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こだわり高校野球高校野球おすすめの本

真実の一球-怪物・江川卓はなぜ史上最高と呼ばれるのか-
(松井優史/竹書房)

真実の一球-怪物・江川卓はなぜ史上最高と呼ばれるのか-

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amazon 楽天 発売:2009/08

正直、タイトルを見て「2009年に今さら江川?」と思ったのを覚えている。私は世代で言うと松坂に近く、「松坂よりも江川が凄かった」は耳タコ状態。で、この本もそのたぐいかと思ったが、違った。
著者もまた江川をリアルタイムで知らない世代。つまり年寄りの昔話とは一味違うのである。

本書の特徴は、高校時代の江川を肌で知る多くの人間に取材していること。下に示したのはほんの一部でしかない。
もちろんいくら言葉を尽くしたところで、江川の凄みは再現できないかもしれない。けれども人間には想像力がある。迫り来る剛速球をイメージしながら読むことをおすすめします。

ちなみに巻末・巻頭の「江川の公式戦全記録」も資料として価値あり。

☆インタビューを受けている主な人物(肩書きは当時)
大橋康延(作新学院投手)
土屋正勝(銚子商投手)
迫田穆成(広島商監督)
達川光男(広島商捕手)
山本理(作新学院監督)
亀岡偉民(旧姓小倉、作新学院捕手)
渡辺元智(横浜高監督)
石淵国博(宮崎実業捕手)

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 真実の一球-怪物・江川卓はなぜ史上最高と呼ばれるのか-(松井優史/竹書房)
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