早産児日記(18)
24週4日・600gで生まれた「優ちゃん」の父の日記

■10/27(木) 生後17日 修正27週0日

10時~15時の計5時間、大学病院で過ごすロングラン
しかも、そのうち4時間半は「待ち」

大学病院は高レベルの医療を提供している
素晴らしい施設ではあるけれども、
平気で何時間も待たせる点に関してだけはクソだなと思う

今日は、10時半から妻が血液検査~産科・婦人科の外来
私はその付き添いだったわけだけど、
まず、付き添いがいらなかったのでは、と思う

・妻が満足に歩けない
・荷物を運ばないといけない
・病気に関して家族も知っておかないといけない
ならわかるけど、どれも当てはまらない

移動は家から病院タクシーを使えばいいし

途中で倒れる可能性がなくはないけど

ただ、「ついてきて欲しい」と言ったので
夫としては従わざるを得ない
断って「あなたは私に寄り添っていない」とかブツブツ言われるのも嫌だし

血液検査は11時に終わったが、
産科・婦人科の外来からは中々呼び出されず
そのまま13時になったので、
私だけ優ちゃんの面会に移動

で、優ちゃんの面会でさらに待たされる羽目に

以下は医師からの説明

・鼻からMRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)が検出された
・黄色ブドウ球菌は常在菌(手のひら等どこにでもある菌)であり、すぐに悪さをするわけではない
・今後、面会時はエプロンが必要

で、最後に「いま処置しているので待ってください」

大学病院の悪いところは、
何時間待てばいいのかハッキリ言わないし
呼び出されることもあったりなかったり、といい加減なところ

今回も、1時間待って14時になったところで
私からNICUのインターフォンを鳴らすことにした
「入っていい」と看護師さんは言う

で、NICUに来てみると、
新生児科の先生たちと若い先生? 看護師? 数名が
何やら話している

その中の1人、若い男性が「ちょっと待ってください」という
また「待ち」である

数分して、今後は女性の看護師さんが「お入りください」と言う

さすがにたまりかねて
「人によって待てと言われたり、入っていいと言われたり
一体どうすればいいのか」
という主旨のことをキツめに言った

正直、女性だから怒りをぶつけた面はある
そこは反省している

半透明のエプロンをつけての面会
優ちゃんは、昨日につづいておくるみ状態
今日は帯をゆるく2本巻き付けて
なるべく動かないようにしていた

保育器の左右にパーティションが追加されていた
MRSAがらみなのか、そうでないのかは不明

SpO2が基準値の90を下回り、
80まで下がってずっと赤ランプがついてたので、
途中で看護師さんが酸素の供給量を上げたら落ち着いた

消毒すれば触ることもできるけど、
万が一のことを考え、やめておく

妻は平気で触っているが、
それが毎日の搾乳の頑張りにつながっているなら、いいと思う

ともかく、面会より待ち時間の長さに閉口した一日だった

あまりに疲れたので、夕飯はインドカレーの宅配にした
ふだんは私が作っているけど、
さすがに精神的に疲れた
| 雑記 | 21:54 | comments (x) | trackback (x) |


  
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