2021,12,12, Sunday
表紙は「婚姻届に判を捺しただけですが」。
巻頭カラーは「違国日記」。
FEEL YOUNG(フィールヤング)2022年1月号
読み切り3作品に、新連載1作品。
フィーヤンは新しい人がどんどん出てくる、
パワーのある雑誌。
ネックなのは隔月や不定期掲載作品が少々多いところか。
他誌と並行してる作家さんが多いですからね。
これまでの感想は
⇒漫画・本 FEEL YOUNG(フィール・ヤング)
◎作品感想
◆違国日記/ヤマシタトモコ
笠町、槙生との関係を語る。
「おれは好きとか何とかより嫌われたくないんだよ あの人に」
「あんな苛烈な人のそばにおいてもらえるのは……
というのは少々歪んでるのかな おれは」
笠町はいい人だ。
槙生みたいな人と付き合い続けて、
ストレスは溜まらないのかな、とは思う。
◆婚姻届に判を捺しただけですが/有生青春
百瀬と明葉、紆余曲折を経てお付き合い開始。
結婚⇒離婚⇒お付き合い、すごい順番。
両思い⇒即結婚に結び付けてしまう百瀬。
復縁と簡単に言うけど、
明葉は偽装結婚＆離婚のために、2回も面倒な役所手続きしたわけだから。
気軽に3回目はしたくないだろうなと思う。
◆やわ男とカタ子/長田亜弓
藤子のシャワーシーンから始まる衝撃回。
2人がついにそういう雰囲気ですけれども、
次号どこまで進むんでしょうか。
藤子は押せ押せな感じだけど、
初めてってことは痛いだろうし、
そしたら小柳は無理強いしないと思う。
藤子にペースを乱されつつも、ムードを作る小柳の余裕。
勉強になります。
◆ブランチライン/池辺葵
岳が主役。
幼い頃に両親が離婚し、父のことはほぼ記憶がない。
だからといって「愛情に鈍感」なんて事は、
言わない方がいいですね。
◆RUSH/西村しのぶ
1話が短いので何とも言えない。
◆発達障害なわたしたち/町田粥
監修：岩波明
言葉は広まったけど、
実際よく分からない「発達障害」がテーマ。
日本人口の7%が該当するというから、
かなりありふれたものなんですね。
いつも疑問なのが、
「発達障害」の特徴とされる「面倒なことは期限ぎりぎりまで手を付けない」と、
めんどくさがりな性格とは、
何をもって区別されるのか？
とりあえず読んでいきます。
◆はぐちさん/くらっぺ
錆びたり折れたりした針は、
豆腐に刺して供養する。
実際そういう風習があるらしい。
豆腐がもったいない気もするが。
◆きちじつごよみ/岩岡ヒサエ
コロナ禍での挙式。
遠方の親戚を呼べない、友だちももちろん呼べない中で、
さてどうするか？
今回はいい話だけど、
1,2年待ったらいいのでは、とも思う。
祖父母は亡くなるかもしれないけど。
◆アヤメくんののんびり肉食日誌/町麻衣
アヤメくんの卒論提出。
先輩たちからの質疑応答をくぐり抜け、
日英両方のバージョンで出す。
大学って大変だなあ。
セックスしても寝ないバイタリティ(;^ω^)
まあ、20代前半は性的能力が一番強い時期だから。
2発ぐらい余裕ですよ。
◆そろえてちょうだい？ ぷらす/いくえみ綾
3匹の猫サマと投薬。
◆ジェンダーレス男子に愛されています。/ためこう
ささめは演技が下手。
見た目良ければ全て良し……なのか？
◆こっち向いてよ向井くん/ねむようこ
大学生の元カノと別れた理由を探し出す向井くん。
やめときゃいいのに。
案の定、さらなる迷い道に入ってしまう。
元気と麻美夫妻は、これは破綻しそう。
芽衣みたいなのに男は弱いんだ。
具体的にどこと言われると困るけど、ほっとけない感じがする。
