プログラマが主に少女漫画を語る

表紙は「無能の鷹」。
巻頭カラーは「七つ屋 志のぶの宝石匣」。


Kiss(キス)2021年9月号

「私の町の千葉くんは。」、最終回。
「兄弟犬」、100話到達。

これまでの感想は
⇒漫画・本 Kiss(キス)

◎作品感想
◆七つ屋 志のぶの宝石匣/二ノ宮知子
メガネのおばちゃんが仕込んだボールペンは、
盗聴器つきですね。

◆兄弟犬/ともえ
ダックスフントのオフ会。
取り違え、ありそうで怖い。

◆無能の鷹/はんざき朝未
グラフィックレコーダー(会議の内容を図にわかりやすくまとめる人)と、
鷹野さん。

作中で先輩も言ってるけど、
分かる人には図解で説明するまでもなく、
分からん人には図解で説明したところで分からん。

◆私の町の千葉くんは。/おかもととかさ
最終回。お疲れ様でした。

マチが選んだのは、弟の千葉くん。

打算の恋より、落ちる恋。
恋愛感情は理屈じゃないですね。

で、キスするが早いか、
放課後の教室でおっぱじめる2人。
脱がしただけで未遂に終わったけど、
これ、いつ学校にバレてもおかしくない。

バレたらマチ先生はクビ、
千葉弟も停学か、おとがめなしでも通いにくくなるでしょう。

でも、恋は後先考えずにするもの……かもしれない。

◆わたしのお嫁くん/柴なつみ
はやみんと友人・君子と山本家3兄弟でグランピング。
こじゃれたキャビンではやみんのバースデーを祝う山本くん。
やることが憎い。

「まあ あわよくば嫁に…
という気持ちも8割5分」

君子さん、目からビーム出てる。
サイクロップスみたいになってる。

◆僕らが恋をしたのは/オノ・ナツメ
山奥で、悠々自適に暮らす壮年の男4人。
そこにやってきた元女優。

トラブルの予感しかいたしません。

◆アレンとドラン～その信徒と隣人/麻生みこと
リンダ、一世一代の告白。
「無謀でした 私がムリ」のところ、
すごい乙女の顔してる。

で、女性にここまで言わせて、
エドガーの返しが「好きだよ 比較的」
比較的かい！

さらに「好きだから 末永く友達でいよう」
いい雰囲気と見せかけて、
持ち上げて落とす！

エドガー的には、付き合うと最終的には破綻するから
お友達ってことですね。
リンダはこの壁をぶち破れるか。

◆サギ、欲情に鳴く/奈良原せつ
「しゃべんな生ゴミ袋」
きつぅ～～

◆ミドリくんには触れない/トヨタトヨ
同担拒否＝自分以外の人間が"自分の推し"を推すのを拒否すること

そんなこと言っても、人気アイドルなんだから
推してる人は何万人もいると思うんだけど。

アイドルのファンの何が苦手かって、
こういう押し付けがましいところ。

◆ハマる男に蹴りたい女/天沢アキ
西島さん、設楽を嫌っているかと思いきや、
内心かなりデレデレ。

本当に嫌ってたら、
風邪ひいた時にあんな世話は焼きませんね。

◆ポンコツ警官は私に夢中/上野はる菜
新キャラのメガネイケメン登場。
たぶん三角関係で行くんだと思う。

◆古オタクの恋わずらい/ニコ・ニコルソン
トビラ絵のアオリ「日陰者の小唄」の元ネタは
「引かれ者の小唄」ですね。

リア充のバスケ部員に、
一生懸命描いたオリキャラを笑われる。
あるあるですね。

◆幸子、生きてます/柘植文
警察官だってアプリで婚活する。
「ハコヅメ」読んでると、なかなか大変そうだなと思う。
家庭がどうしても二の次になるからね。

◆世にも奇妙なスーパーマーケット/嶽まいこ
妖怪好きな女性の婚活。

パートナーとは、趣味が合うならそれに越したことはない。
ただ、一番いいのは趣味に干渉することも押し付けることもない人だと思う。

◆おとなになっても/志村貴子
渉と綾乃、結局離婚。
渉が気の毒といえば気の毒だけど、
離婚しても手続き少ないから楽そう。

◆ながたんと青と－いちかの料理帖－/磯谷友紀
鈴音さん、山口家に帰る。
そして山口家の次男・栄が登場。
これまた、えげつないこと考えてそうなイケメンである。

周「今日…髪を…といてもいいですか」
髪に触るって、エロスだな。

◆おいおいピータン!!/伊藤理佐
売れっ子役者夫婦、夫が浮気した時の
妻のふるまいとは。

アンパンのかじった歯型まで見るかな。
どうかな。

◆神は細部に宿るのよ/久世番子
男のズボンの沁みは、
ションベンがはねた時についた沁みだと思います。

◆メイクはただの魔法じゃないの/六多いくみ
肌のくすみ補正。


◎次号
表紙
「七つ屋 志のぶの宝石匣」

新連載
「けむたい姉とずるい妹」
ばったん

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