ある夫婦の不妊治療(25)
引き続き、妻が切迫早産で入院中

■10/4(火) 23週5日

妻、帝王切開の手術前検査を受ける

お昼、卓上加湿器や干し芋の差し入れ

昨日から食欲がなく、
朝は吐いたけど昼は食べられるものは食べた、らしい

9月の入院費は約12万円
9/12からの19日間でそれだけかかったわけだが、
大学病院でいつでも医師に診てもらえ、
助産師さんや看護師さんのサポートも受けられるわけで、
12万は安い、と思う

妻は帝王切開の同意書を病院からもらったが、
それに私がいつサインするかはわからない

■10/5(水) 23週6日
妻、夜間は吐き気が収まらず
点滴を受けても眠れず
早朝に少しだけ眠れたらしい

朝から赤ちゃんの胎動がなく
医師の診察を受ける
(主治医とは別の先生)

赤ちゃんは元気で、
口はパクパク動かしている、との事

右腹部が痛いのは、
羊水がなく赤ちゃんのお尻がじかに当たっているからなのかも

胎動がない原因は不明

なんだかはっきりしない事ばかりだが、
妊娠というのはそういうものなのだろう

午後から企業の開催する
プレママ・プレパパセミナーを受ける
大半は夫婦で来ているが、
私はプレパパのみの参加

赤ちゃんの人形を使って、
肌着を着せる、オムツ替え、沐浴をやってみる、というもの

実感が湧いてくる一方、
ウチの子は無事に生まれてくるかもわからず、
生まれたところで育つかもわからず、
そんな中で受けるセミナーにどれだけ意味があるのかと、
冷めたことを考えてもいた

(40週の赤ちゃんだって死産なり急死のケースはあるわけだが)

病院には行かない予定だったが、
無香料の冷えピタなどが欲しい、と妻からLINEがあり、
差し入れに

夕方になっても胎動なし
赤ちゃんの心音はあるらしい
ドクター2人体制で診てもらい、
ひとまず大丈夫と診断されたとの事

胎動なしの原因は不明で、
なにをもって大丈夫なのか全然わからないのだが、
こちらとしてはもう任せるしかない

その2人の先生も主治医とは別
(主治医には数日おきにしか会えない)

10/2(日)も当直の先生にあやふやな診断しかされず、
月曜になって主治医から深刻な話を聞かされて
妻は一気にメンタルが崩れている

今日も、親が医者だから医学部入っただけの
大してモチベもない経験不足のボンボン2人が適当に診たんじゃないのか、
どれだけアテになるやら、
と、思い込みでかなり失礼な事を考えていた

夜間、妻はトイレの後違和感を感じたが、
3回目の診察は、ひどくならない限りはできないものらしい

明日でいよいよ24週0日
何もなければいいが

私は何事も最悪のケースを予想する性格なので、
「胎動がない」と聞かされてから、
「これはもうダメかもな」と覚悟を決めることにした
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