ねむ先生はうまいですね。
◆ピラミッドの輪郭/多田基生
読みきり。
54歳、子どもの自立をきっかけに建築デザインを学び直す女性と、
こだわりが強すぎて周囲から浮いている若い女性、の話。
いい話だとは思うけど、もうちょいページ数が欲しかった。
◆チョコレートは奪わせない/加藤羽入
読みきり。
乱暴に言うと、セクハラのストレス解消に銃をぶっ放す話です。
合法的に。
見開きがパワフルでいいと思う。
◆おとうさん、いっしょに遊ぼ ～わんぱく日仏ファミリー！～/じゃんぽ～る西
とにかく泣く次男。
お疲れ様です。
カレンさんは、首相官邸の記者会見に出られるくらいすごいらしい。
◆おい！ カセ/乃原美隆
読みきり。
オンラインゲームで久々に会う同級生・加瀬。
同窓会に呼び出すも、会場に同姓同名の加瀬が3人現れ……という話。
3人の替え玉は全然関係ない同窓会に出てたのか。
なかなかの強心臓だなーと思う。
乃原先生は、「たくましくて一本気のある女性」にこだわりがあるんでしょうか。
以前の短期連載でもそんな感じでしたし。
◆女の園の星/和山やま
引き続き、「人とごはんが食べられない女子高生」編。
保健室の隅っこに座らされて、
なおかつ「気配を消して欲しい」とまで言われる星先生。
それ、いないのとほぼ同じ。
こんな要求にも顔色変えず従うんだから、
先生って大変ですね。
「全校生徒の名前がだいたい頭に入ってる」古森先輩。
小規模な高校なのか、
古森先輩に辞書なみの記憶力があるのか。
◎次号
表紙
「やわ男とカタ子」
巻頭カラー
「私たちが恋する理由」
「やがて明日に至る蝉」前編
ひの宙子
巻頭カラーは「違国日記」。
FEEL YOUNG(フィールヤング)2022年1月号
読み切り3作品に、新連載1作品。
フィーヤンは新しい人がどんどん出てくる、
パワーのある雑誌。
ネックなのは隔月や不定期掲載作品が少々多いところか。
他誌と並行してる作家さんが多いですからね。
これまでの感想は
⇒漫画・本 FEEL YOUNG(フィール・ヤング)
◎作品感想
◆違国日記/ヤマシタトモコ
笠町、槙生との関係を語る。
「おれは好きとか何とかより嫌われたくないんだよ あの人に」
「あんな苛烈な人のそばにおいてもらえるのは……
というのは少々歪んでるのかな おれは」
笠町はいい人だ。
槙生みたいな人と付き合い続けて、
ストレスは溜まらないのかな、とは思う。
◆婚姻届に判を捺しただけですが/有生青春
百瀬と明葉、紆余曲折を経てお付き合い開始。
結婚⇒離婚⇒お付き合い、すごい順番。
両思い⇒即結婚に結び付けてしまう百瀬。
復縁と簡単に言うけど、
明葉は偽装結婚＆離婚のために、2回も面倒な役所手続きしたわけだから。
気軽に3回目はしたくないだろうなと思う。
◆やわ男とカタ子/長田亜弓
藤子のシャワーシーンから始まる衝撃回。
2人がついにそういう雰囲気ですけれども、
次号どこまで進むんでしょうか。
藤子は押せ押せな感じだけど、
初めてってことは痛いだろうし、
そしたら小柳は無理強いしないと思う。
藤子にペースを乱されつつも、ムードを作る小柳の余裕。
勉強になります。
◆ブランチライン/池辺葵
岳が主役。
幼い頃に両親が離婚し、父のことはほぼ記憶がない。
だからといって「愛情に鈍感」なんて事は、
言わない方がいいですね。
◆RUSH/西村しのぶ
1話が短いので何とも言えない。
◆発達障害なわたしたち/町田粥
監修：岩波明
言葉は広まったけど、
実際よく分からない「発達障害」がテーマ。
