河原和音「青空エール」56話感想(別冊マーガレット2013年12月号)
毎月13日のお約束、
青空エール55話(別冊マーガレット2013年12月号掲載)の感想です。



今回のテーマはクリスマス
珍しく、作中とリアルの季節が一致しています。

これまでラブラブ展開を苦労しながら読んできた私ですが、だいぶ耐性がつきました。
もう多少のだだ甘が来ても耐えられるぜ。接吻でもハグでも何でもこいや。
どんな自慢だ。


これまでのお話はカテゴリからどうぞ。

12月。
まずは伝統の金スペ(金管スペシャル)からスタート。
雪が降りしきる野外で演奏するこの練習、2年は経験済みだが1年は青い顔。

雪のめったに降らない県の出身なのでぴんときませんが、
北海道ともなると寒さが半端ではないでしょう。
まず手がきついよね。金属なんか素手で持てたもんじゃないと思う。

1年は「なんのための練習なんですか?」と質問するぐらいテンション下がっている。

1年は愚痴というか、苦情をつばさには言えるが水島には言えない。
つばさと水島、アメとムチのような関係になっているようです。

練習後、杉村先生より唐突に告知。
「今年の正月休みは31日・1日の2日間とします」
例年なら3日あった年末年始の休暇を削ったのは、長い休みで調子を狂わせたくないから。

それと
「先生が勝手にどうしてもこの代で金賞を獲りたいからです」
先生も並々ならぬ決意のようです。

まあ、休みにデートする相手もいなさ(ry

貴重な元旦の休み、つばさは去年と同じく山田と神社に初詣でに行くつもりでした。
が、吹奏楽部の2年たちで必勝祈願をすることに。
この代、なかなか結束力ありますね。

水島も参加。
クールそうでいて付き合いは悪くないな、この人。

一方、野球部はグラウンドの雪かき。
1年とマネジがもたついているところを、山田が助けます。さすが主将。

「貸して あとオレやるわ」
といってマネジの多能さん(毛糸の帽子でわかりにくいが、多分そう)からシャベルを受け取る。

「あ…ありがとう」
なんかときめいてますけど、山田は主将として当然のふるまいをしてるだけで、
アナタに特別な感情は一切ありませんから! 残念!


そして、野球部も元旦は全員で必勝祈願することに。

翌日、つばさと山田は「来年は一緒に行こう」と約束するのでした。
それが漫画で描かれることはあるのだろうか。

となれば、あと1つのイベント、クリスマスに意識が行くわけで。
「プレゼントあげたりしないの?」と訊くまるちゃんが若干怖いです。笑顔なのに。

12月24日。

吹奏楽部は、クリスマス会前の伝統のお菓子つくり。
1年は2年にケーキを、2年は1年にクッキーをあげます。

余った生地は自由に使っていいとなれば、当然つばさは山田の分を作るわけで。
むしろそっちがメインになってねえか。

そして、なんとまるちゃんも水島にあげるらしい。
好きとは言わないけど、あげるだけ。
「あげるだけだけど でも好きだってバレるよね」

わかるわかる。中高生ってそういう中途半端なことしたくなる。
一線を越えるのは誰でも怖いからな。若いうちは特に。
でもそれは……水島みたいな白黒はっきりしたがる相手にはちょっと……。

