遊学館vs近大付(選抜高校野球大会2回戦)
月曜日, 3月 24th, 2003
☆甲子園 2003年3月24日
遊 110111=5
近 000005=5
=6回無死降雨ノーゲーム=
▽三塁打 堀田(6回)山岸(6回)
▽二塁打 中山(4回)林部(6回)
◇遊学館
(中)門前
(二)山端
(三)中山
(一)行田
(遊)藤原
(左)高根
(捕)堀田
(投)小嶋
(右)浜村
◇近大付
(中)永松
(遊)徳山
(右)中原
(一)山岸
(捕)林部
(三)高岡
(左)高添
(投)中村
打 田中
投 松木
(二)三野
昨夏、1・2年生だけのチームで全国8強入りした遊学館。
その原動力となった左腕エース・小嶋や一番・門前らの活躍で昨秋の北信越大会も優勝し、今春のセンバツに堂々と乗り込んできました。
小雨の降りしきる中、カクテル光線の下で試合開始。
近大付の右横手投げのエース・中村に対し、左打者を7人揃えた遊学館打線は容赦がありません。
初回に3安打で1点を奪うと、その後も四死球や長打で加点。
しかし、中村もねばり強い投球で各イニング1点ずつしか許しません。
一方、注目のエース・小嶋は危なげない投球を展開。
グラウンドコンディションが悪い中、5回までに8奪三振。
特に5回は三者三振と、ツーシームなど緩急を巧みに使いこなします。
遊学館は6回までに5点差をつけ、流れを完全に引き寄せたかに思われた。
ところが6回裏、永松が三ゴロ失策で出塁したのをきっかけに小嶋が崩れ出します。
ぬかるみに足をすべらせて制球が乱れ、なんと後続に4連打。
途中に2回のタイムを取ったが動揺を静められず、野選や暴投で一挙に5失点。
なおもノーアウトでしたが、降雨が激しくなり試合は中断。
その19分後、林球審が6回裏無死で降雨ノーゲームを宣告。
押せ押せムードの近大付にとっては惜しいゲームになりました。
※追記
3日後の27日、遊学館は16-8と近大付に大勝しました。