「m2TV」試してみた ※2014/7/16追記 たぶん現在のOSだと使えません
「macでテレビが見られる」という触れ込みに誘われて、I-O DATAのm2TVを購入してみました。



どういうものかと言いますと、普段テレビにつないでいるケーブルとmacの間にかまして使うことで、
macでテレビ番組が見られるというものです。

便利ではありますが、デメリットもそれなり。
以下に詳しく書きます。

※2014/7/16追記あり

<メリット>
(1)環境にもよるが、macの高画質でテレビ番組が見られる。
(2)録画、予約録画も可能。
(3)本体はタバコ2箱分くらいの大きさで、持ち運んで他のmacで使うこともできる。

<デメリット>
(1)環境によっては分波器(BS・CSの電波とUHF・VHFの電波を分ける)や、ブロックノイズ対策にラインブースターが必要。
※私は必要なかったので、どんなもんかはよくわかりません。
(2)録画した番組は、録画したmacでしか再生できない。他のパソコンに持ち出したりDVDに焼く事は不可能。
(3)Evernoteを常駐させていると「スクリーンキャプチャとの併用はできません」とメッセージが出て強制終了する。
※参考:http://caolira.blog136.fc2.com/blog-entry-16.html
(4)macがカーネルクラッシュを起こすことがあるらしい。
(5)本体に内蔵されているソフトのバージョンは低いので、まず公式ページから最新ソフトをダウンロードしないといけない。
※公式ページ:http://www.iodata.jp/lib/product/g/2138.htm
(6)macが64ビットモードだと使えない。
今後、64ビットモード端末は増えるので、これが最大の欠点です。現状では32ビットに切り替えるしかありません。
外箱には32ビット対応とありますが、この表記はもっとデカデカと書くべきだと思います。
ビットの確認方法:Mac OS X v10.6:64 ビットのカーネルを使う Mac
切り換え方法:Mac OS X v10.6:32 ビットまたは 64 ビットカーネルで起動する
(7)番組表の更新に時間がかかる
体感で4〜5分。これで何が困るかというと、番組表からの予約録画ができません。
だって、表が最新じゃないと予約したい番組は指定できないから。
ただ時間指定すれば回避できますが。


ということで、気をつける点が多く、決して万人におすすめできるものではありません。
ただサブ用のテレビが欲しいという方は、携帯用テレビでも買った方がいいでしょう。


2014/7/16追記
結論。もうこの製品は使い物になりません。

現在のMac OS X v10.9は、どうやら64ビットオンリーで32ビットにはならないらしい。
上記のリンク先の手順を試しても、状況が変わらない。

ということで、お役御免でございます!

もともと64ビットに切り替わりつつある時期に、32ビット用の機器を買ったのが間違いだった。
もう素直にテレビ買います……。
| Mac | 13:50 | comments (0) | trackback (0) |
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