マーガレットNo10(2018年5月5日号)感想
表紙はメランコリー。
巻頭カラーの花が、これまたセクシーなゴスロリ?です。

少女漫画の女性キャラは、時々少年漫画以上に色気がありますからね。
油断できません。


マーガレット 2018年 5/5 号 [雑誌]


これまでの感想は
漫画・本 マーガレット

◎作品感想
◆僕に花のメランコリー/小森みっこ
・昴は、小学生のころ、弓弦のせいでスイミングスクールで大怪我した
・弓弦パパが高額の示談金を支払った

さすが医者(たぶん)。
昴、飛び込み台から突き落とされでもしたんでしょうか。

プールというか、水泳は身を守るものがないんで、いまだに怖いです。

◆みにあまる彼氏/ほしの瑞希
ほしの先生の新連載。

相変わらずムダに力の入ったコマがあります。
これがほしの先生の持ち味です。

今回も恋に七転八倒するヒロインのようです。
王道でいいと思います! 恋愛は永遠の悩みですから。

1話でいきなり付き合うことになりましたが、
早くもキス。
ぐいぐいくる彼氏のようです。

『喪失』まで何話かかるか楽しみだ……(ゲス)。

◆椿町ロンリープラネット/やまもり三香
暁先生の昔話。
要するに、施設育ちで養子にもらわれるも、
ソコにコンプレックス抱えてました、という話。

設定自体はよくある。
漫画の主役はご複雑な家庭にするのは、
同情を誘う安い手ではありますね。
ふみ自身も、母親は忘れたけど、父親はマグロ漁船だし。

そこを表情や仕草、ハグシーンで魅せるのが先生のうまいところ。

ところで、気になるのは暁先生の一軒家。
養父の財産だとすれば、
養母がそのまま住んで、先生はマンションなりに住む、というのが自然。

舞台が地方なら、小説がヒットして一軒家持つぐらい稼げるのか……。
ソコはあまり考えるところじゃないか。

◆ふつうの恋子ちゃん/ななじ眺
剣くん、進路にお悩みの様子。
天使にも悩みはある。
これは次回以降の伏線。

今回の主役は愛子姉さん。
同級生のイケメン(既婚)に絡まれ、不慣れなので赤面。
眼鏡外しとは、このイケメンできるな。

その後、「嫁とうまくいってない」とコナかけられますが、
これは夢子さんの言う通り、
「オトすための嘘・大げさ」だと思います。

下品で申し訳ないけど、
お子さんできたんでスキンシップできないとかじゃない?

そんなことはさておき、
愛子さんの劇画タッチが傑作でした。

愛子さんにも幸せを、と思いつつ、
いつまでも恋愛をこじらせて、笑いを提供して欲しいとも思う。

◆矢神くんは、今日もイジワル。/藍川さき
仁科くんの回想。
一途で純情でいいやつです。
でも、ヒーローはどっか悪いところがないとダメなんですよ。
悲しいことに。

例外は「恋子ちゃん」の剣くんぐらいです。

◆春は短し恋せよ男子。/椎葉ナナ
椎葉先生の男子は、
適度にヘタレで感情移入しやすい。
現実は、そんなストレートに「付き合ってくれ」とは言えないものです。
……そのはずだ。

◆空色レモンと迷い猫/里中実華
渚の大和への即席のクリスマスプレゼントは、
「なんでも言うことを聞きます券」。
高校生らしいや。
でも成年漫画だとエロ展開のフラグだから気をつけようね(何にだ?)

