あきらめない限り、夢は続く 愛工大名電・柴田章吾の挑戦
（田尻賢誉/講談社）

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amazon 楽天 発売：2008/03

いつ再発してもおかしくない…
いつ失明してもおかしくない…
怖いけど、なんとか３年もってくれ
夢を叶えるその日まで…
（本文より）

難病であるベーチェット病に犯されながら、甲子園出場という夢を叶えた少年がいた。2007年夏に話題になった愛工大名電の柴田章吾投手（現明大）を主役にしたノンフィクション。
アマの一選手を取り上げた非常に珍しい本だが、理由は読めば納得。運動すれば命に関わる病気と戦い、しかも名電の10番をつけて甲子園のマウンドに上がったという、ある意味優勝以上の大偉業を成し遂げた選手なのである。

困難をどう克服していくか、そんな人をどう理解し支えるか、ヒントになる一冊。