監督にスポットを当てた一冊。2010年時点でパート5まで出版されているシリーズの第1弾。
91年から2003年まで「輝け甲子園の星」に連載されていた記事をまとめたもの。
監督の野球観よりも、人となりに項を割いているのが特徴。野球に詳しくない方でも読みやすいのがいいところ。これは後のシリーズでも共通。
前橋の松本監督のように、あまり甲子園に来ない監督さんも登場。現在はチームが変わった方、第一線から離れている方、栽監督のように亡くなった方もいる。岡山県生まれとしては、元城東の山崎監督は外せません。
☆構成(チーム名は当時)
第1章 中井哲之(広陵)
第2章 山下智茂(星稜)
第3章 上甲正典(宇和島東)
第4章 竹田利秋(仙台育英)
第5章 土屋恵三郎(桐蔭学園)
第6章 前田三夫(帝京)
第7章 高嶋仁(智弁和歌山)
第8章 中村順司(PL学園)
第9章 栽弘義(沖縄水産)
第10章 森本達幸(郡山)
第11章 木内幸男(常総学院)
第12章 山崎慶一(岡山城東)
第13章 馬淵史郎(明徳義塾)
第14章 小倉全由(日大三)
第15章 原田英彦(平安)
第16章 持丸修一(藤代)
第17章 松本稔(前橋)
第18章 森士(浦和学院)
第19章 清永健二(小山西)
第20章 山本雅弘(遊学館)
第21章 永田裕治(報徳学園)
第22章 岩井隆(花咲徳栄)
監督と甲子園6 頑張れ公立高校!(藤井利香/日刊スポーツ出版社)
海のかなたの甲子園 沖縄・本土復帰への祈りと52年目の全国制覇(市川実/双葉社)
監督と甲子園5 頂点に挑んだ男たち(藤井利香/日刊スポーツ出版社)
蔦文也と池田高校 教え子たちが綴る“攻めだるま”野球の真実(畠山準、水野雄仁、江上光治/ベースボール・マガジン社)
真実の一球-怪物・江川卓はなぜ史上最高と呼ばれるのか-(松井優史/竹書房)
北の球人 元氣、本氣、一氣、佐藤茂富の高校野球(岡崎敏/日刊スポーツ出版社)
監督と甲子園4 輝く個性を放つ指導者たち(藤井利香/日刊スポーツ出版社)
全員野球 中村良隆監督物語(山口真一/一草舎出版)
あきらめない限り、夢は続く 愛工大名電・柴田章吾の挑戦(田尻賢誉/講談社)
阿波の「攻めダルマ」蔦文也の生涯(富永俊治/アルマット)
嶋清一 戦火に散った伝説の左腕(山本暢俊/彩流社)
ハンカチ王子と老エース 奇跡を生んだ早実野球部100年物語(門田隆将/講談社)
監督と甲子園3 人を育てる。すべては未来のために(藤井利香/日刊スポーツ出版社)
Teikyo〜帝京高校野球部と前田監督〜(中里洋二朗/協力・帝京高校)
監督と甲子園2(藤井利香/日刊スポーツ出版社)
炭鉱町に咲いた原貢野球 三池工業高校・甲子園優勝までの軌跡(澤宮優/現代書館)
球聖飛田穂州伝(神門兼之/つげ書房新社)
監督と甲子園(藤井利香/日刊スポーツ出版社)
魔術師 三原脩と西鉄ライオンズ 決定版(立石泰則/小学館)
攻めダルマ 蔦さん -池田高校・蔦文也監督遠望(大川公一/アーバンプロ出版センター・街と暮らし社)
蔦文也のIKEDA行進曲(北原遼三郎/洋泉社)
落ちこぼれの甲子園 横浜高校野球部の奇跡(軍司貞則/講談社)
甲子園への挑戦 高校野球監督列伝[1](徳丸壮也/星雲社/刊々堂出版社)