プログラマが主に少女漫画を語る

24週4日・600gで生まれた「優ちゃん」の父の日記

■11/4(金) 生後25日 修正28週1日

14時ごろから優ちゃんと面会

SpO2(酸素飽和度)、HF VTいずれも安定
ただステロイドありの数値なので、
止めた場合どうなるか

今日はガーゼを掛け布団のようにかけられており
見えるのは頭と左手だけ
ずっと眠っており、目立つ動きもなし
時々体を震わせる程度

妻は、看護師さんに見てもらいながら
目ヤニを取ったらしい

待合室で妻の面会を待つ間、
ヨソのお父さんが、産まれたばかりの息子さんと対面していた
男の子で、キンタマがゴルフボールぐらいでかかった

帰りに、郵便局で「児童医療費助成制度」の書類を
役所宛てに送る
後日証明書が届くので、
それを病院に提出すると、
優ちゃんの医療費が大幅に安くなるらしい

似たような書類をいくつか書いたが、
これで、出生後の手続きはほぼ完了した、はず

夜中、↓のような小児科医の先生のツイートを読んで、
しばし考えてしまう

少し思うところがあって呟く。
新生児死亡が世界でトップレベルに少ない事は本当に誇るべき事なのだろうか？助かった命は、その子が天寿を全うするまで親御さんたちが介護をしていかなければならない重症心身障害児である事が多い。
もう少し福祉が行き届いていれば、胸を張れるかも知れないが。。。

— 小児外科医のノブ (@Bazuritai_yo) November 4, 2022

決して、生まれてきた命に「生まれて来ない方が良かった」とは言わない。外来で見るだけのお気軽な立場からで申し訳ないけど、皆んな可愛くて、大好き。
全てのキャリアや人生設計をリセットして、その子に費やさないと成り立っていないように見えた親御さんの現状に疑問があるだけなんです。。。

— 小児外科医のノブ (@Bazuritai_yo) November 4, 2022

覚悟はしなければならないだろう
果たしてどこまで背負えるか……