河原和音「青空エール」実写映画化で思うこと
「青空エール」の実写映画化が決まったそうです。
公開予定は2016年8月。

河原和音「青空エール」実写映画化!吹奏楽部の少女と野球男子の青春もの - コミックナタリー

こいつぁ、一足早いクリスマスプレゼントだネ!
……とは、思わなかった。
むしろ、全然ワクワクしなかった。

以下、ただの繰り言です。
マイナス思考で中身も何もないので、お暇な方だけどうぞ。

原作漫画の感想は下記。
漫画・本 河原和音「青空エール」

◎映画化にワクワクしない理由
「青空エール」は単行本全19巻のながーいお話でして、
それを映画2時間に収めるとなると、ばっさばさにカットして、ぎっちぎちに圧縮しないといけない。

多分、それはもう別モノだと思う。
面白いかつまらないかは別にして、違うモノだと思う。
そして、たぶん俺はそういうのを受け入れられない。

我ながら、すごい後ろ向きだと思う。
でもですね、「青空エール」は美しく完結したお話なんです。
何かを付け足す必要はないんですよ。自分の中では。

スタッフさんや役者さんは、それはもう心血を注いで映画を作られると思う。
でも、出来上がるのは、漫画とは違う「何か」だと思う。

決めつけて申し訳ない。
俺は、あの漫画の主人公たちみたいにポジティブじゃないんです。
色々悪い予想をしてしまうんです。


◎映画化で予想してしまうこと
・吹奏楽、野球のディテールが適当
・吹奏楽描写が「野球部の応援」に特化し、吹奏楽コンクールの扱いが軽くなる
・山田役の俳優さんが、線の細いイケメン
・野球部員が坊主じゃない
・準主役キャラがモブ化、あるいはカット
 栗井、谷、真木先生(副顧問)、香織先輩、森先輩、瀬名、葛西、etc……多能さんは言わずもがな
・ストーリーは、中盤2年生のあたりが省略

こういう事を予想してしまう。
ほんと、ネガティブで申し訳ない。

もし映画が、1年生編前半・1年生編後半・2年生編・3年生編、の4部作構成というなら俄然興味出るけどね。
そんなわけないよなぁ……「ロード・オブ・ザ・リング」「ホビット」「るろ剣」レベルの大作じゃあるまいし。

それにしても、主役が3年間少しずつ成長していく漫画の、どの辺をクローズアップするんでしょうね……。
あの漫画、カット難しいですよ。
1年1年の節目のイベントに、それぞれ意味があるんだから。
3年間同じ事やってるようでいて、全く違うんだから。


◎何にしても
これからスタッフやキャストの情報が出てくるんでしょうが、
自分はあえてチェックしないと思います。

楽しみにはならない……楽しみといえば、河原先生の新連載「素敵な彼氏」の方が気になる。
1月発売の別マ2月号からです。

メディアミックス自体はいいことですよ。
いい作品が世に広まるってことだから。

ただ俺はもう、「青空エール」は充分楽しませてもらったので。
これ以上、望むことはないんです。

素晴らしい演奏にアンコールは必要ない……むしろ蛇足のこともある……。

終わりです。ぐだぐだとスミマセン。
「何様だよ」と不快に思われた方、申し訳ないです。
| 漫画・本::河原和音「青空エール」 | 12:00 | comments (0) | trackback (0) |
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