こないだ古道具屋で買ったファミコンやるか」
きっと、カセットふーふーして差し込むんだな。

◆ホタテガイの女/ひの宙子
大学院生の寮? の話。
初対面の女に、七輪でホタテガイ焼くのを頼まれた青年。

ホタテは、貝柱が歯のすき間に残るので苦手です。

◆女の園の星/和山やま
「家族以外の誰かとご飯を食べたりできない」という1年生。
小中学生の給食はどうしてたんだろう。

1.帰国子女で、海外の学校は給食がなかった
2.小中学校にまともに通ってない
3.ずっと保健室で食べてた(9年間も?)
4.ど田舎の小中学校で、彼女以外生徒がいなかった

さて?

気になるのは「リコピンさんが本当に女性かどうか」ですね。
ネットで性別なんていくらでも偽れますから。

お昼はカロリーメイトとサバの小林先生。
コンビニで適当に買ってる可能性大。

◆大川ぶくぶのお日記させていただく。/大川ぶくぶ
ぶくぶ流瞑想術。

◆好きでやってんだよ。/圷見南子
読み切り。
「圷」は「あくつ」と読む。

コスプレイヤーと二次創作の漫画書きがモメる話。
「私のジャンルに神がいます」という作品を最近読みましたが、
二次創作というのはスタンスの違いで
しばしばモメるものらしい。

架空の人物にそこまで熱くならんでも、
と思うけど、二次創作というのは深いですね。

◆ハロースリーピングビューティー/元田可奈子
読み切り。

式の前日、女ともだちと夜の街を歩く女性。
ともだちは高校時代から女性のことが好きで……百合な話です。

◎次号
巻頭カラー
「婚姻届に判を捺しただけですが」

表紙
「ゴールデンラズベリー」
| 漫画・本::FEEL YOUNG(フィール・ヤング) | 13:47 | comments (0) | trackback (0) |
コメント
コメントする
コメント受付を停止します。海外からスパム投稿が多いため。
この記事のトラックバックURL
http://kodawari.sakura.ne.jp/blogn/tb.php/2648
トラックバック


  
CALENDAR
S M T W T F S
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31       
<<   03 - 2024   >>
LOGIN
現在のモード: ゲストモード
USER ID:
PASS:
CATEGORIES
ARCHIVES
COMMENTS
TRACBACK
PROFILE
OTHERS
POWERED BY
POWERED BY
ぶろぐん