1943年、戦時体制の強まる中で行われた最後の早慶戦を取り上げたノンフィクション。1980年、恒文社より刊行された「学徒出陣 最後の早慶戦」の新装版。2008年8月に公開された映画「ラストゲーム 最後の早慶戦」の原作となった作品。
早大主将の笠原、慶大控え捕手の松尾の二人を中心に、当時の選手たちの回想をまとめている。そのため同じ内容が繰り返し出てくることも多く、通しで読むには向いていない。当時の六大学野球や、学徒出陣について知りたい人にはいい資料になるのではないでしょうか。
監督と大学野球 若者が育つということ(安倍昌彦/日刊スポーツ出版社)
斎藤佑樹と歩んだ1406日(応武篤良/ベースボール・マガジン社)
神宮の奇跡(門田隆将/講談社)
東京六大学野球史(荒井太郎/ソニー・マガジンズ)
最後の早慶戦 学徒出陣 還らざる球友に捧げる(笠原和夫・松尾俊治/ベースボール・マガジン社)
新たなる聖地 甲子園から神宮へ(企画・矢崎良一/竹書房)