NHK土曜時代ドラマ アシガール(9)「せつないラストチャンス!」感想
最後のタイムスリップ。
残された機会は1往復のみ。盛り上がってまいりました。

◎箇条書きあらすじ
・唯、戦国に戻れないのでへこむ
・尊、学校に行く
・若君、戦死の定めを乗り越え永禄3年を迎える
・若君が無事=阿湖姫との婚儀が進行=ダメ絶対
・金(のけむり)玉
・おふくろ様、小平太パパと再婚
・キーワードはれんこん
・若君のハグ⇒テーマソング
・如古坊&高山の人&成之母、甘い汁を吸いたい同盟
・なぜか調子の狂った感じの成之
・「アンジェリーナにござります」
・阿湖姫お忍び危機一髪

公式サイト
アシガール | NHK 土曜時代ドラマ

◎感想
若君のメール(手紙)を訳す近所のじいさんの出番はカット。
仕方ないね。

イケメンにも美少女にも似合う、肉食系Tシャツ。
まぼ兵くん、金(のけむり)玉と一緒に販売しましょう……私は買いませんが。

尊(下田翔大)、不登校克服。結構あっさり。
放送前、「ひきこもりなんていらん設定付け加えて大丈夫か」と思ってましたが、
フタ開けてみるとそこまで影響なかったですね。

下田さんは派手さはないけど、いい演技してます。
眼がキョロキョロして、落ち着きがないというか、怪しい。
尊は研究しか頭にない性格であり、人前でのふるまいは洗練されてないわけで、
よくキャラクターをつかんでいると言える。

写真を見ると美形ですが、
こうしてダサめの演技ができるのは、中々です。

タブレットも使える木村先生(正名僕蔵)、有能。
貴重な発掘資料(若君が戦国時代に持ってった唯の写真のこと)も見せてくれるなんて、
相当いい人だと思う。

唯(黒島結菜)、最後のタイムスリップのために両親説得。
尺は短いけど、家族のつながりが感じられて、大変いいですね。

一方で、「婚儀をブチ壊す」と息巻く唯を諭すおふくろ様(ともさかりえ)。
実に仰せごもっともで、いい場面。
唯の無鉄砲さは痛快ではありますが、
それはそれとして大人の意見もキッチリ見せるのが、いい創作だと思う。

ハグの後、しばらく何も言わない時間を作るあたり、演出はよくわかってる。
元が少女漫画なんで。

若君(健太郎)、唯が戻ってきて嬉しいのと苦しいのがない交ぜになった
絶妙な表情をしていますね。
今更申すまでもなく健太郎さんはいいです。

こういうしっとりした場面の後に
阿湖姫(川栄李奈)のアンジェリーナという笑いどころを入れてくるのが、
「アシガール」の面白いところ。

成之(松下優也)は如古坊(本田大輔)を斬った、と思わせてますが、
これは引っ掛けっぽいですね。
あんな短刀、よほどうまく使わないと殺せなさそうだし。

ちなみに高山の人は「坂口寿久」というちゃんとした役名があります。
演じているのは山本龍二さん。今年の大河ドラマにも出てる、らしい。

次回は村田雄浩さんが出てきます。
大河「独眼竜政宗」「坂の上の雲」ほか、出演作多数の俳優さん。
やはりNHKはいいですね。役者が豪華で。


◎これまでの感想
NHK土曜時代ドラマ アシガール(8)「満月よ!もう少しだけ」感想
NHK土曜時代ドラマ アシガール(5)「走れ!初デート」感想
NHK土曜時代ドラマ アシガール(4)「ドキドキの夜」感想
NHK土曜時代ドラマ アシガール(3)「若君といざ出陣!」感想
NHK土曜時代ドラマ アシガール(2)「若君めざして一直線!」感想
NHK土曜時代ドラマ アシガール(1)「見参!戦国女子高生」感想
| ドラマ | 23:57 | comments (0) | trackback (0) |
コメント
コメントする
コメント受付を停止します。海外からスパム投稿が多いため。
この記事のトラックバックURL
http://kodawari.sakura.ne.jp/blogn/tb.php/1998
トラックバック


  
CALENDAR
S M T W T F S
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31       
<<   03 - 2024   >>
LOGIN
現在のモード: ゲストモード
USER ID:
PASS:
CATEGORIES
ARCHIVES
COMMENTS
TRACBACK
PROFILE
OTHERS
POWERED BY
POWERED BY
ぶろぐん