2人が過去最高にいい感じになったところで、
涼くん、尾道に戻ってくる。
名前の通り、涼しげなイケメンに成長。

次号、大和の忍耐力?が試されます。

涼くんは
・渚と連絡取らなかった理由
・東京の家を引き払った理由
そのへんをクリアにしていただきたく。

◆アナグラアメリ/佐藤ざくり
もなかとのりこのクリスマスイブ

もなか、いきつけのカラオケでイケメンにつきまとわれる。
いきなりの春に戸惑ってます。そりゃそうだ。

のりちゃんは、
いつも通り広樹の部屋でラブラブ……と単純ではない。

いつ戻ってくるかわからない広樹にじれ、
しまいにはゴムの個数を数えて
自分以外の女としてないか確認する始末。


怖い! 怖いけど愛情の裏返しではある。

考えたくはないけど、
別の女が自前でゴムもって使ったかもしれないし、
余分にまるまるひと箱ゴム使ったかもしれないしな……。
いや怖い怖い。

カワイイ絵柄でなんて生々しいけど、
これもまた恋する男女のリアルです。

◆いけないこと、しよ?/碧井ハル
ヒロインが痴漢に襲われそうなところを助ける。
エロいだけじゃなくてヒーローらしいところを見せてくれました。

ラストのページにいたのはヒロインの母親かな。

◆つまさきだちのアリス/吉田夢美
引き続きイケメンお兄さんがいい味出してる。
丈夫な買い物袋、もってけば良かったのにね。

◆アナログドロップ/あいだ夏波
最終回。お疲れ様でした!

時計男の正体を明らかにし、
伏線を回収して、きれいに締めくくりました。
もちろんハッピーエンドで。

80年代のネタが色々あって面白かったのですが、
単行本2巻ぶんで終了。
やっぱりメインの中高生にはピンと来なかったのか。
それとも、もともと短期集中だったのかも。

あいだ先生、5月末のココハナに読み切りが載るそうです。
7月号かな?

◆乙女の放課後/安理由香
ニワトリを抱くイケメンもそうそういませんね。

◆メイちゃんの執事DX/宮城理子
さすがの理人さんも、ナイフでヘリは撃ち落とせない。

◆神様のえこひいき/小村あゆみ
神様の人間時代の話。
この人もBLでした。

生前は好きな人と結ばれず、
子孫代々「同性を愛する」業を背負うことに
(ちゃっかり子どもは作ったのね)。
途中でたたるようになったので、
神様として祀られるようになった。以上。

そして、血筋は現代のケンタに至る。

スケールのでかい話を二十数ページにまとめるのがすごい。

◆瞬間グラデーション/ひろちひろ
前号から出てきた「元カノ」というのは、
その子のハッタリで、告白してフられただけ、らしい。

むろん、事情を知らない姿乃芙は平常心ではいられない。
そこがオイシイ。

姿乃芙が首元をさらすシーンがまたまたエロい。
ひろ先生は、健康的なエロスがうまいと思う。

御徒町くん、誰とも付き合ってないのに
女の子に対する自然体はどうやって身に着けたんですか。
教えてください。
袴田が歯ぎしりしたくなるのは大いにわかる。

◆神宮寺の密約(みそかごと)/須田かのん
次回はママンと対決ですね。たぶん。

◆きみはこわれた王子くん/雪森さくら
夏樹、一人でそっと「10年間好きだった」って泣く場面があるんだけど、
コレがよくわからないんですよ。
いや、君、色んな女の子と付き合ってましたやん。
やることやって、ヨロシクやってたんでしょ?
それを今更純情ぶられても。

「てをつなごうよ」の千花もそうですが、
適度に遊んでるくせにヒロインに一途というのが、
私の中でどうしても両立しません。

まあ、要するにモテてるのが気に入らないだけなんですけどね!

◆セイフクの女王様/花松あやか
双葉くんは茜さんに脱がされたことがあるらしいです。
てことは、その先までしたのはほぼ間違いない。
うらやましいというか、なんというか。

◆円谷さん家/あだち
犯罪集団のお兄さん。

◆うしろにS子さん/森ゆきえ
I藤の謎すぎる行動力に笑う。

◆マーガレット恋愛部/あだち
ボルダリング合コン。
格好を気にしなくていいのはいいかも。
でも、できるヤツはそこでシャレオツなトレーニングウェアを選ぶのかもしれん。


◎その他
・ショートケーキケーキ
・愛が死ぬのは君のせい
・バツイチJK
・彼氏サマにはあらがえない
はお休み。

次号No11は5/2(水)発売。社会人にはすぐだな。
| 漫画・本::マーガレット | 23:17 | comments (0) | trackback (0) |
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