監督にスポットを当てたシリーズの第3弾。2002年から06年まで「輝け甲子園の星」に連載されていた記事をまとめたもの。
1、2巻で有名どころは網羅したため、今回は比較的マイナーな監督さんも登場。おすすめは第3章の新進公立校を率いる4人。清峰の吉田、社の森脇、川崎北の佐相、一迫商の熊谷。それぞれのチーム事情と強くする工夫が面白いです。
最終章は2006年1月に逝去した小沢監督の追悼記事。ただし、記事そのものは2002、03年に取材したもの。
☆取材されている監督(チーム名は取材当時)
澤田勝彦(松山商)
玉国光男(宇部商)
斉藤俊之(銚子商)
上田誠(慶応)
倉野光生(愛工大名電)
森川芳夫(天理)
吉田洸二(清峰)
森脇忠之(社)
佐相真澄(川崎北)
熊谷貞男(一迫商)
前田三夫(帝京)
蒲原弘幸(元樹徳)
尾藤公(元箕島)
小沢章一(千葉英和)
監督と甲子園6 頑張れ公立高校!(藤井利香/日刊スポーツ出版社)
海のかなたの甲子園 沖縄・本土復帰への祈りと52年目の全国制覇(市川実/双葉社)
監督と甲子園5 頂点に挑んだ男たち(藤井利香/日刊スポーツ出版社)
蔦文也と池田高校 教え子たちが綴る“攻めだるま”野球の真実(畠山準、水野雄仁、江上光治/ベースボール・マガジン社)
真実の一球-怪物・江川卓はなぜ史上最高と呼ばれるのか-(松井優史/竹書房)
北の球人 元氣、本氣、一氣、佐藤茂富の高校野球(岡崎敏/日刊スポーツ出版社)
監督と甲子園4 輝く個性を放つ指導者たち(藤井利香/日刊スポーツ出版社)
全員野球 中村良隆監督物語(山口真一/一草舎出版)
あきらめない限り、夢は続く 愛工大名電・柴田章吾の挑戦(田尻賢誉/講談社)
阿波の「攻めダルマ」蔦文也の生涯(富永俊治/アルマット)
嶋清一 戦火に散った伝説の左腕(山本暢俊/彩流社)
ハンカチ王子と老エース 奇跡を生んだ早実野球部100年物語(門田隆将/講談社)
監督と甲子園3 人を育てる。すべては未来のために(藤井利香/日刊スポーツ出版社)
Teikyo〜帝京高校野球部と前田監督〜(中里洋二朗/協力・帝京高校)
監督と甲子園2(藤井利香/日刊スポーツ出版社)
炭鉱町に咲いた原貢野球 三池工業高校・甲子園優勝までの軌跡(澤宮優/現代書館)
球聖飛田穂州伝(神門兼之/つげ書房新社)
監督と甲子園(藤井利香/日刊スポーツ出版社)
魔術師 三原脩と西鉄ライオンズ 決定版(立石泰則/小学館)
攻めダルマ 蔦さん -池田高校・蔦文也監督遠望(大川公一/アーバンプロ出版センター・街と暮らし社)
蔦文也のIKEDA行進曲(北原遼三郎/洋泉社)
落ちこぼれの甲子園 横浜高校野球部の奇跡(軍司貞則/講談社)
甲子園への挑戦 高校野球監督列伝[1](徳丸壮也/星雲社/刊々堂出版社)