日本人口の7%が該当するというから、
かなりありふれたものなんですね。
いつも疑問なのが、
「発達障害」の特徴とされる「面倒なことは期限ぎりぎりまで手を付けない」と、
めんどくさがりな性格とは、
何をもって区別されるのか？
とりあえず読んでいきます。
◆はぐちさん/くらっぺ
錆びたり折れたりした針は、
豆腐に刺して供養する。
実際そういう風習があるらしい。
豆腐がもったいない気もするが。
◆きちじつごよみ/岩岡ヒサエ
コロナ禍での挙式。
遠方の親戚を呼べない、友だちももちろん呼べない中で、
さてどうするか？
今回はいい話だけど、
1,2年待ったらいいのでは、とも思う。
祖父母は亡くなるかもしれないけど。
◆アヤメくんののんびり肉食日誌/町麻衣
アヤメくんの卒論提出。
先輩たちからの質疑応答をくぐり抜け、
日英両方のバージョンで出す。
大学って大変だなあ。
セックスしても寝ないバイタリティ(;^ω^)
まあ、20代前半は性的能力が一番強い時期だから。
2発ぐらい余裕ですよ。
◆そろえてちょうだい？ ぷらす/いくえみ綾
3匹の猫サマと投薬。
◆ジェンダーレス男子に愛されています。/ためこう
ささめは演技が下手。
見た目良ければ全て良し……なのか？
◆こっち向いてよ向井くん/ねむようこ
大学生の元カノと別れた理由を探し出す向井くん。
やめときゃいいのに。
案の定、さらなる迷い道に入ってしまう。
元気と麻美夫妻は、これは破綻しそう。
芽衣みたいなのに男は弱いんだ。
具体的にどこと言われると困るけど、ほっとけない感じがする。
ねむ先生はうまいですね。
◆ピラミッドの輪郭/多田基生
読みきり。
54歳、子どもの自立をきっかけに建築デザインを学び直す女性と、
こだわりが強すぎて周囲から浮いている若い女性、の話。
いい話だとは思うけど、もうちょいページ数が欲しかった。
◆チョコレートは奪わせない/加藤羽入
読みきり。
乱暴に言うと、セクハラのストレス解消に銃をぶっ放す話です。
合法的に。
見開きがパワフルでいいと思う。
◆おとうさん、いっしょに遊ぼ ～わんぱく日仏ファミリー！～/じゃんぽ～る西
とにかく泣く次男。
お疲れ様です。
カレンさんは、首相官邸の記者会見に出られるくらいすごいらしい。
◆おい！ カセ/乃原美隆
読みきり。
オンラインゲームで久々に会う同級生・加瀬。
同窓会に呼び出すも、会場に同姓同名の加瀬が3人現れ……という話。
3人の替え玉は全然関係ない同窓会に出てたのか。
なかなかの強心臓だなーと思う。
乃原先生は、「たくましくて一本気のある女性」にこだわりがあるんでしょうか。
以前の短期連載でもそんな感じでしたし。
◆女の園の星/和山やま
引き続き、「人とごはんが食べられない女子高生」編。
保健室の隅っこに座らされて、
なおかつ「気配を消して欲しい」とまで言われる星先生。
それ、いないのとほぼ同じ。
こんな要求にも顔色変えず従うんだから、
先生って大変ですね。
「全校生徒の名前がだいたい頭に入ってる」古森先輩。
小規模な高校なのか、
古森先輩に辞書なみの記憶力があるのか。
◎次号
表紙
「やわ男とカタ子」
巻頭カラー
「私たちが恋する理由」
「やがて明日に至る蝉」前編
ひの宙子
コメント
コメントする
コメント受付を停止します。海外からスパム投稿が多いため。
この記事のトラックバックURL
http://kodawari.sakura.ne.jp/blogn/tb.php/2790
トラックバック
| Tweet |
TOP PAGE △