「もし受け取っても受け取ってくれなくても 話聞いてくれる?」
乙女なまるちゃんに、当然つばさは頷きます。

クリスマス会は、送る会のようなトラブルもなく終了。
1年3人からケーキを受け取るつばさ。
ちゃんと瀬名も焼いてる。男子もやるのか、このイベント。

もし、男だけのパートだったらどんな図になるんだろ……。
ちょっと想像したくないな。

帰宅したつばさは、山田に「わたしたいものがある」とメールを打ちます。

二人のプレゼントは、どっちもカイロでした。
そして、山田はもうひとつ、髪留めを渡します。

「そういうのしてるじゃん 練習してるとき」
すげえ恥ずかしそう。
買うとき、どんな顔して選んだんだろうか。

ささやかな贈り物をしあって、クリスマス終了。

翌朝。
さっそく髪留めをしてきたつばさ。
すれちがった山田がまた赤面する。君が乙女みたいになってるな。

しかし、気がかりなのはまるちゃんのアタックがどうなったか。
水島は普段と変わらない様子。
もちろん水島に訊くわけにもいかず、まるちゃんと話せる練習後を待ちます。

そして、声をかけたまるちゃんは……。

コンクールメンバー落ちしたときのつばさみたいな顔になってる……。

「受けとってもらえなかったよー」
「もっと自分は大丈夫だと思ってたの ふつうでいられると思ってたの」
「でも……知らなかったよ 元気じゃなかったら 楽器って吹けないもんなんだね」
「部活 無理かもしれない」

以下次号。

<感想>
いつも通りテンポが良かった。
書こうと思えば主役二人のベタベタするシーンはいくらでも書ける。
多分その方が読者層的に人気も出るんだろう。
あえてそうしないあたり、ベテランのこだわりを感じますね。

あくまで個人的な好みなんだけど、クリスマス編を何か月もひっぱった「君に届け」と比べると、
さくさく進む青空エールの方が私は好きです。
青空エールは3年間書くつもりだからこそ、こんなに進行が早いんでしょうけど。

次回はつばさがまるちゃんのために奔走する回になるんでしょう。
でも、最終的にはうまくいかない気がする。

「人生は思うとおりにいかない」というのを何度も書いてきた作品ですから、
サブキャラの恋愛は悲恋を書くと思うんですね。


ところで最近副顧問の先生が出番ないので、何かしらセリフが欲しいです。

<今月の河原先生>
息子とポケモンX・Yやってます。楽しいです。

<宣伝>
単行本14巻は12月25日発売です。
皆さん買いましょう。

| 漫画・本::河原和音「青空エール」 | 21:40 | comments (2) | trackback (0) |
コメント
ときぞうさん、毎月ありがとうございます。
旦那さんと同じく、コリと眼精疲労に悩まされるただれた30代です。

金スペは半分どころか全部メントレと思えますねえ。
優しさ成分がまったくない。
マウスピース(唇をあてる部分)も100%金属ですし、まともに演奏できない気がします。
根性つけるあたりは部活文化らしくて好きですが、現役なら絶対やりたくないですね。

次号はまるちゃんと水島の話をやって、次々号で初詣?
多能マネが初詣に参加したいって言えば、山田は主将として断れないでしょうね。
でもそのへんのくだりはカットされそう。

やっぱり、主役はマルコでしょうね。

来月もよろしくお願いします。
| 惣一郎 | EMAIL | URL | 13/11/27 09:12 | Y945Kht2 |
惣一郎さん、こんばんは。ときぞうです。忙しくて月を跨いでしまうところでした。危なかった……

さて、今月号ですがー、まず真冬の屋外での練習って、金管は唇凍りつきそう。楽器って、唇部分はゴムで出来てるとかないですよね…アレは半分以上メントレだなぁ……

クリスマスがさらっと過ぎるのがリアルでイイですね。お互い部活に燃えていれば、プレゼントを買いに行く時間なんて取れる筈もなく。開いているのはコンビニかドラッグストアぐらいか。

私「サツドラ(道内のドラッグストア)でさー、バンテリン10本ぐらい買って渡せば良かったじゃーん?」
つばさ「バ、バンテリ……ン?」
私「それか、ピップのマグネループとか?おばさんの旦那もねーコリがさー(以下延々)」

妄想劇場 終

私的には、元日の野球部初詣に多能\マネが意気揚々と参加するのではないかとモヤモヤ。本当に可能\性とか無いから。波田陽区並に残念。てか波田陽区っての名前を思い出すのに一晩かかりました(老)。

髪止め着けたつばさを見て赤面した大介にストライク。てかこちらまで赤面。(しかも立ち読み)(なんなら41歳)

まるちゃん…(-_-;)イイ子なのになー。水島は何て言ったんだろう?待て次号!


ではまた来月やって来ます。
| ときぞう@道央 | EMAIL | URL | 13/11/26 20:19 | wq2E0k76 |
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