プログラマが主に少女漫画を語る

表紙＆巻頭カラーは「四畳半のいばら姫」。


マーガレット2023年6号

佐藤ざくり先生×吉田夢美先生、
ベテランと新進気鋭のタッグによる新連載。
楽しみです。

「センチメンタル キス」
はお休み。

これまでの感想は
⇒漫画・本 マーガレット

◎作品感想
◆四畳半のいばら姫
原作：佐藤ざくり×作画：吉田夢美
恋や青春を放棄した少女が、学校のアイドル男子3人組と知り合う話。

ヒロインが極貧、かつ親から半ば見捨てられているという、
サバイバルなスタート。
「親ガチャ失敗」という言葉に時代を感じる。

うっかり落としてしまった焼肉弁当を買い直す金もなく、
無事な部分だけ食う場面はなかなか壮絶。
あとバイト先の店長のセクハラに耐えてるシーンも。

ざくり先生のパンチの効いたセリフと、
吉田先生の緩急をつけた作画がかみ合ってます。
あとは今後の展開次第。

◆虹野原で恋はできない
緒川あお
鈴木は一見優しそうで、実はゲス野郎だった。
で、タイミングよく三日月が助けにきた。
今のところ、フツーの少女漫画の域を出ていません。

◆先輩、今日はサボりましょう
ゆず未来
読みきり

サボり女子がマジメ男子を誘い、
平日の1日ブラブラする話。

高校生が主役なのに、学校を一切描かない珍しい作品。
マジメな子とサボリ癖のある子の組み合わせが良いと思う。
くっつくところまで描かないのも良い。

山手線にひたすら乗ってるのも、ありそうな話。
落ち込んだ営業さんがずっと乗ってるとか、会社の先輩に聞いたかな。

◆「ふたりで恋をする理由」応募者全員プレゼント
カラーイラストブックが必ずもらえる
紙版コミックス12巻＜完＞との連動企画

◆嘘でも恋しちゃいます
星井うみ
読みきり

おバカ女子が特進科の男子に勉強を教えてもらう話。
導入自体はよくある話です。

ヒロインはおもちゃみたいなシャーペンしか持っておらず、
そういうところでキャラクターがわかって、良いと思います。

◆恋するモモ
もんちあき
読みきり

気になる男子と、物語開始前から結構親密という珍しい作品。
授業中の寝言のシーンが好きです。

◆ピンクとハバネロ
里中実華
夏祭り編。
黒瀬と2人で行きたかった麦だが、
陽向(ひなた)がお邪魔虫に。

あの場面で下駄をあげる麦、
けっこう大人だなと思う。
ヒロインはこうでないと。

◆どうせ泣くなら恋がいい
日下あき
「早坂だけはやめとけ」と忠告する新キャラの青年が登場。
今回はダブルヒーローなんでしょうか。
そして、穂高に女ともだちはできるんでしょうか。
できなさそう。

◆あにまる荘２０２
森月あめ
ヤギさんのドッペルゲンガー疑惑。
ヤギとヒツジの区別がつきません。

◆たいがー&どらごん
～幼馴染３人のおたわむれ日和～
ほしの瑞希
このみ、虎を追って1人イギリスへ。

わざわざ国外まで行って「伝えたいことがあるよ」ってぐらいだから告白と思えるけど、
ほしの先生のヒロインは行動が読めませんからね。

◆内緒のかわい子ちゃん
小坂奈津希
交際開始記念に、オリジナルストラップが作れるお店へ。
付き合っていきなりキスはいかんよ。

◆黒婚－ブラマリ－
藍川さき
最終回1話前。
予想通りフられる律。
しゃーない、切り替えて行こう。

◆メイちゃんの執事ＤＸ
宮城理子
冬休みが過ぎ、卒業式。
メイはどっちかに決められるのだろうか。

◆恋々こい
しちみ
初デート編。
待雪、JKに絵本のプレゼントはおかしい。
公園で過ごすのも、「ときメモ」じゃないんだからさあ。

◆お願いミスターアイドル
森倉チロル
最終回

一気に結婚届書くところまで行ってしまいました。
まあ、最後ですし。
実際には、アイドルが若くして結婚することはなさそうだが。

◆全力警察24時！
まあやん
お料理編。
パンツ一丁の先輩も、
料理の時だけはエプロンつけるらしいです。

◆神推し！ イケメンソウ
川又宙子
推しの引退騒動。
学校のクラス内の様子が描かれるのは、
この作品では珍しい。

◆月と太陽のラブゲーム
めもこ
数学テスト編。
2人足したら100点だ(だから何？)。


◎次号
表紙＆巻頭カラー
「たいがー＆どらごん」

最終回
「黒婚－ブラマリ－」

新連載
「チョロなと先パイ」
杏野まこ

読みきり＆カラー
「スワローシグナル」
柚木こむぎ

読みきり
「彼のいるコンビニのあるバイト」
沖瑠華

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